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サンスベリア

サンスベリア(トラノオ)の育て方!植え替えや葉挿しの方法は?

サンスベリアは、細長く伸びる独特の葉っぱや空気清浄効果のある観葉植物として、高い人気を誇るアフリカ原産の植物です。南アフリカが原産で、乾燥に強いことから初心者でも簡単に育てられる手軽さがあります。また、お部屋に置いておくと空気をきれいにしてくれる効果もあるんですよ。今回は、そんなサンスベリアの育て方について、植え替えや葉挿しの方法などをご紹介します。

サンスベリア(トラノオ)とは?どんな観葉植物?

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サンスベリアとは、リュウゼツラン科・チトセラン属に分類される常緑性の多年草です。アフリカや南アジアの乾燥が激しい地域を原産とすることから、暑さと乾燥に強く、初心者でも枯れさせる心配の少ない観葉植物として知られています。

サンスベリアは、地中に茎を伸ばしながら生長し、上に向かって棒状の葉っぱを伸ばしていきます。この葉っぱに入る縞模様が虎の尻尾のようだったことから、「虎の尾(トラノオ)」という和名が付けられました。

サンスベリア(トラノオ)の育て方のスケジュール!まず準備する土は?

サンスベリア 観葉植物

栽培スケジュール

  1. 5~8月に苗植えをする
  2. 5~9月まで肥料を与えて元気に育てる
  3. 気温が下がってきたら室内に取り込み、水やりは控えめに管理する
  4. 翌年の5~8月に植え替えをする
  5. 植え替えのタイミングで株分けや葉挿しで数を増やす

準備する土は?

サンスベリアは乾燥した環境を好むので、水はけのよい土を好みます。はじめて育てられる方は、市販の観葉植物用の培養土がおすすめです。観葉植物用の培養土は、すでに栄養バランスがよい状態に調整されているため、土作りの手間が少なく、すぐに利用できます。

自分で土を作るときは、赤玉土(小粒)5:腐葉土4:川砂1の割合で混ぜた土に固形の化成肥料を加えたものがおすすめです。

サンスベリア(トラノオ)の育て方のポイントは?

日当たりのよい場所で育てる

サンスベリア

サンスベリアは、太陽の光をたくさん浴びることで元気に育ちます。室内で育てることがほとんどなので、窓ぎわなど明るい場所に置いてください。

ただ、西日や真夏の直射日光なに当たると、葉っぱの色がくすんだように薄くなってしまいます。日差しの強い時期は、窓から少し離れた場所に置くと安心ですよ。

冬は室内で管理する

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サンスベリアは、10度までの寒さにしか耐えられず、日本の冬は苦手です。5~9月は屋外でも管理できますが、10月以降は日当たりのよい室内に移動させておきましょう。

水やりは「土が乾いてからたっぷりと」

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サンスベリアは乾燥を好む植物で、反対にいつも土が湿っていると根腐れを起こして枯れてしまいます。2~3週間くらい水やりを忘れても枯れる心配がない点も、忙しい方にとってはうれしいポイントです。水やりは、土が完全に乾いてからたっぷりと与えてくださいね。

サンスベリア(トラノオ)の苗植えの時期と方法は?

サンスベリアは、鉢植えで育てるのが一般的です。苗を植えるなら5~8月が適期で、どんどん大きくなるため苗よりも一回り~二回り大きな鉢を用意しましょう。

植木鉢はテラコッタ鉢を使うと、乾燥が促進されるうえ、オシャレな雰囲気がプラスされるのでおすすめです。苗を植えた後は、弱っているので強い日差しに当てないよう注意してくださいね。

  1. 鉢底に鉢底ネット、軽石の順に敷く
  2. 鉢の1/3ほど土を入れる
  3. 苗を育苗ポットから取り出す
  4. 根に付いた土を1/3ほど手でもみほぐす
  5. 鉢の中心に苗を置く
  6. 苗の周りに土を入れて安定させる
  7. たっぷりと水やりをする
  8. 苗植えから1週間は半日陰で管理する
  9. その後1週間ごとに当たる日光の量を増やしていく

サンスベリア(トラノオ)の水やり、追加の肥料の与え方は?

水やり ジョウロ

水やりのタイミングとコツは?

