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エーデルワイスの育て方!種や苗の植え付け方法や時期は?

高い山に自生する植物、エーデルワイス。凛と咲く姿に心惹かれる方も多いのではないでしょうか?そんなエーデルワイスはどんな風に育てられるのか、気になりますよね。

今回は、エーデルワイスの育て方について、苗の鉢植えの方法や肥料・水の与え方などお手入れの仕方、植え替えの方法などをご紹介します。

エーデルワイスとは?どんな花?

エーデルワイスとはキク科 ウスユキソウ属に分類される植物です。気温が低くて涼しい乾燥した環境を好むお花で、5〜6月に白い花を咲かせます。

原産地はアルプスやヒマラヤ山脈などヨーロッパの高山で、国内には自生していません。

同じウスユキソウ属の仲間であるハヤチネウスユキソウと呼ばれる花が、国内で最もエーデルワイスに近い種類といわれています。

エーデルワイスの育て方!苗の鉢植えの方法と時期は?

エーデルワイスを育てるなら、苗を鉢植えにして栽培するのがおすすめです。種からも育てられますが、苗なら栽培時間が短縮できる上、花を咲かせる可能性が高くなりますよ。

■ 必要なグッズ

  • エーデルワイスの苗
  • 苗よりも一回り大きな鉢
  • 山野草用の培養土
  • 鉢底ネット
  • 鉢底石か軽石

■ 鉢植えの手順

  1. 3月中旬~5月中旬頃にグッズを用意する
  2. 新しい鉢の底穴に鉢底ネット、鉢底石を順に敷く
  3. 土を鉢の1/3ほどまで入れる
  4. エーデルワイスの苗を引き抜いて根の周りの土を手でやさしく揉んで落とす
  5. 黒ずんでいる腐った根を剪定バサミで切る
  6. 鉢の中心にエーデルワイスを置いて縁から下4cmのところまで土を入れる
  7. 土の表面を割りばしでつつき、根の隙間まで土をなじませる
  8. 鉢底から流れ出るくらいたっぷりと水やりをする

エーデルワイスのお手入れ!水やりの仕方や肥料の与え方は?

エーデルワイスの苗を植えたら、水や肥料を定期的に与えて元気に育ててあげましょう。次に水やりの仕方や肥料の与え方など基本的なお手入れ方法をご紹介します。

水やりの仕方

水やりは土の表面が乾いたら、鉢の底から流れ出るくらい与えてください。夏は乾燥しやすいので朝夕の2回、冬は朝の1回を目安に土の乾燥具合をチェックしてみましょう。

肥料の与え方

肥料はあまり必要のない植物です。培養土を使っているなら、夏の期間に薄めた液体肥料を月に3回ほど与えてください。

エーデルワイスの栽培で注意する病気や害虫は?

エーデルワイスで特に気をつけたいのは、スス病、うどんこ病、アブラムシです。特に梅雨~夏の間に病気や害虫にかかりやすいので気をつけてください。

すす病

すす病は植物の表面が黒いススのようなもので覆われてしまう病気です。アブラムシ等の寄生虫のフンを栄養にして繁殖するので、まずは寄生虫が繁殖しないように注意しましょう。寄生虫が発生したら殺虫剤で駆除してください。

うどんこ病

うどんこ病は、小麦粉をふったような白い粉で植物が覆われる病気です。肥料の窒素成分が多すぎることが原因で発症することがあるので、肥料の成分には気を配りましょう。

発症初期であれば専用の薬剤を散布し、症状が悪化している場合や発見が遅れたときは病変部分を取り除いて感染を広げないようにしていきます。

根腐れ

根腐れとは、酸素を吸収する役割の根が弱っている状態のことです。人でいうと窒息や酸欠状態のことで、水のあげすぎや梅雨の雨による蒸れが原因で根が腐り、葉からしおれるように枯れていきます。

葉が枯れたり、鉢の底から根がはみ出ていたら鉢から苗を取り出して傷んだ根を取り除き、植え替えをしてください。

アブラムシ

アブラムシは春の気温が高くなったときに発生する害虫です。葉や茎を食べて植物を枯らします。見つけたら殺虫剤を散布して駆除します。

ハダニ

ハダニはアブラムシと並んで植物に被害を及ぼす害虫で、夏の乾燥する時期に発生します。ハダニ専門薬を散布したり、霧吹きで水を吹きかけたりして湿度を高め、予防・退治していきます。

エーデルワイスの植え替え方は?剪定は必要ない?

エーデルワイスは根がよく生長するので1〜2年に1回植え替えて鉢と根の大きさのバランスをとり、新しい土に替えてあげましょう。

3月中旬~4月中旬か、9月中旬~10月中旬を目安に植え替えを行います。鉢植えの場合は一回り大きい鉢と山野草用の培養土を用意してください。植え替えの手順は苗の鉢植えと同じです。

また、エーデルワイスは、剪定をしなくても大丈夫な植物です。夏に枯れた下葉を取り除くようにし、風通しのよい日陰で育てましょう。

エーデルワイスの増やし方!種まきや株分けの方法は?

エーデルワイスの栽培に慣れてきたら、エーデルワイスを繁殖させて数を増やしてみませんか?種まきや株分けという方法がおすすめです。

■ 種まきの手順

種まきをするタイミングは年に2回あり、春は3月中旬~4月中旬、秋は9月中旬~10月中旬頃が適しています。

発芽温度は15~20度ほど。もともと寒さには強いので暖かい地域なら秋にまいて冬を越す育て方がおすすめです。

開花させたエーデルワイスからとれた種を使うなら、回収してからビニールなどに入れて冷蔵庫で保存しておきましょう。発芽率がそれほど高くないので多めにまくのがポイントです。

  1. ピートバンや播種箱などの容器を用意する
  2. 種まき用の土かピートモスを入れる
  3. 重ならないように種をまく
  4. 土は被せず霧吹きなどでたっぷり水を与え
  5. ビニールなどで容器を囲ったり、土が乾燥しきらないように定期的に湿らたりする
  6. 20日ほどで発芽してきたら土が乾燥してから水やりをする
  7. 本葉が2~3枚出てきたら植え替える

■ 株分けの手順

株分けは3月中旬~4月中旬か、9月中旬~10月中旬を目安に行います。鉢や庭から苗を丁寧に取り出し、根元に芽を3つくらいつけた状態で手かナイフなどで切り分けてください。

切り分けた苗はそれぞれ1つの新しい苗として育てます。鉢への植え方は苗の鉢植えで上述した通りです。

エーデルワイスの育て方のポイントは?何に注意すればよいの?

エーデルワイスを上手に育てるポイントは「気温が低い」「日照時間が短い」「通気性のよい土」というヨーロッパの高山と同じような環境を作ることです。

霜に当たらなければ冬の寒さにも耐えられますが、夏の暑さには耐えられません。1年を通して半日陰の風通しがよい場所で管理してあげましょう。

過湿を嫌う(乾燥を好む)ものの、他の植物同様に乾燥させすぎると枯れてしますので、土の乾燥具合をよく確認し、水やりのタイミングには注意を払ってください。

暑さを乗り切ってエーデルワイスの花を咲かせよう

夏の暑ささえしのげれば、花つきや色のよい花を咲かせるエーデルワイス。水揚げもできるので、うまく育てられたら切り花として楽しむのもおすすめですよ。

更新日: 2017年10月18日

初回公開日: 2015年06月22日

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