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百合(ゆり/リリー)の花束を贈るときに気をつけることまとめ

よい香りと、豪華で気品のある百合の花は、誕生日や結婚記念日、退職祝いなどさまざまなシーンの花束に加えられます。百合にもいろいろな種類があり、色や品種によって花言葉や意味合いが変わります。せっかく花束を贈るときに、わだかまりやしこりが残るようなことがないために、今回は百合の花束を贈るときに気を付けることをまとめました。

百合(ゆり/リリー)の花言葉は?

『純潔』『無垢』『威厳』

百合は、ギリシャ神話ではゼウスの妻ヘラの花とされ、多くの絵画に描かれています。このヘラが、結婚や貞節、母性を司る神であることにならって、「純潔」「無垢」といった花言葉が付けられたとされています。

また、聖母マリアの処女性を象徴だとするキリスト教の考え方からも、「純潔」という花言葉をもつようになったとされています。

百合(ゆり/リリー)の色別や種類による花言葉は?

色別

『純潔』『威厳』
黄色 『偽り』『陽気』
オレンジ 『華麗』『愉快』『軽率』
赤・ピンク 『虚栄心』

種類ごとの花言葉

カサブランカ 『威厳』『純潔』『高貴』
ヤマユリ 『荘厳』
テッポウユリ 『純潔』『甘美』『威厳』
オニユリ 『賢者』『富と誇り』
ササユリ 『清浄』『上品』
クルマユリ 『純潔』『多才な人』
カノコユリ 『慈悲深さ』『上品』
スカシユリ 『注目を浴びる』『飾らぬ美』

百合(ゆり/リリー)の花束を贈るときに気を付けることは?

百合の花は、品種によっては香りが強く、花粉が衣服などに付くと落ちにくくなるので、入院中のお見舞いなどには不向きです。また、強い香りが苦手な方にも敬遠されます。「レストランに持ち込んでプロポーズの際に渡す」なんて演出もステキですが、香りが料理の邪魔をするので、基本的に飲食店への持ち込みはNGとなっているところも多いですよ。

また、百合の花は開花後に花が丸ごと落ちるので、頭が落ちる…というところから死を連想させることもあります。年配の方には、仏花のイメージの方が強く、贈り物とするのはタブーだとすることもあるようです。

百合(ゆり/リリー)の花色ごとに気を付けることは?

ユリ 花束

白い百合

キリスト教式の葬儀では、白い百合を飾りや献花に使うことがあります。また、日本でも仏花として使われることもすくなくありません。死を連想する方もなかにはいらっしゃるので、白い百合だけの花束を贈るのは避けた方が無難かもしれません。

ただ、カサブランカなどゴージャスで見栄えのする白い百合が好きな人もいます。そんなときは、
ピンクや黄色など温かみのある色合いの花と組み合わせると、花束の印象が変わりますよ。特にお祝い事に贈るときには、花屋さんと相談し、プレゼントの目的や相手の方のイメージなどを伝えながら花束を作ってもらうとよいですよ。

黒い百合は神秘的でミステリアスなイメージがあることから、好きな女性も多くいます。ただ、クロユリには、「呪い」という不気味な花言葉が付けられており、不吉な伝説に由来しています。そのため、プレゼントには不向きです。

花言葉で言えば、赤やピンクの百合に付けられた「虚栄心」もプレゼントには悩みどころ。ただ、オリエンタル系のピンク色をした百合はかわいらしい印象の花束に仕上がります。花束に加えるときは、カードに温かいメッセージを添えるなどの気づかいをしておくと誤解を招かずにすみます。

百合(ゆり/リリー)の花束をプレゼントしよう

ユリ 花瓶

「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という日本の言葉だけでなく、西洋では「美を表すバラ、威厳を表すユリ、誠実を表すスミレ」と、この3つを兼ね備えた人が理想の女性である、と言われるそうです。東洋でも西洋でも、百合は美しい女性を表す代名詞となっていますよ。そんな百合は花束に加えれば、清楚にも、かわいくも、ゴージャスにも花束の雰囲気を変えてくれます。ぜひ、プレゼントする相手を思い浮かべながら、百合を花束に加えてみてくださいね。

初回公開日: 2016年04月24日