今回は身近にあるペットボトルをリメイクして、一輪挿しや水耕栽培のプランターをつくってみました。
最近ご紹介したDIYの中でも、かなり簡単につくれますし、透明感のある涼しげな仕上がりになるので、一緒につくってみましょう!
ペットボトルを「手びねりガラス風」の一輪挿しにリメイクします!
まずはペットボトルを「手びねりガラス風」の一輪挿しフラワーベースにリメイクします!飲むヨーグルトなどの小さいサイズのペットボトルや、胴が細めだったり、凹凸が少ないペットボトルを使うと、本当にガラスのフラワーベースみたいな仕上がりになりますよ。
工程も、口を切って、アイロンをあてて、色を塗るだけという、とても簡単なDIYです。
用意するもの
- マルチプライマー(下地材)もしくはヤスリ
- 樹脂やプラスチック用透明染料(100均でも入手できます!)
- お好みのペットボトル(小さいサイズや凹凸の少ないスリムなものがおすすめ)
- アイロン
ペットボトル手びねりガラス風一輪挿しの作り方
まず、ペットボトルの首をカットし、アイロンで加熱して変形させます。ヤケドをしないように注意しながら、カットした部分からランダムに押し当てていきましょう。手びねりのイビツな凹凸を意識してみてください。
※お子様とやる場合は危ないので、この工程は省いて、ペットボトルの首を切らずにそのまま次のペイントの工程に進んでくださいね。
次に、ペットボトルをペイントしていきます。そのまま塗料を塗ると弾いてしまうので、軽くやすりをかけるか、プライマー(下地材)を塗ってからペイントしてください。ちなみに、ヤスリをかけると曇りガラスのような、よりほっこりした仕上がりになります。
今回は思い付きで、プライマーに樹脂用の染料をまぜて塗ってみました。自然な色合いがでて、一度で塗れるので時短にもなっておすすめです。染料は100円ショップなどの液体のものでも大丈夫です。
ペットボトルで「手びねりガラス風」一輪挿しが完成!
塗料が乾いたら完成です。イビツな形がかわいい、「手びねりガラス風」の一輪挿しフラワーベースができました。庭で摘んだグリーンを挿してみるとこんな感じ。透明感が涼しげで、ペットボトルには見えないクオリティです。
ペットボトルを水栽培のハンギングプランターにリメイクします!
次はペットボトルで水耕栽培に使えるハンギングプランターをつくってみましょう。
水耕栽培は土を使わず、ほぼ水だけで育てるので、室内でも清潔かつ手軽に育てられるのが魅力ですよね。ちなみに「ミント」「バジル」「パセリ」などのハーブも水耕栽培向きです。これを機に育ててみるのもいいかもしれません。
用意するもの
- 500mlのペットボトル
- お好きなマスキングテープ
- アルミワイヤー
- ハトメ(100円ショップでも入手できます!)
- カッター、ハサミ
ペットボトル水耕栽培プランターの作り方
まず、ペットボトルをカットします。カッターで切込みを入れてからハサミで切ってふたつに分けます。マスキングテープをぐるんと巻いてから、マスキングテープをにあわせて切るとカットしやすいですよ。
次にペットボトルの切り口を整えていきます。おすすめの方法は3つ!
- やすりで削る
- アイロンで切り口をなでるように溶かす
- マスキングテープなどを貼る
今回は、ゴールドのマスキングテープを貼りました。切り口を整えるだけでなく、ペットボトルの縁取りがなんとなくオシャレになります。
次に、ハトメをつけアルミワイヤーで持ち手を付けます。ハンギングタイプにしたくないというは、この工程は省いてOKです。
最後にラベルシールを貼って、水耕栽培のハンギングプランターが完成です。今回は100円ショップのラッピング用のシールを使いました。植物の名前などを書いても、ラベルを自作して貼ってもステキだと思います。
ペットボトルで水耕栽培のハンギングプランターが完成!
ペットボトルの飲み口から植物の根っこが出るようにセットしたら、水を入れたペットボトルの下部分と合体させて完成です! さっそくバジル、ミント、パセリをセットしてキッチンの窓辺で育てています。
ちなみに上の部分をもちあげると簡単に水をかえられるのが、とっても便利なんです。水耕栽培は毎日水をかえることで、植物が長持ちしますよ。根腐れ防止剤のゼオライトなどを入れておくのもおすすめ。
底面給水プランターにアレンジもできます
同じペットボトルのプランターでも、セット方法を変えると、底面給水プランターとして使うこともできます。
土を使って底面給水プランターとして使う場合は、写真の矢印を参考に、ペットボトルの首の近くに穴をあけ、麻布とアルコールを洗い流したウエットティッシュ(もしくは不織布や布の切れ端)をセットします。
ペットボトルの底に水を入れ、土と植物を植えたペットボトルの上の部分とあわせたら完成です。土は野菜用の土の粒が細かいものを使いましょう。根が必要な分だけ水を吸い上げるので、水のやりすぎなどで枯らしてしまう失敗も減ります。
ペットボトルの可能性広がる!花瓶やプランターにリメイクして使おう!
いかがでしたか?身近なペットボトルも少し手を加えるだけで、ステキなフラワーベースやプランターにリメイクできます。落として割れたりする危険もないので、小さい子がいるおうちでも楽しめると思いますよ。
以上、「これペットボトルなんです。一輪挿しや水耕栽培の鉢にリメイクDIY💫」~hanaの植物あそびvol.29~でした。次回も楽しみにしていてくださいね。
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GreenSnap人気ユーザー hanaさん連載の「hanaの植物あそび」では、お花や植物を使ったかわいい雑貨などの作り方・DIY方法などを教えてもらいます!わかりやすく写真付きで解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
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hana (a piece of dream* )
暮らしによりそう「だれかの心をほっこりさせるような」Green雑貨をつくることをコンセプトに2004年から活動。 植物を使った雑貨・ハンドメイド・DIYと多肉植物をあわせた作品の展示・販売、提案•ワークショップなど。 【ブログ】https://greenhana.exblog.jp/ 【instagram】https://www.instagram.com/a_piece_of_dream/ 【GreenSnap】https://greensnap.jp/my/hana
更新日: 2020年08月19日
初回公開日: 2020年08月19日