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マツモとはどんな水草?育て方は?

マツモは、アクアリウムをする人なら1度は見たことがあるくらいポピュラーな水草です。細い葉っぱをたくさん生やす姿がさわやか。また、見た目がよく、安価なこともあって、金魚やメダカの水草として大変人気があります。また、水質を浄化してくれるので、金魚やメダカとの相性も抜群です。今回は、そんなマツモとはどんな水草なのかと、育て方をご紹介します。

マツモの学名・原産国・英語

学名
Ceratophyllum demersum
科・属名
マツモ科・マツモ属
英名
Rigid Hornwort
原産地
世界中の湖沼、河川
別名
松藻、金魚藻、根無し草

マツモとは?どんな水草?

マツモとは、スイレン目・マツモ科・マツモ属に分類される多年生の水草です。環境適応能力が高く、世界中の河川や沼地などに幅広く分布しています。浮き草の代表種として知られており、根はありませんが、茎の下部が仮根となって水底に定着することがあります。また、値を持たずに水中を漂うことから「根無し草」とも呼ばれますよ。

茎は長さ60~80cmほどに生長し、たくさん枝分かれしながら5~12枚ほどの葉っぱを輪生します。葉の長さは1.5~2.5cmで糸のような見た目をしています。色は、茎葉ともに浅緑色をしており、果実は、長さ2~6mm程度の卵形をしています。

マツモは水質浄化の効果がある?

マツモは、水中の栄養をどんどん吸収する性質を持っています。そのため、水の中で栄養素が過剰になることを予防し、コケや藻類の繁殖を抑えることができます。この作用を活かして、立ち上げたばかりの水槽の水質を安定させるときや、水質の影響を受けやすいエビを飼育するときによく利用されます。

マツモの育て方のポイントは?

十分にカルキ抜きをした水を使い、適度に照明を当てて育てることがポイントです。マツモは環境に適応する力が強い水草ですが、急に環境が変わると溶けて枯れてしまうことがあります。植え付けるときは、水のカルキ抜きを十分にして、水温を保つことが大切です。また、光が強すぎると、生長しすぎて収拾がつかなくなってしまいます。

マツモを植え付ける方法は?

マツモは根を持たない沈水性浮遊植物です。そのため、水面に浮かべたり、茎の元をソイルに埋めたりして楽しみます。弱酸性~弱アルカリ性で、15~25度の水であれば適応します。ポンプの水の吸い込み口に葉が付いてしまうことがあるので、アクアリウムとして楽しむときは、植え付けた方が安心です。

マツモの肥料は?二酸化炭素の添加は必要?

観賞魚がいるときは、糞が栄養となるので特に肥料を必要としません。観賞魚がいない場合は、春~秋の間に生育が悪いようであれば、液体肥料を入れるくらいでかまいません。また、Co2を添加しなくても少しの光でしっかり光合成をしてくれます。

マツモの剪定の時期と方法は?

葉が増えすぎてくると、水槽内のスペースが少なくなってしまいます。不要な葉は間引き、茶色に変色した古葉を切り取ってください。また、たくさんわき芽が出はじめたら、根元の方にある古い葉をカットして捨てることで、生長が鈍った根元にコケが付くのを防げます。

マツモの増やし方は?

マツモは、わき芽を出して伸びている部分をカットして分けることで簡単に増やせます。よく増えるのは春~秋にかけてですが、水温が保てるようであれば1年中行えますよ。

マツモの栽培中で注意することは?

急激な水質や水温の変化や、光量不足になると、バラバラとなって溶けだすほか、枯れてしまうことがあります。水を換えるときは、一度に全部を入れ替えず、こまめに行うとよいです。

マツモはアクアリウムに向く水草

マツモ

マツモは、レイアウトには向きませんが、金魚やメダカ、エビなどとの相性がよいアクアリウムにピッタリの水草です。観賞魚の産卵床や隠れ家になるほか、ときにはお腹を空かせた金魚のおやつにもなりますよ。また、花期になると白い小さな花を咲かせて楽しませてくれます。水槽で観賞魚を育てるときは、ぜひマツモを取り入れてみてください。

更新日: 2016年06月25日

初回公開日: 2016年06月25日

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