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エーデルワイスの花言葉は?色や種類、開花時期、見頃の季節は?

エーデルワイスという名前は、誰でも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?直訳すると「高貴な白色」という意味になります。

映画や音楽、企業の名前に使われていますよね。これらの元となった「エーデルワイス」という植物は、真っ白な花びらをつけるかわいらしい花なんですよ。

今回は、エーデルワイスについて花言葉や学名の由来、原産国、種類、開花時期や見頃の季節などをご紹介します。

エーデルワイスとは?学名や原産国、英名は?

エーデルワイス 高山 アルプス
学名
Leontopodium alpinum
科・属名
キク科・ ウスユキソウ属
英名
Edelweiss
原産地
ヨーロッパアルプス 生息環境:高山の石灰岩地
開花期
5~6月
花の色
別名
セイヨウウスユキソウ(西洋薄雪草)
ハナウスユキソウ(花薄雪草)
アルペン・エーデルワイス
ステラ・アルピナ
エトワール・ダルジアン

エーデルワイスとは、キク科・ ウスユキソウ属に分類される多年草です。主にヨーロッパのアルプスやヒマラヤ山脈など標高が高い山に生えています。

日本だけではなく世界的に有名な花の1つで、例えばスイスの「国花」にも認定されています。

また、エーデルワイスは古くから薬草としても利用されてきました。消化器・呼吸器疾患の処方薬や、紫外線の強い高山で育つことから抗紫外線効果があるとされ、近年はエキスがたくさんのスキンケア用品に使われています。

エーデルワイスの名前の由来は?

エーデルワイスの名前は、ドイツ語で高貴を意味する「edel(エーデル)」と白を意味する「weiß(ヴァイス)」が合わさったもので、ヨーロッパでは純潔を象徴する花とされています。

また、学名はギリシア語でライオンを意味する「leon」と、足を意味する「podion」が合わさり、綿毛に覆われた外観を表しています。

日本では映画「サウンド・オブ・ミュージック」の挿入歌によって有名になりました。ただ、エーデルワイスは日本で自生しておらず、ウスユキソウ属に分類される高山植物の全てをエーデルワイスと呼ぶことがあります。

エーデルワイスはどんな花を咲かせる?

エーデルワイスは草丈20〜30cmまで生長し、葉っぱはが変化した苞葉(ほうよう)が白く色づき、花びらのように平たく広がります。

苞葉の中心に集まった針のような細く尖った形をしているのがエーデルワイスの花です。

エーデルワイスの開花時期や見頃の季節は?

エーデルワイスの開花時期は5~6月で、5月中旬~6月中旬に見頃を迎えます。日本では六甲高山植物園や白馬五竜高山植物園等で楽しむことができますよ。

エーデルワイスの花言葉は?

『大切な思い出』『尊い思い出』『勇気』『忍耐』

エーデルワイスの花言葉は、花の可憐で潔い印象を持つものが多いですよね。特に「大切な思い出」という花言葉は、天使と登山家の叶わぬ恋のエピソードに由来しています。

登山家はある日、地上に舞い降りた天使に恋をしてしまいました。しかし、この恋が叶わないことに苦しみ、天に向かって「この苦しみから救ってほしい」とお願いをします。

すると天使がエーデルワイスの花を地上に残し、天に帰っていったというお話です。

エーデルワイスの種類と品種は?

エーデルワイスは高山の特殊な環境に自生するため、実は品種改良があまりすすんでいません。高山は「涼しくて乾燥した環境」であり、気温の高い夏や湿気の多い梅雨がある日本の四季が苦手なのです。

また、19世紀以降に採取量が増え、数が現象したことから、スイスでは1909年に採集禁止となり、野生株は大変貴重です。そのため今回は、日本に自生するウスユキソウ属の仲間をご紹介します。

ハヤチネウスユキソウ

岩手県早池峰山に自生し、日本でエーデルワイスといえばこの品種を指すことが多いです。

ウスユキソウ属の中では花びらが大きく、灰白色の綿毛が密生してヒトデのような形をしており、茎丈が10~30cmほどになります。

ミヤマウスユキソウ(ヒナウスユキソウ)

東北地方の高山に多く自生する品種です。 全体が1つの花のように見える、約8~13枚の白い花がついています。また、細く線形の葉っぱが互い違いに生える「互生」という生え方をしているのも特徴です。

チシマウスユキソウ

南千島原産といわれる小型の品種です。植物全体が灰白色の綿毛に覆われていて、大輪の花びらを咲かせます。花は白い星形のように咲き、細い葉っぱが互い違いに生えています。

エーデルワイスの花を見てみよう

エーデルワイスは高山植物で自生する場所が特殊なため、園芸品種として育てるのは難しいとされています。

しかし、エーデルワイスを開花させられたときの喜びは大きくなりますよね。まずは、植物園や花屋さんで見て楽しんでから機会があれば育成にチャレンジしてみるのもいいかもしれません。

初回公開日: 2015年06月22日