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アサガオの育て方!種まきや苗の鉢植え、支柱立てや摘心のコツは?

夏の暑い日差しの中で、青や紫のきれいな花を咲かせるアサガオ。小学生の頃に育てた記憶がある方も多いのではないでしょうか。種や苗のどちらからでも育てやすく、夏にどんどん生長して花を咲かせてくれる姿は、初めて植物を育てる方にとって喜びを与えてくれるものです。今回は、そんなアサガオの育て方について、種まきや苗の鉢植え、支柱立てや摘芯のコツなどをご紹介します。

どの種類のアサガオを育てる?一年草と多年草タイプの違いは?

リュウキュウアサガオ ノアサガオ 琉球朝顔

アサガオは、一年草か多年草かの種類によって育て方が違います。この記事ではより一般的な一年草のアサガオの育て方を中心にご説明します。

多年草のアサガオは、ノアサガオ(宿根アサガオ/琉球朝顔)と呼ばれる種類で、開花時間が長く、ツルを切るタイミングが違います。ツルを壁一面に生長させて作る「グリーンカーテン」によく利用される品種です。

アサガオの栽培スケジュール!種まきから開花までは約1〜2ヶ月

朝顔 あさがお アサガオ 

アサガオは種をまいてから30〜60日ほどで花を咲かせます。種の発芽率も高く、多くの種が芽を出します。苗から育てはじめればもっと早く花が咲く姿を楽しめるので、種からの栽培を楽しみたいか、早く花を咲かせたいのか好みに合わせて選んでくださいね。

  1. 種をまく土を作る
  2. 種に傷をつけて芽を出しやすくする
  3. 種をまく
  4. 1週間ほどで種が芽を出す
  5. 本葉が2〜3枚になったら植え替える(苗植えはここから)
  6. 鉢底に軽石、土の順に入れて苗を植える
  7. 4週間ほどで摘芯をする
  8. 花が咲く
  9. 花が枯れたら種を回収する

アサガオの育て方のポイント3つ!

朝顔の種  朝顔 あさがお アサガオ 

20〜25度の気温で種を育てる

アサガオは、種が芽を出すには一定の気温が必要です。12度よりも気温が低いと芽が出てこなかったり、芽が出るまでに時間がかかったりします。そのため春〜夏の間に種をまくのがおすすめです。

水やりは土が乾いてから

アサガオは過湿を嫌いますが、乾燥させすぎると生長が遅くなります。鉢植えなら、朝方と夕方の2回土が乾燥していないか確認する習慣をつけて水やりをしましょう。

ツルが伸びたら摘芯、支柱立てが大切

アサガオは太い茎の先端を摘み取ることで、太い茎の横から他の芽が育つようになります。この作業を「摘芯」と言います。摘芯を繰り返すことで横にも伸びるボリューム感のあるアサガオが育ちますよ。

アサガオの育て方!種や苗を育てる前にすることは?

肥料 粉 ガーデニング 庭 消石灰 土作り

アサガオを育てる最初のステップは、時間のかかる土作りです。中性〜アルカリ性の土質を好むので、鉢植えなら草花用の培養土を使います。鉢植えの土を自作するなら、赤玉土5:腐葉土4:川砂や牛糞堆肥1くらいの割合で混ぜた土を2週間ほど寝かせてから利用していきます。種から育てるなら市販されている種まき用土を用意しておきましょう。

※地植えにするなら、庭土に3割ほどの腐葉土と有機肥料を加え2週間寝かせます。その後1㎡あたり50〜100gほどの苦土石灰を混ぜてさらに2週間ほど寝かせれば完成です。

アサガオの育て方!種の芽切りと間引き、苗の鉢植えの時期と方法は?

緑のカーテン 朝顔 植え方 グリーンカーテン アサガオ あさがお

アサガオは、5月中旬〜下旬が種まきの適期です。ただ、北海道など寒冷地は、5〜6月の霜がおりなくなった時期に種まきをしましょう。アサガオの種は皮が硬いので、傷をつけることで芽を出しやすくします。その際、種のへこんでいる所(へそ)は傷つけないように注意してください。

  1. アサガオの種の外皮をカミソリや爪切りで少し傷つける
  2. 一晩くらい水に浸ける
  3. 鉢やプランターの底に軽石を敷き、土を入れる
  4. 指で穴をあけて種を置き、土を被せる
  5. 土が乾かないように水やりを続ける
  6. 1鉢に1株、プランターなら4〜5株まで生長の遅い芽を取り除く(間引く)
  7. 双葉が開いて本葉がでる前に一回り大きな鉢に植え替える
  8. プランターや地面に苗を植えるときは15~20cmの間隔をあける

アサガオの育て方!水やり、追加で与える肥料のタイミングは?

水やり ジョウロ

水やりが必要は朝夕に確認しよう

鉢植えなら、土が乾燥したのを確認して鉢底から流れ出るくらいたっぷり水やりをしてください。夏は土の乾燥が早いので、朝夕の2回土をチェックしてください。1日の水やりの目安は春や秋が1回、夏は2回ほどです。ポイントは、気温が高くなる時間を避けること。気温とともに温度の上がった水は根を傷つけ、蒸れの原因になります。

昼間の暑い時間やツルが伸びる夜中の水やりは避けます。夜にツルが伸びるので、夕方の水やりによっては、生長具合が違ってきます。グリーンカーテンを作りたいときが多めに、鉢植えなど小さく育てたいなら少なめにしていきましょう。

追加の肥料は必要?

