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【ガザニアの育て方】冬越し、株分けの増やし方、種まき、苗植えは?

くっきりとした花びらが特徴のガザニアは、夏の花壇を彩る花の1つです。

元々は寒さに弱いことから、一年草の品種が栽培されてきましたが、近年は多年草の品種も出まわるようになり、毎年花を楽しめるようになってきました。

今回は、ガザニアの育て方について、冬越しの方法や株分けでの増やし方、種まき・苗植えの時期と方法をご紹介します。

ガザニアの植え付け!種まきや苗植えの時期と方法は?

種まき

4月中旬~5月中旬頃か、9月下旬~11月上旬に種をまいて育てます。霜に当たる可能性があるときは、春にまくのがおすすめです。また、種に日光が当たると発芽しないので、土を被せ、発芽するまでは日陰で管理しましょう。

1. 育苗ポットやセルトレイに赤玉土(小粒)や市販の種まき用の土を入れて湿らせておく
2. 種を1つずつ植え付け、土を被せる
3. 土が乾かないようにしながら日陰で管理すると、3~7日で発芽する
4. 本葉が2~3枚になったら、鉢や地面に植え替える

苗植え

苗は、3~5月に鉢植えか地植えにして育てます。鉢植えは、苗よりも一回り大きな鉢に、水はけのよい土を入れて、植え付けていきます。その後は、日の当たる、風通しのよい場所であれば、屋内外のどちらでも育てられます。

地植えは、日当たりと風通しのよい場所を選びましょう。苗よりも一回り大きな植え穴を掘り、植え付けていきます。株元の芽が土に埋まらないよう、浅植えにするのがポイントです。

また、株同士の間隔を15~20cm空けると、蒸れにくくなりますよ。

ガザニアの土作り、水やり、肥料の時期と方法は?

土作り

水はけのよい土を好みます。鉢植えは、赤玉土(小粒)5:腐葉土3:川砂2を混ぜあわせた土がおすすめです。川砂をパーライトや日向土(小粒)で代用してもかまいません。

市販の培養土を使うときは、川砂やパーライトを混ぜて水はけをよくしておきます。地植えは、掘りあげた土に腐葉土を3割ほど混ぜておきます。

水やり

土の表面が乾いてからたっぷりと水やりをします。水を与え過ぎると湿度が高くなり、株が弱ってしまいます。また、冬は生育が鈍くなるので、土の表面が乾いて2~3日してから、水を与えてください。

肥料

土作りのときにゆっくり効く緩効性化成肥料を混ぜ込んでおきます。そして、花が咲き始めたら10~15日に1回、液体肥料を与えます。

花が咲く時期は栄養をたくさん必要とするので、肥料を定期的に与えるようにしてください。冬は休眠期なので、肥料は必要ありません。

ガザニアの剪定!切り戻しや冬越しの時期と方法は?

梅雨の時期に葉が茂っていると風通しが悪くなり、病気や害虫を引き起こします。混み合っている葉や茎があれば、切り取ってください。

また、咲き終わった花は種をつけ、栄養が奪われてしまうので、枯れたら付け根から摘み取ります。

冬越し

ガザニアを冬越しするためには「霜に当てないこと」が大切です。鉢植えは、室内に取り込むか、ベランダや軒下など霜の当たらない場所に移動させます。

地植えは、株を掘りあげて鉢植えにし、冬の間だけ室内に取り込むのが簡単です。そのまま植えておくときは、株元に腐葉土やワラを敷いて防寒するか、土を盛って根に霜が当たらないようにしましょう。

ガザニアの植え替えの時期と方法は?

鉢が根でいっぱいになったら、植え替えのタイミングです。3~5月頃に、一回り大きな鉢に植え替えます。傷んだ根は取り除いておきましょう。植え替えの手順は、苗植えと同様です。

ガザニアの増やし方!株分け、挿し木、種まきの時期と方法は?

3~5月か9月に、株分け、挿し木、種まきで数を増やすことができます。株が古くなって花つきが悪いときは、株分けで増やすのがおすすめです。種まきは、花が咲いた後に種を採取して、土にまきます。まき方や育て方は植え付けと同じです。

株分け

植え替えのときに合わせて、1株に芽が3~4個つくように、根元を手で裂いて分けていきます。手でうまく分けられないときは、清潔なハサミやナイフを使ってください。

挿し木

八重咲きの品種は種ができないので、挿し木で増やします。枝を芽の先から5~10cmほど切って使います。株元に近い枝の方が発根しやすいですよ。

切った枝は、下の方の葉を切り落とし、赤玉土(小粒)を入れた育苗ポットに挿していきます。土が乾かないように管理して、十分に根と本葉が育ってきたら、植え替えてください。

ガザニアは寄せ植えできる?

生長が早く、他の植物を駆逐する可能性があるため、寄せ植えには向きません。寄せ植えを楽しみたいときは、ガザニアの違う品種をバラバラに植え付けると、明るくきれいな花壇を楽しむことができますよ。

ガザニアの栽培で気をつける害虫や病気は?

アブラムシ

葉、茎、つぼみに寄生し、栄養を吸う害虫です。繁殖力が高いので、見つけたらすぐにガムテープなどで引きはがすか、オルトランやスミオチンなどの薬剤を散布して駆除します。

風通しが悪い場所で発生しやすいので、株同士の間隔を空けて植え付け、切り戻しをして予防しましょう。

ハマキムシ

内側に巻いた葉の中に幼虫が潜み、葉を食べてしまいます。クルッとまいた葉を見つけたら、すぐに取り除きましょう。そして、殺虫剤を散布して防除していきます。

うどんこ病

土の中にいるカビが原因の病気で、気温が高く、空気が乾燥しているときに発生しやすくなります。

発病すると、小麦粉をかけたように白い粉で株が覆われ、光合成ができなくなって枯れてしまいます。病気になっている葉は切り取り、薬剤をまいて退治してください。

ガザニアの育て方のポイントは?花が咲かないのはなぜ?

ガザニアは、日光のよく当たる場所で乾燥気味に育てるのがポイントです。霜に当たらなければ、宿根草の品種は冬を越せます。

曇りや雨の日が続いて日光不足になると、花を咲かせないので、元気がないときはできるだけ日光を浴びせてあげましょう。

ガザニアの花は曇った日には咲かない

グラデーションがかかった、鮮やかな色の花を咲かせるガザニア。曇った日など日光が少ない日は、花が開きません。

花が閉じた姿を見ていると、晴れた日が待ち遠しくなってしまうかもしれませんね。真っ青な空に生えるガザニアの花を咲かせ、夏を楽しんでくださいね。

初回公開日: 2015年09月20日