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アンスリウムの花言葉|花の種類や時期は?別名はオオベニウチワ?

赤やピンクのツヤのあるハート型の花がユニークなアンスリウム。合わせる花によって、南国風やモダンなイメージに仕上げることができ、アレンジメントにもよく用いられています。今回は、そんなアンスリウムの花言葉や品種、開花時期をご紹介します。

アンスリウムの花言葉

アンスリウム

『煩悩』『恋にもだえる心』『印象深い』『旅立ち』

● 色別の花言葉
赤:情熱
白:熱心
ピンク:飾らない美しさ

鮮やかな色をしたハート型の花を咲かせるアンスリウムの姿は、誰かに激しく恋い焦がれている様子を連想させることから「恋にもだえる心」「煩悩」という花言葉を持つようになりました。また、色によっても花言葉が異なり、それぞれが恋している人の心情を表しているように感じられます。

アンスリウムの花の色や学名は?

学名
Anthurium andraeanum
科・属名
サトイモ科アンスリウム属
英名
Flamingo lily
Tail flower
原産地
熱帯アメリカから西インド諸島
開花期
5~10月
花の色
赤、ピンク、白、グリーン、茶、紫など
別名
大紅団扇(オオベニウチワ)

アンスリウムとは?どんな花を咲かせる植物?

アンスリウム フーケリー

アンスリウムはサトイモ科アンスリウム属の観葉植物で、ワックスがかかったような光沢のある、鮮やかな色の花が特徴です。熱帯アメリカから西インド諸島が原産で、日本へは明治時代中期にもたらされました。

学名は、ギリシア語で花を意味する「anthosaura(アンサス)」と、尾を意味する「oura(オウラ)」が語源となっており、その花姿を表しています。また、和名の大紅団扇(オオベニウチワ)も真っ赤な花がうちわのように見えることから名付けられました。

花びらのように見えている部分は、カラーやモンステラなどのサトイモ科の植物に見られる「仏炎苞(ぶっぽうえん)」という苞が大きく変化したものです。実際の花は、尾のようにつきだした部分(肉穂花序)に密生しています。

アンスリウムの赤・白・ピンクの品種は?

アンスリウム

アンスリウム属の仲間は熱帯アメリカに約600種以上分布しています。代表的な白や赤の花以外に、ピンクや紫、縁の入ったタイプなど花色が豊富ですよ。今回は、一般によく販売されている品種をいくつかご紹介します。

アンスリウム・アンドレアヌム

一般に「オオベニウチワ」というと、本種を指します。コロンビアに分布し、大きな赤い花が特徴です。小型の品種に、「ヒメアンスリウム」があります。

アンスリウム・シェルツェラヌム

コスタリカやグアテマラに分布する品種で、アンドレアヌムより小柄です、また、花はオレンジ色や赤色をしており、「ベニウチワ」という和名を持っています。

アンスリウム・ポラリス

白い花と中心の尾が薄いピンク色をしている、シックな色合いの品種です。明るく清潔感があり、アレンジメントなどによく用いられます。

アンスリウム・ピンクチャンピオン

明るいピンク色の花をつける品種で、近年人気がでています。ちょっと人とは違うアンスリウムがほしいと思っている方におすすめです。

アンスリウムの花でお部屋を南国ムードに

くっきりとした緑色の葉と、光沢のある赤や白の花を咲かせるアンスリウムは、鉢を1つ置くだけでお部屋を南国ムードにしてくれます。実際にハワイでは大人気で、「Heart of Hawaii」という別名で親しまれています。お部屋のイメージを変えたいときは、ぜひアンスリウムの花を飾ってみてください。

更新日: 2021年07月14日

初回公開日: 2015年08月03日

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