テーブルヤシは、スラリとした涼しげな葉が人気の観葉植物です。今回は、そんなテーブルヤシの花言葉や風水の意味、種類ついてご紹介します。
テーブルヤシの花言葉
『あなたを見守る』
育てる人に寄り添うように、テーブルの上で元気に育つことから、「あなたを見守る」という花言葉がつけられたとされています。
テーブルヤシの風水の意味は?
テーブルヤシは、室内のどんな場所でも元気に育つことから置く場所を選びません。風水学的には、細い葉っぱは鋭い気を発し、やる気を高める作用があるとされています。
また、上向きに伸びた葉は「陽の気」を発するとされ、気持ちを活発にしてくれます。幸運が舞い込む玄関や、悪い気がたまりやすいトイレに置くのがおすすめです。
テーブルヤシの学名・原産国・英語名
- 学名
- Chamaedorea elegans
- 科・属名
- ヤシ科・カマエドレア属(テーブルヤシ属)
- 英名
- parlor palm
- 原産地
- メキシコから中南米
- 開花期
- 2~4月
- 花の色
- 黄色
- 別名
- パーラーヤシ
チャメドレア
エレガンス
テーブルヤシとはどんな観葉植物?花は咲く?
テーブルヤシは、細長い葉をいくつもつける、ヤシの木の仲間です。大きく育つと樹高は2~3mになりますが、生長が遅いことから、種から育てた高さ30~40cmの小さな鉢植えが観葉植物として流通しています。標高の高い場所に自生していることから、寒さに強く、日当たりの悪い場所でも元気に育つ強さをもっています。
笹のような形の細長い葉っぱを出しながら上に伸び、枝を横に生やしません。また、草丈が50~60cmほどに生長すると、春に粒上の黄色い花を稲穂のようにつけます。雄株と雌株があり、それぞれを近くに植えていないと種はつきません。
テーブルヤシの名前の由来は?
名前の由来
テーブルの上で育てられるサイズなことから、「テーブルヤシ」と名付けられました。また、学名のチャメドレアも「小さなプレゼント」という意味で、こちらも株の大きさに由来しています。
テーブルヤシの種類や品種は?
テーブルヤシは、世界に100種ほどが自生しています。その中のいくつかの種類が観葉植物として親しまれています。
エレガンス(テーブルヤシ)
エレガンスは、高さが2mほどに生長する品種です。市場に出回っているテーブルヤシの中では最も多い品種として知られています。
カマエドレア・テネラ(ヒメテーブルヤシ)
カマエドレア・テネラは、樹高が1mほどに収まる小型品種です。葉が双葉状で、葉の先端に切れ込みが少し入っているのが特徴です。灰緑色でつやのある葉っぱがかわいらしく、エレガンスに次いで人気があります。
メキシコケンチャ
メキシコケンチャは、耐陰性、耐寒性が高い小型の品種です。1.5mほどまで生長し、日影でも、0度を下回らないのであれば問題なく育てられます。
エルンペンス(キレバテーブルヤシ)
エルンペンスは、草丈が3mほどになる大型種です。小さな葉っぱを交互にいくつもつける特徴があります。
テーブルヤシは花を咲かせる育てやすい観葉植物
テーブルヤシは、水やりにさえ注意していれば、病気の心配のない、育てやすい観葉植物です。また、置く場所を選ばないことから、プレゼントしても喜ばれますよ。「あなたを見守る」という花言葉を持つので、お部屋や職場に置けば安心感を与えてくれそうですね。
更新日: 2021年08月25日
初回公開日: 2015年10月03日