乾燥に強いサンスベリアは、水の与えすぎによる根腐れで枯れることの多い観葉植物です。必ず、土が乾いているのを確認してから、水やりをしてください。水やりは、「土が乾く」→「鉢底から水が出てくるほどたっぷり与える」の繰り返しです。水やりをした受け皿に水が溜まったっているなら、その都度捨ててください。

最初は水やりのタイミングがつかみにくいので、直接手で土を触ったりして土の状態をチェックしておくと安心です。手で触りたくない方は、割り箸を土に挿しておき、水やり前に抜いて湿っているかどうかを確認してみましょう。

水やりの注意点

気温が下がっていくに従ってサンスベリアの生長がゆっくりになるので、秋から徐々に水やりの回数を減らします。休眠期の冬は、水を一切与えずに過ごしましょう。ただ、室温が10度以上を保てる場所で管理するときは、暖房や空気の乾燥の影響もあるので、乾燥気味に育てながら月に1回くらいは水やりを行うようにします。

追加の肥料の与え方は?

5~9月の間、サンスベリアはよく生長するので、2ヶ月に1回ほど固形の化成肥料を施すか、2~3週間に1回、液肥を水やりの代わりに与えると丈夫な株に生長します。一方、冬は休眠期で株が大きくならないので、肥料を与える必要はありません。

サンスベリア(トラノオ)の栽培で注意する病気や害虫は?

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6~9月の気温が高い時期になると、サンスベリアの葉にハダニが発生しやすくなります。葉の裏に糸状のものが出て、葉がかすれたように白っぽくなったら、ハダニがいる証拠です。

ハダニを見つけたら、殺ダニ剤などの薬剤をまいて駆除しましょう。また、ハダニは水に弱いので、こまめに葉の表や裏に霧吹きで水やりをするか、葉に勢いよく水をかけると発生を抑えることができますよ。

また、サンスベリアは冬の根腐れに注意してください。株元が白くなり、葉が次々に倒れ始めたら根腐れしているサインなので、あやしいときは水やりを控えて様子を見ましょう。

サンスベリア(トラノオ)の植え替え時期と方法は?

サンスベリア 窓辺 インテリア

サンスベリアの植え替えは、生育期の5~8月が適期です。生育旺盛ですぐに鉢の中いっぱいに根が回るので、植え替えは2~3年に1回の頻度で行いましょう。

鉢底から根が出てきたり、水はけが悪くなったりしたと感じたら植え替えのサインです。苗を植える手順と同じで、一回り~二回り大きな植木鉢と、苗植え用の土を準備して植え直していきましょう。

サンスベリア(トラノオ)の増やし方!葉挿しと株分けの時期と方法は?

サンスベリアは株分けと葉挿しで数を増やします。いずれも5~8月が適期です。

葉挿し

葉挿しとは、葉っぱを土に植え、根を生やさせて別の株として育てて数を増やしていく繁殖方法です。サンスベリアは葉挿しで増やしやすい観葉植物なので、ぜひチャレンジしてみてください。

  1. サンスベリアの葉っぱを10cm幅に垂直に切り分ける
  2. 切り口を乾燥させる
  3. 川砂や赤玉土(小粒)など清潔な土に挿す
  4. 新芽が伸びてきたら苗植えと同じ土を準備する
  5. 新しい鉢に植えなおす

株分け

株分けは、大きく育った株を分割してそれぞれ育てる繁殖方法です。植え替えなどで一回り大きな鉢に植えたくないときなどにおすすめですよ。鉢からサンスベリアの株を取り出して、子株ができていたら株分けが可能です。

もし、切り分けた茎に葉がないなら、そのまま横向きで土の上に伏せておくと根と葉が出てきます。これを茎伏せといい、発根が確認できたらそれぞれを鉢に植えて育てましょう。

  1. 株を分ける苗と同じ土、容器を用意する
  2. 水やりを控えて土を乾燥させる
  3. 鉢から株を取り出す
  4. 子株があれば手で切り分けるか、ハサミで切り分ける
  5. 子株がなければ根茎を3~4つに切り分ける
  6. 子株や茎の切り口を半日ほど乾燥させる
  7. 鉢に切り分けた株を植えて1週間ほど日陰で管理する

サンスベリア(トラノオ)は育て方が簡単な観葉植物

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サンスベリアは生育が旺盛で、育て方が簡単な観葉植物です。植物を育て慣れていない方でも、気軽に楽しむことができますよ。また、株分けや葉挿しと色々な増やし方ができるところも長く育てていきたいと思わせてくれます。観葉植物をお探しの方は、お部屋の空気をきれいにしてくれる空気清浄効果もあるエコプランツでもあるサンスベリアを育ててみてはいかがでしょうか。