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コキア(ほうき草)の育て方!種まきや苗植え、鉢植えのコツは?

育てるのも簡単で、カラーリーフとしてガーデニングで親しまれているコキア。昔、コキアの枝をホウキに利用していたことから、「ほうき草」「帚木」という和名で呼ばれるようになりました。

鮮やかな緑色をした葉っぱが秋になると紅葉する様子が美しく、庭園や広場を彩ってくれる植物として人気があります。

今回は、コキアの育て方について、種まきや苗植え、鉢植えのコツや注意点などをご紹介します。

コキア(ほうき草)とは?種は食べれる?

コキアとは、夏に鮮やかな緑色の葉を茂らせた後、秋に紅葉する一年草です。真夏につける花は、花びらがないためあまり目立ちません。

中国を経由して日本へ伝わってきたコキアは、秋を象徴する庭木として知られています。放置していても、丸くこんもりとした樹形になるのが特徴で、茨城県のひたち海浜公園などが有名です。

コキアの種、とんぶりとは?

税込価格
 980円

コキアの種は「とんぶり」という食品として出回っています。完熟した種を収穫して乾燥させて煮立て、水に1日浸け置きして実の殻をより除く作業を2〜3回ほど繰り返して作られます。

種が収穫できるの9月中にとんぶりが市販で購入できるようになるので、ぜひ食べてみてくださいね。別名「畑のキャビア」とも呼ばれるほど貴重な食品なんですよ。

コキア(ほうき草)の育て方の流れ!種や苗を植えたあとは?

  1. 4〜5月に種をまくか、苗を植える
  2. 鉢植えは土が乾いたら水やりをする、地植えの場合は不要
  3. 8月までに剪定を終える
  4. 9月頃に熟した種を回収する

コキア(ほうき草)の育て方!苗植えの時期と方法、鉢植えでも育てられる?

コキアの栽培で多いのは、苗を購入して地植えで育てる方法です。

しかし、最近では観葉植物のように鉢植えで育てる方も増えてきました。自宅のスペースに合わせた育て方ができるので、ぜひ色んな形で育ててみてください。

土作り

コキアは、水はけと水もちのバランスがよい土を好みます。地植えなら、植え穴を掘った土に腐葉土や堆肥を2~3割混ぜ込んで、1週間ほど寝かせておきましょう。

鉢植えて育てるなら、赤玉土(小粒)6~7:腐葉土3~4くらいの割合で混ぜた土がおすすめです。また、鉢植えも地植えの土にも、最後はゆっくり効く緩効性の化成肥料を混ぜておきましょう。

苗植え

4〜5月頃が苗を植える適期です。鉢植え、地植えともに苗がすっぽり入るくらいの植え穴を掘り、根についた土を崩さずに植え付けます。

地植えは、株同士の間隔を20~30cmほど空け、風通しをよくしておくと元気に育ちます。また、幼い苗は倒れやすいので、風が強い場所なら支柱を立てて支えてください。

コキア(ほうき草)の水やり、肥料の与え方は?

水やり

鉢植えは、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。コキアは湿気が苦手なので、水の与えすぎには注意してください。

地植えは、根がはるまでは土の表面が乾いたら水を与えますが、その後の水やりは必要ありません。

肥料の与え方

コキアの種や苗を植える前に肥料を混ぜていたなら、3ヶ月に1回同じ肥料を土にまくか、生育の様子を見て液体肥料を施しましょう。カリウムの多い肥料を当てると、草姿がしっかりしますよ。

コキア(ほうき草)の栽培で注意する病気や害虫は?

コキアは、病気や害虫の心配が少ない植物です。ただ、じめじめした環境で育てるとうどんこ病にかかることがあります。

うどんこ病は、植物にカビが寄生して葉や茎が白くなる病気で、発症すると光合成がうまくできず、枯れてしまうことがあります。

発生初期であれば薬剤を使って繁殖を抑えます。また、症状の出ている部分はカットして処分してください。

コキア(ほうき草)の剪定の時期と方法は?

コキアは、自然にこんもりとした樹形へまとまるので剪定がいりません。枝が乱れている部分を見つけたら、カットして形を整える程度で十分です。

ただ、紅葉や実がつくことを考えると、剪定は8月下旬までに終わらせておきましょう。また、株が大きく育ちすぎているときは、株元に土を寄せて支えるようにしてください。

コキア(ほうき草)に植え替えは必要?種まきでの増やし方は?

コキアは一年草のため植え替えの必要はありません。放っておけば秋以降に枯れていきます。翌年以降もコキアを育てたいときは、紅葉した後につく実から種を採取して保存しておきましょう。

あとは、4〜5月まで紙袋などに入れて通気性のよい日陰で管理しておき、春になったら種まきをして育てます。

種まき

コキアの種の発芽温度は15度以上です。霜の心配がなくなった4月中旬~5月初旬に種をまきましょう。

実際は、7月までまくことができますが、寒くなると枯れてしまうので種まきが遅れると生長後の楽しむ期間が短くなります。注意してください。

庭に植え付ける場所が決まっているようであれば、あらかじめ土作りをした後、すじまきかばらまきにしていきます。

土の表面が乾かないように管理し、発芽したら状態のよいものを1~2本残して間引いていきましょう。株同士の間隔は、20~30cm空けるのがおすすめです。

根がはらないと生長しないことから、育苗ポットで育てるときは、種をポット1つにつき2~5個まいて管理し、苗が小さいうちに鉢か地面に植え替えるとよいですよ。

コキアの育て方のポイントは?

日当たりのよい場所

日当たりのよいところで育てるのがポイントです。日陰だと弱々しい枝が生えてくるだけでなく、紅葉しなくなってしまいます。

植え替えはしない

コキアは一年草のため、もともと植え替えの必要はありません。

また、根っこが直毛根といって太く長い根を1本まっすぐ伸ばすタイプのため、根が傷つきやすく、枯れやすい性質をもっているため、鉢植えで植え替えをしてはいけません。

丸くなるタイプと細長く伸びる2種類がある

秋に枯れた後、ほうきにしたいなら細長く伸びるタイプを、真ん丸のかわいらしい樹形を楽しみたいなら丸くなる種類のコキアを選びましょう。

コキア(ほうき草)が枯れた後はほうきを作ってみよう

秋になって赤くなり、だんだん茶色へと変化して枯れたコキアはほうきにしてみましょう。

葉っぱを刈り取ってひもでくくり、持ち手を作るだけ。玄関に置いておけばおしゃれにインテリアになるのでおすすめです。

コキア(ほうき草)は育て方が簡単で丈夫な植物

コキアは、樹形がきれいにまとまって育てやすく、病気や害虫の心配も少ない植物です。樹高50~100cmと大きくなりすぎないので、ちょっとした生垣を作りたいときにおすすめですよ。

紅葉した後枯れてしまいますが、こぼれ種が翌春にまた発芽します。樹木を育ててみたいけど、ハードルが高いと感じている方は、コキアの栽培がおすすめです。

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初回公開日: 2015年10月13日