ゴムの木は、その名前の通り天然ゴムの原料に使われていた樹木です。今では育てやすいことから、観賞用の植物として育てられることが多いです。今回は、そんなゴムの木の花言葉や風水の意味、種類や品種について紹介します。
ゴムの木(フィカス)の花言葉!風水の意味は?
『永久の幸せ』
ゴムの木の花言葉は、強い生命力をもっていることに由来しています。この花言葉から風水では家相の改善によいとされています。ゴムの木は、風水では「陽の気」をもつ植物とされ、家に住む人を明るい方向へと導いてくれます。玄関やキッチンの、北東や西側に置くといいですよ。また、育てやすいので、新築祝いなどに贈ると喜ばれます。
ゴムの木(フィカス)の学名・原産国・英語
- 学名
- Ficus
- 科・属名
- クワ科・フィカス属
- 英名
- Ficus
Rubber tree
- 原産地
- インド、マレー半島
- 開花期
- ー
- 花の色
- 白
- 別名
- フィカス・エラスティカ
フィカス・ロブスター
フィカス・ティネケ
ゴムの木(フィカス)とは?どんな花を咲かせる観葉植物?
ゴムの木は、主にインドからマレー半島の間に自生している植物です。枝を切ると粘着性のある白い樹液が出てきます。これは、ラテックスといわれる物資で、天然ゴムの原料となります。
ゴムの木は、成熟した株のみにしか花を咲かせません。また、クワ科の植物は花嚢(かのう)と呼ばれる袋の内側に花をつけるため、花本体を見ることができないものが多いです。これは無花果(いちじく)と同じ花の付き方です。ただ、種類や品種によっては、稀に白い花を咲かせることもあるようです。開花時期については、はっきりとしていません。
ゴムの木(フィカス)の種類や品種は?
ゴムの木は、800種類以上あるとされ、光沢のある楕円形の葉が特徴の植物です。ただ、多くの種類の原産地が、高温多湿の環境であることから、寒さにはそれほど強くありません。以下に、ゴムの木の中でも一般によく流通している種類をいくつかまとめました。
フィカス・ウンベラータ
とても大きなハート形をした葉が特徴的の種類です。生長すると5m以上になり、葉が増えてくると存在感がありますよ。観葉植物として広く流通しており、人気があります。
フィカス・デコラゴムノキ
インドゴムノキの枝変わり品種です。濃緑色の葉は肉厚で、大きく丸みがあります。とても丈夫で育てやすく、最もよく見かけるゴムの木の種類です。
フィカス・ベンジャミン
光沢のある葉が特徴で、どんなインテリアにも合わせやすい人気のある品種です。環境が変わると葉を落としてしまうので、購入直後は葉っぱが落ちてしまうことが多いようです。
アルテシーマ・バリエガタ
葉の黄色と緑色のコントラストがとてもきれいな品種です。日光を浴びると葉の色がより鮮やかになります。日当たりの悪い場所で育てていると株が弱ってしまい、葉の色も悪くなってしまうので注意が必要です。
フィカス・フランスゴムノキ
小ぶりで丸みを帯びた深い緑色の葉が、落ち着いた雰囲気のかわいらしい品種です。名前にフランスとついているのでフランス産のゴムの木と誤解されがちですが、フランス人の植物学者によって発見されたことが名前の由来です。
フィカス・ベリーズ
赤みを帯びた班入りの葉が印象的で、観賞価値の高い品種です。日光に当てるとさらに発色がよくなります。
ゴムの木(フィカス)の色んな種類を育ててみよう
ゴムの木は、約800種と観葉植物の中でも種類の多い植物です。生長が早く、育てがいがあるので、これから植物を育ててみたいという方におすすめです。また、すてきな花言葉をもっているので、大切な人へプレゼントしても、喜んでもらえますよ。
更新日: 2021年08月04日
初回公開日: 2015年08月26日