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アートフラワーとは?おしゃれな作り方や材料は?

花が一輪あるだけで、部屋やその場の雰囲気が明るくなります。ただ、気づいたときには枯れていた…なんてことも、切り花にはよくあることです。布でできたアートフラワーなら、手間をかけずにいつまでもきれいな姿を見せてくれますよ。今回は、そんなアートフラワーとは何なのか、手作りに必要な材料や作り方をご紹介します。

アートフラワーとは?

アートフラワー ファブリックフラワー アーティフィシャルフラワー5

アートフラワーとは、絹や布などで作られた植物のことです。1つ1つの花や葉っぱなど、丁寧に作りあげていきます。別名、「アーティフィシャルフラワー」「シルクフラワー」とも呼ばれます。厳密には、シルクやビロードを使って、手間ひまかけて作られたものを指しますが、近年は手作りの造花全般を意味するようになりました。そのため、百均の素材や高級な布を使って作られているので、本物そっくりなものから、造花だとわかりやすいものまで様々です。

アートフラワーの作り方は?

アートフラワー
  1. 型紙を使って、布を花や葉っぱの形に切り抜いていく
  2. 絵の具や染料で花色を作る
  3. 新聞紙を敷いて、花の外側になる布を何枚か重ね合せ、まとめて着色する
  4. 色付けした花びらを1枚ずつ新聞紙の上に乗せて乾かしていく
  5. 内側の花びらを、縁を残して中心から外側に向かって筆で色付けしていく
  6. 葉っぱの部分を花びらと同じ要領で色付けしていく
  7. 染料が乾いたら、玉コテや型を押し付けて花を整形する
  8. フリル型にしたいなら縁が軽く波打つように、葉っぱは自然な動きや葉脈を作る
  9. ワイヤーに葉っぱを何枚も通していく
  10. フラワーテープをワイヤーに巻いていく
  11. 花びらを外側から内側の順にワイヤーへ通し、花を作る
  12. 花の付いたワイヤーを必要な長さに切り落とす
  13. 残ったワイヤーを使って12~14の工程を繰り返して花を作っていく
  14. 数本の花をピンやフラワーテープでまとめて完成

アートフラワーを作るときに使う材料

切り花 ハサミ

1. 布地

サテンなど光沢のあるものから、ラメ入り、オーガンジーなど透明感のあるものまで、好みの素材を染めて使います。すでに花びらの形に切られた「抜弁(抜き弁)」もネット通販で購入できますよ。

2. 型紙

抜弁を使わないときに、花の形を切り出すために使います。書籍やインターネット上でダウンロードできます。

3. ワイヤー

茎や枝の骨組に使います。号数によって太さが違うので、20~30番の中から3種類ほど用意しておくと安心です。

4. 紙テープ(フローラルテープ)

ワイヤーに巻きつけて茎の部分を作ります。濃い緑色のものが使いやすいです。

5. ハサミ

生地を切る布用ハサミと、ワイヤーを切るハサミの2本を用意しておきます。

6. ハンダゴテ

生地を立体的に加工するために使います。さまざまな種類のコテ先を使い分けることで、花の姿をよりリアルに再現できます。おわん型の「玉一寸」「筋」「菊1~3筋」「弁」「ヘリ返し」の5種準備しておけば完璧です。

7. ボンド

アートフラワー専用のボンドもありますが、市販の木工用ボンドを使ってもかまいません。グルーガンで代用も可能です。

9. 両面テープ

組み立ての接着に使います。

10. 造花用染料と筆

生地を色付けするときに使います。色によって筆を使い分けるので、はじめは5本ほど用意しておくと便利です。

本物そっくりなアートフラワーを手作りしてみよう

アートフラワー ファブリックフラワー アーティフィシャルフラワー8

アートフラワーは、特別な手入れをする必要がなく、いつまでもきれいに飾って楽しむことができるインテリアアイテムです。また、枯れる心配や花粉、菌などの衛生面に優れていることもうれしいポイント。さまざまなシーンにも使えるアートフラワーを自分の手で作ると、より一層愛着がわくほか、趣味や特技として楽しむことができるでしょう。ぜひ一度チャレンジしてみてください。

更新日: 2016年04月01日

初回公開日: 2016年04月01日

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