アサガオを大きく育てたいなら、月に2~3回ほど水で薄めた液体肥料を追加で与えましょう。土の養分が不足すると花が咲かなくなるので、最初の土作りで腐葉土や有機肥料を混ぜ込んでいない方は注意してください。

細かいところまでこだわりたい方は、グリーンカーテンを作るなら茎や葉っぱの元になる窒素成分を多めに、花を咲かせたいならリン酸成分の多い化成肥料を、月に1回ほど鉢のふちにおくのがおすすめです。

アサガオの支柱の立て方は?誘引ってどうやるの?

何もしないでアサガオを鉢植えで育てると、1本の細長い茎が地をはうように伸びるだけになってしまします。そのため、支柱を立ててツルが折れないように誘引してあげる必要があります。葉っぱが2〜3枚育ってきたら支柱を立てます。誘引は簡単で、ツルを手でもって支柱に巻きつけるか、ビニールテープなどでツルと支柱をくくれば完了です。

鉢植えなら支柱を3本ほど挿して、3箇所ほど支柱同士をひもで結びます。あとは、らせん状にツルを支柱に絡ませていくと「あんどん仕立て」という支柱立てと誘引を合わせた形ができあがっていきます。プランターなら、市販されているメッシュ支柱などを購入して挿し込むのがおすすめです。

アサガオの摘芯(てきしん)のコツ!ツルを横に広げるための作業は?

アサガオ 朝顔 つる

アサガオは、5~8月頃に摘芯することで横向きにもツルが伸びはじめます。本葉が8~10枚まで育ったら、ツルの先の芽を切ってください。少しかわいそうな気持ちになりますが、摘心によってまだ芽をだしていなかった本葉の付け根からわき芽と呼ばれる新しい芽が育ちはじめます。わき芽の数が多いほどツルの数や花も多くなるので、できるだけわき芽を増やすことがボリューム感を出すときには大切です。

アサガオの栽培で注意する病気や害虫は?

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アサガオは、6~7月にかけてカビやウイルスによる病気が発生しやすい植物です。特に、雨が降った後のジメジメした環境では、葉に斑点やモザイク模様が出るモザイク病、小麦粉をかけた様に白い粉がついて見えるうどんこ病などにかかりやすくなります。薬剤を散布しておくか、風通しのよい場所において病害虫の被害を予防しましょう。もし被害にあった部分を見つけたら、すぐに切り取って薬剤を散布して殺菌しましょう。

アサガオでグリーンカーテンを作ろう!育て方のポイントは?

アサガオ グリーンカーテン 緑のカーテン

アサガオを栽培する理由の1つに「グリーンカーテン」を作ってみたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。グリーンカーテンは、ベランダや庭の窓の外側にネットやワイヤーを土台として、絡ませたツルや葉っぱが一面に広がった状態で、−3度くらいの遮熱効果があるとされています。グリーンカーテンを作るには、プランターやワイヤー、ネット、ひもなどがそれぞれ必要になり、最初にネットを張ってから徐々に誘引させて育てるのがポイントです。

アサガオを翌年も育てたいなら種を収穫しよう!どこで保存する?

アサガオ 種 朝顔

種を収穫するタイミングは?

アサガオは花を咲かせた後、花の中に種がつきます。翌年もアサガオを育てたいなら、種を収穫しておきましょう。茎や種の入った袋がカラカラに乾燥して茶色くなり、花びらのすぐ下の葉っぱであるガクは水分を失って反り返っていることが収穫の目安です。

保存方法は?

一度保存すれば、数年ほど保存がきくアサガオの種。翌年までであれば徹底した保存方法でなくてもかまいません。乾燥が足りないと保存中にカビが生えることがあります。しっかり乾燥させること、お菓子などに入ってる乾燥剤を一緒にうえることがポイントです。

  1. 採取した種を新聞紙など紙の上に置く
  2. 常温で湿気のない場所で1〜2ヶ月乾燥させる
  3. 茶封筒に種、乾燥剤などを入れてさらにビニール袋やタッパーなどに詰める
  4. 冷蔵庫の野菜室の隅で保管する

アサガオの花が咲かない?つぼみのままの原因は?

アサガオ つぼみ 朝顔

アサガオは育てやすく、丈夫な植物です。ただ、葉っぱは茂っているのに花があまり咲かなかったり、場合によっては全く咲かないことがあります。これは、アサガオが「短日植物」といって一日の日照時間が短くなることを感知して花を咲かせる性質をもつためです。

つまり、花を咲かせたいときは、日中以外は蛍光灯や街灯を含め、できるだけ明るい所に置かないようにすることが大切なのです。文字が読める程度の明るさの場合は「明るい」と考えてください。もともとアサガオは夜に花を咲かせ始め、朝には開花しきっている植物なので、夜と同じ状態がないと開花させないのです。

花色を予想しながらアサガオを育ててみよう

朝顔 あさがお アサガオ 

アサガオの双葉はハート形をしています。横に広く、丸みを帯びた形の双葉の苗は大輪の花が咲くタイプですが、細身で切れ込みの深いタイプは大輪の花は咲きません。また、双葉の下の茎の色は、花の色を反映します。茎が白いと白い花が咲き、濃い色をしていると紫や青系の濃い花、薄い色がついているとピンク系の花を咲かせます。移植をする場合は、茎を見て定植すると、花が咲いたときのバランスをイメージできますよ。

初回公開日: 2015年05月09日