お部屋に置く観葉植物によって、部屋の中がグッと華やかになったり、落ち着いたりするから不思議ですよね。窓辺や玄関に緑があると、空気もきれいになったように感じて、気持ちが晴れやかになります。
今回は、憧れのカフェのように観葉植物をインテリアに取り入れるコツと、おしゃれな観葉植物を15種ご紹介します。
おしゃれな観葉植物をインテリアに使うコツ
お部屋の余ったスペースを活用する
キッチンのカウンターや出窓、テーブルのすみなどお部屋のちょっとしたスペースに小型の観葉植物が飾られてみてください。
緑が加わることで、あたたかくさわやかな光景が演出されます。違う種類の観葉植物を何個か並べるのがおすすめです。
インテリアのテイストと合った植木鉢を選ぶ
和風、北欧風、南国風とそれぞれのおうちによって家具のテイストは様々です。そのテイストに合った観葉植物を選ぶとなるとハードルは上がりますが、植木鉢のテイストを合わせるだけで統一感が出せますよ。
壁にかけて楽しむ
床に観葉植物を置くのはちょっと…という方におすすめなのが、ハンギングや壁にかけて楽しむ方法です。
絵を飾るような感覚で、フレームや植木鉢に植えられた観葉植物を壁にかけてみてください。高低差を出したり、植木鉢にこだわったりすることで、おしゃれの幅も広がりますよ。
インテリアとして飾りたいおしゃれで小さい観葉植物6選
1. シュガーバイン
シュガーバインは手の平のように広がった小さな葉っぱがかわいらしいツル性の観葉植物です。伸びたツルをリース状にして飾ることもできます。
ツルを水に挿しておくだけでも根を生やすほど丈夫で、一輪挿しにしてキッチンやお風呂場に飾るのもおしゃれ。直射日光に弱く半日陰を好むので、カーテン越しのリビングやキッチンカウンターに置くのがおすすめです。
2. ワイヤープランツ
ワイヤープランツは、名前の通りワイヤーのように細い茎に丸い小さな葉っぱをいくつも生やす観葉植物です。
100均でも購入できる手軽さも人気の理由。小さな株を買って、白やバスケットなどお部屋の雰囲気に合った鉢に植えると、テーブルや出窓などちょっとしたスペースのアクセントになってくれます。
日の光を好み、乾燥に弱いので、朝方にしっかりと水やりをして育ててくださいね。
3. ユーカリ
ユーカリは、コアラが食べることで知られるオーストラリア原産の観葉植物です。葉っぱからすっきりとしたさわやかな香りを放つハーブとしても知られています。
たくさんの品種がある中でも、シルバーがかった緑色の葉っぱを持つものがおしゃれと人気です。大きく育った木の枝は、フラワーアレンジメントや花束に活用できます。
4. アグラオネマ
アグラオネマは映画「レオン」で主人公のジャン・レノが愛し、マチルダが最後まで抱えていた観葉植物として有名です。
葉っぱに入る模様がエキゾチックで、ボリューム感があるので、お部屋に1つ置くだけで存在感がありますよ。
あえてシンプルな素焼き鉢に植えるのがおしゃれです。直射日光を嫌い、蛍光灯の下でも育ってくれるので、他の観葉植物を置きづらい玄関や寝室に飾ってみてください。
5. ガジュマル
ぷっくりとふくらんだ幹がユニークなガジュマル。2つとして同じ姿をした木がないことから、オリジナリティーが感じられる観葉植物を探している方におすすめです。
盆栽鉢や小鉢風の鉢に植えて、あえて和風に仕上げてみてください。ウッド調のインテリアによく合いますよ。株元に苔を敷くとさらに自然な風合いがフラスされてステキです。
6. アイビー(ヘデラ)
飾るだけでおしゃれに見える観葉植物といえば、アイビー。カエデのような葉っぱが長く伸びるツルにいくつも生えています。
バスケットを使ってハンギング仕立てにして楽しんだり、ブリキの鉢に植えてアンティーク調に仕立てたり、水に茎を挿してトイレに飾ったりと自分好みのアレンジを楽しめます。
耐陰性が高いので、お部屋の中を明るくしたいときに使うといいですよ。
インテリアとして飾りたいおしゃれで背の高い観葉植物9選
1. サンスベリア
上にシュッと伸びた葉がすっきりとした雰囲気のサンスベリア。葉っぱの独特の模様から、「虎の尾」とも呼ばれ、玄関先に置くと魔除け・厄除け効果があるといわれています。
また、「建築材に含まれるホルムアルデヒドやアンモニアを無害にする」「葉から水分を蒸散して湿度調整をする」「マイナスイオンを発生させる」といった空気清浄効果もあります。
