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【マリーゴールドの花言葉と種類まとめ】アフリカン・レモン・フレンチなど

鮮やかなオレンジや黄色の花を咲かせるマリーゴールド。虫を寄せ付けないコンパニオンプランツとして有名でガーデニングに欠かせないお花の1つです。今回は、そんなマリーゴールドの花言葉やアフリカン、レモン、フレンチなどの種類についてご紹介します。

マリーゴールドとは?どんな花を咲かせる植物?

マリーゴールドとは、キク科・コウオウソウ属に分類される一年草です。草丈30〜60cmほどで、オレンジや黄色に染まった筒状の花びらを球状に咲かせます。一部、多年草タイプや草丈が2mを超える種類もありますが、流通しているのは草丈の低い一年草がほとんどです。

春から秋にかけて花を咲かせる開花期間の長い花で、明るく派手な花色と、ボリューム感のある花びらがガーデニングで扱いやすいと人気があります。鉢やコンテナ、庭の花壇などシチュエーションを選ばずに育てられるのも人気のポイントですね。

名前の由来

「マリーゴールド」という名前には、キリスト教の「聖母マリアの黄金の花」という意味が込められています。これは、1年に10日間ある聖母マリアの祭日と呼ばれる日にマリーゴールドが花を咲かせていたことに由来するといわれています。

マリーゴールドの図鑑!学名・原産国・英名は?

学名
Tagetes patula(フレンチ・マリーゴールド)
Tagetes erecta(アフリカン・マリーゴールド)
Tagetes tenuifolia(メキシカン・マリーゴールド)
科・属名
キク科・コウオウソウ属
英名
marigold
原産地
メキシコ
開花期
4~12月
花の色
黄、オレンジ、白、赤、複色
別名
千寿菊(センジュギク)
孔雀草(クジャクソウ)
細葉孔雀草(ホソバクジャクソウ)
メキシカン・マリーゴールド
アフリカン・マリーゴールド
フレンチ・マリーゴールド

マリーゴールドの花言葉!プレゼントに向いていない理由は?

『嫉妬』『絶望』『悲嘆』『信頼』『悲しみ』『別れの悲しみ』『勇者』『健康』『生命の輝き』『友情』『生きる』『濃厚な愛情』『変わらぬ愛』

  • 黄色:『下品な心』『可憐な愛情』『健康』
  • オレンジ色:『真心』『予言」』

マリーゴールドの花言葉は、ポジティブとネガティブの両方をもっています。また、花束のプレゼントには好まれない黄色が花色の主流のため、マリーゴールドの花は贈り物としてほとんど利用されせん。また、キリスト教に関係する名前がつけられているため、キリスト教で「裏切り」を表す黄色は、贈り物として似合わないと考えられているのです。

マリーゴールドは花色で花言葉が違う?意味や由来の神話は?

黄色の花言葉『下品な心』『可憐な愛情』の由来となった神話

水の妖精クリスティは、太陽の神アポロンに恋をしていました。しかし、アポロンは王女レウトコエと恋仲にありました。その関係を妬んだクリスティは、レウトコエの父王に二人の関係を密かに伝えます。すると、父王は怒り、レウトコエを生き埋めにしてしまいます。自分の行動が元で人の命を奪うことになってしまったクリスティは、地面に座ったままアポロン(太陽)を見続け、9日間経つとマリーゴールドに変わってしまったということです。

オレンジ色の花言葉『真心』の由来となった神話

美少年クレムノンは、毎日アポロン(太陽)を目にすることで幸せを感じていました。そしてやがて、アポロンもクレムノンに恋をします。そこへ、二人の関係に嫉妬した雲の神が、アポロンを雲で覆い隠してしまいます。姿を隠し続けて8日が経って、クレムノンは死んでしまいます。そのひたむきな愛情に心打たれたアポロンは、クレムノンをオレンジのマリーゴールドに変えたといわれています。

マリーゴールドの開花時期と見頃の季節は?

マリーゴールドの最盛期は、4〜6月と9〜10月頃です。1つの鼻をずっと咲かせる一年草ですが、早い時期に花を咲かせて花を摘めば、秋口にもう1度開花させることもできます。ただ、大きく3つに分けられる種類によって最盛期が違うので、事前にどのタイプなのか確認しておくことが大切です。

マリーゴールドの種類と品種は?

マリーゴールドには大きく分けて「アフリカン・マリーゴールド」、「フレンチ・マリーゴールド」、「メキシカン・マリーゴールド」の3種類あります。今回はそれぞれの種類と代表品種についてご紹介します。

1. フレンチ・マリーゴールド

パツラという品種もしくは、それを元に改良された園芸品種群です。フランス王室の庭で育てられた後、ヨーロッパ各地に広がったことから「フレンチ」と名がついたそうです。草丈が比較的短く、小ぶりな花をつけるのが特徴です。

  • デュランゴ

花径6〜7cmで豪華なアネモネ咲きの品種です。黄色やオレンジ、ゴールド、赤、ミックス、フレームなどバリエーション豊かな花色をしています。

  • ボーイ

花径4~5cmで、オレンジやミックス、黄色などの混合で花が咲きます。

2. アフリカン・マリーゴールド

エクレタという品種もしくは、それを元に改良された園芸品種です。17世紀にイギリス軍がアフリカから持ち帰ったことからこの名前がついたといわれています。草丈が高く、中には2mを超える品種があるのが特徴です。マリーゴールドの中で最初に日本にやってきた種類です。

  • タイザン

草丈は25〜30cm、花径7〜8cmの八重咲き品種です。花の中心が硬くしまっていることから、病気にかかりにくく、長い期間楽しむことができます。

  • F1バニラ

八重咲きのクリーム色がかかった白花をつける品種です。耐暑性があり、遅まきでも霜が降りるまで花を楽しむことができます。

3.  メキシカン・マリーゴールド

メキシカン・マリーゴールド

メキシカン・マリーゴールドは、小型な花と短い草丈が特徴の種類です。一重咲きの品種が多く、夏の暑さが苦手です。テヌイフォリアという品種を元に改良された園芸品種か、テヌイフォリア自身を指します。

  • レモンジェム

一重咲きで、花茎3cmほど小さな花が株全体を覆います。

  • オレンジジェム

レモンジェムと同じ系統にあたり、オレンジの小さな花をたくさんつけます。

マリーゴールドには虫除け効果があるの?

マリーゴールドは、花の香り根やの周りの住む菌の効果で一部の害虫を追い払う「虫除け効果」のある植物として知られ、別名「コンパニオンプランツ」と呼ばれています。花のにおいは、人によって好き嫌いが分かれ、コナジラミなどの害虫を遠ざける効果があります。また、線虫捕食菌という害虫(センチュウ)をエサとする菌が根っこの近くで共存しています。

この虫除け効果を利用して農薬を減らしたり、害虫に弱い植物の側に植えて生長をサポートするために栽培されることもあります。

ポジティブな花言葉でマリーゴールドの花を育てる

今回、マリーゴールドはプレゼントに向かない花言葉をもっていると紹介しました。一方でオレンジ色の花言葉「真心」、花全体の「信頼」などのように、ポジティブな意味もあります。気になる方はプレゼントに利用しないようにして、ポジティブな意味の花言葉を考えて育てるようにしたいですね。

初回公開日: 2015年06月09日