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クラッチブーケやラウンドブーケとは?作り方やそれぞれの違いは?

甘さ控えめのナチュラルなかわいらしさから、近年のブライダルシーンで人気花嫁さんの間で人気急急上昇中のクラッチブーケ。一生の思い出に残る結婚式だからこそ、本当に気に入ったウェディングアイテムを身につけたいもの。そこで今回は、ラウンドブーケとの違いや選ぶポイントなど、クラッチブーケとはどんなものなのかをご紹介します。

クラッチブーケとは?

クラッチブーケ

クラッチブーケとは、花材の茎を長めに切り揃え、リボンや紐でざっくりとまとめたブーケのことです。クラッチ(clutch)とは「ぐいっと掴む」「しっかり握る」という意味があり、束ねた茎をぎゅっと掴んで持つスタイルにちなみます。作りがシンプルな分、ドレスはもちろん和装にも合わせやすく、挙式のスタイルを問わず幅広いシチュエーションに対応することができます。

持ち手を包装紙でラッピングしないので、花そのものの自然な動きは見せどころの1つ。花材は、茎がしっかりしていてラインの美しいカラーや百合、ヒマワリ、チューリップなど大きめの花が主流です。保水処理されていないことが多いため、生花を使用する際は時間が経ってもしおれにくい花材を選ぶ必要があります。また、クラッチタイプは茎の切り口がむき出しなので、茎から出てくる汁で大切な衣装を汚さないよう気をつけてくださいね。

クラッチブーケに向いている花

チューリップ、バラ、ラナンキュラス、ダリア、ヒマワリ、カラー、百合、ピンポンマム、胡蝶蘭、アマリリス、ガーベラ、芍薬、カスミソウなど

クラッチブーケとラウンドブーケとの違いは?

ラウンドブーケ ブーケ

1. カジュアルな雰囲気

クラッチブーケは、ブーケホルダーやオアシスなどの吸水性スポンジを使わず、茎のグリーンが見えるように作られています。この無造作な雰囲気を表現するアレンジ方法は、ブーケというより花束といった方が近いかもしれませんね。摘みたての野の花をその場で束ねたような、カジュアルなスタイルが魅力です。

2. 重量が比較的軽い

ブーケは実際に持ってみると思っているよりも重く、長時間手にしていると腕が疲れてしまいがちです。クラッチブーケは土台に水を含まないので、ラウンドブーケより軽く、バージンロードを歩くときやロケーション撮影での疲労を軽減できます。なるべく体に負担をかけずに挙式をしたい、マタニティウェディングの新婦さんにもおすすめですよ。

3. 費用が安い

クラッチブーケは素材の持ち味を生かすアレンジなので、必要最小限のラッピングしか施されていません。制作に手間とコストがかからないため、一般的なラウンドブーケよりも5,000〜10,000円ほど安く作れます。新生活のために少しでも節約しておきたい二人にとって、トレンド感がありながら手頃な価格のブーケはうれしいですね。

4. ブーケトスに使いやすい

ラウンドブーケはワイヤーを駆使して複雑にアレンジされたものが多く、投げたり掴んだりするような衝撃に弱い構造になっています。その点、単純に茎を束ねただけのクラッチブーケなら、空中で分解するなどのアクシデントが起こりにくく、招待客にワイヤーが当たって怪我をさせる心配も少ないです。

クラッチブーケとラウンドブーケ、結婚式に選ぶならどっち?

ひまわり ブーケ 結婚式

クラッチブーケやラウンドブーケにはそれぞれのよさがあります。会場や衣装の雰囲気を含め、好みに合わせて選ぶことが大切です。さらに、ブーケに使いたい花材ができますよ。

クラッチブーケは、ボリュームのあるドレスよりもスレンダーラインのドレスに合わせると、ぐっと大人っぽくスタイリッシュな雰囲気を演出できます。野外ウェディングや自然光が降り注ぐような開放的なチャペル、レストランやハウスウェディングによく似合いますよ。

一方のラウンドブーケは、正面から見て丸い形になるようにまとめられたもので、何にでも合わせやすいオールマイティーなブーケです。どちらかというとフェミニンでかわいいイメージなので、スタンダードなチャペルウェディングやフォーマルなホテル挙式にもなじむ安心感があります。

クラッチブーケの作り方は?

クラッチブーケ 作り方

花を束ねるだけのクラッチブーケは、作り方もとっても簡単。不器用な人でもすぐに自分好みの花材でオリジナリティあふれるウェディングブーケを作ることができますよ。

材料

  • 自分好みの花材:大輪のバラで20本ほど
  • 緑色のフローラルテープ
  • アレンジメント用の花切りバサミ
  • リボン:太めのものがおすすめ
  • まち針
  • 輪ゴム

作り方

  1. 水の中で花を必要な長さに切る
  2. それぞれの花茎の下2/3にある葉っぱは全て摘み取る
  3. トゲのある花は、全てのトゲを取り除く
  4. 花同士を交差させながら、花がボール状になるよう手で束ねていく
  5. 輪ゴムで花同士をまとめる
  6. 茎の部分をぐるぐるとフローラルテープでまとめる
  7. フローラルテープが隠れるように、茎にリボンをたっぷり巻きつける
  8. 最後にリボンを蝶結びにし、まち針でピン留めしたら完成

クラッチブーケを使って素敵なウェディングにしよう

クラッチブーケ

クラッチブーケの装飾品は、リボンや紐のみということが多いので、種類や色、太さ、結び方にオリジナリティをきかせてみることがポイントになってきます。ブーケホルダーやワイヤーでは扱いにくい花も、クラッチタイプなら取り入れられるものもあります。せっかくですから細部までこだわって、幸せを実感できる納得のブーケを探してみてくださいね。

初回公開日: 2016年04月27日