空気清浄効果を活かして、リビングのソファ横などくつろぐスペースに置いけば、癒しの空間をつくるのにも役立ちます。白やガラスなど装飾のない植木鉢に植えると葉色が引き立ちますよ。
2. ストレリチア・オーガスタ
ストレリチア・オーガスタは、インパクトのある大きな葉っぱが、南国ムード満点の観葉植物です。濃い緑の葉っぱが映えるナチュラルテイストの家具との相性がよいですよ。
乾燥に強く直射日光を好むので、リビングの日当たりのいい窓辺に置いてあげましょう。生長速度が速いので上にも横にも大きくなります。
大きくなったときは大型の観葉植物として壁際や玄関のアクセントに活用してみてください。
3. モンステラ
モンステラは、深い切れ込みの入った葉っぱが特徴の観葉植物です。小型から大型まで様々なサイズがあり、独特な見た目とは裏腹にどんな部屋にも合う不思議な魅力を持っています。
丈夫で生命力があり、耐陰性もあるので置き場所を選ばないのもうれしいポイントですね。あえて和風の植木鉢に植えるのもおしゃれですね、
4. パキラ
パキラは大型の観葉植物として人気があります。複数の幹が編み込まれているものが多いのもおしゃれに感じるポイントです。
また、財をもたらす発財樹として用いられ、風水上でも運気上昇の効果があるとされているんですよ。明るい陽射しが少しあたると、緑が映えて、インテリアを一層おしゃれに見えるので、窓辺に飾るのがおすすめです。
5. ドラセナ・マッサンゲアナ(幸福の木)
ドラセナ・マッサンゲアナは「幸福の木」の愛称で親しまれている、ポピュラーな観葉植物です。葉に黄色の筋が入っているのでトゲトゲした葉っぱなのに圧迫感がなく、自宅用からプレゼントまで幅広く利用されます。
半日陰でもよく育つので、玄関や窓辺に置くのも向いています。木で編まれたバスケットの鉢カバーを使うだけで、さらにやわらかな印象になりますよ。
6. フィカス・ウンベラータ
フィカス・ウンベラータは高さ5m以上に育てることもできる大型の観葉植物で、大きなハート型の葉っぱは存在感があります。
細い幹と大きな葉っぱのバランスがよく、カフェや美容室、インテリアショップなどにも取り入れられていますよ。
高さのある細長い植木鉢に植えて、葉っぱの広がる姿を楽しむのがおしゃれに見せるコツです。
7. エバーフレッシュ
エバーフレッシュの特徴は、なんといっても羽のような葉っぱ。日に光を浴びると開き、夜になると閉じる姿を見ていると、植物が生きているんだと実感します。
また、葉っぱが風に揺れる姿は、お部屋を涼しい雰囲気で満たしてくれます。フランスゴムの木と同じで幹が細いので、高さのある白い植木鉢で楽しみましょう。
8. オリーブの木
オリーブの木は、1年中シルバーグリーンの葉っぱを茂らせる地中海沿岸が原産の観葉植物です。同じく地中海沿岸でつくられるテラコッタ鉢に植えるのがおしゃれに見せる鉄板スタイル。
おつまみになる実を収穫したいときは、種類が違う木を2本以上育ててくださいね。
9. フランスゴムの木
葉っぱがしなやかな曲線を描くフランスゴムの木は、深い緑が落ち着いた印象を与えてくれる大型の観葉植物です。寒さや乾燥に強く、日陰でも元気に育つ強い生命力から、初心者でも育てやすい品種ですよ。
また、病気や害虫の心配もありません。葉をよく出し、ほどよく枝を生やすので、個性的な樹形がつくりやすいのも特徴です。白や黒など、モダンな植木鉢に植えてみてください。
おしゃれな観葉植物をインテリアに取り入れる注意点は?
観葉植物をインテリアの1つとして飾るときに、注意したいことがあります。それは「生物」であるため、見た目が変化するインテリアであること。
枯れたり、葉っぱが落ちたり、生長して延びたりするたびお手入れをして、景観を崩さないよう注意してくださいね。
おしゃれな観葉植物をインテリアに!
今回ご紹介した観葉植物のうち、名前を聞いたことや見たことがあるものが1つはあったのではないでしょうか?
観葉植物を部屋に置くと、おしゃれな雰囲気が演出されるだけでなく、癒しの空間も創りだしてくれます。大中小様々なサイズの観葉植物をうまくインテリアに取り入れて、緑あふれる空間をつくっていけるとステキですね。
更新日: 2021年09月27日
初回公開日: 2015年05月08日