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金魚草(キンギョソウ)の花言葉|花の種類や別名、似た花は?

金魚草は、ふわふわとした花を茎の先端にたくさん咲かせる姿が美しい花です。花色が豊富で、春には花壇を賑やかに彩ってくれますよ。品種がたくさんあり、用途に合わせて草丈を選べるのも人気の秘密です。今回は、そんな金魚草の花言葉や似た花、種類、品種についてご紹介します。

金魚草(キンギョソウ)の花言葉

キンギョソウ 金魚草

『おしゃべり』『でしゃばり』『おせっかい』『推測ではやはりイヤ』

「おしゃべり」「でしゃばり」「おせっかい」は、花の姿が金魚が口をパクパクさせて話しているように見えることに由来しています。「推測ではやはりNO」は、西洋ではこの花が仮面に似ていることにちなんでいます。

金魚草(キンギョソウ)の学名・原産国・英語

学名
Antirrhinum majus
科・属名
オオバコ科・キンギョソウ属
英名
Snap dragon
原産地
南ヨーロッパ、北アフリカ
開花期
3~6月
花の色
白、赤、ピンク、オレンジ、黄、複色
別名
スナップドラゴン
アンテリナム

金魚草(キンギョソウ)はどんな花?

金魚草 キンギョソウ

花が金魚に似ていることから名付けられた金魚草。見た目は繊細ですが、暑さにも寒さにも強い性質をもつ植物で、地中海沿岸の南ヨーロッパから北アフリカに自生しています。草丈は20~120cmと品種によって違い、ふわふわの花が茎の先に連なって咲きます。

学名のmajusは、ギリシャ語で5月を意味し、開花期にちなんでいます。また、英名は、かみつきドラゴンという意味で、花の形がドラゴンの口に似ていることが由来です。

金魚草(キンギョソウ)の花が咲く時期と見頃の季節は?

金魚草 キンギョソウ

開花期は3~6月で、5月に見頃を迎えます。花は7日間ほどきれいに咲き、開花期間が長いことが特徴です。白やピンクの花からは、よい香りがします。

金魚草は本来多年草ですが、高温多湿に弱く、日本のジメジメとした夏を越せないので、一年草として扱われることもあります。

金魚草(キンギョソウ)に似た花は?

グラジオラスやアサリナは、金魚草に似た花を咲かせます。グラジオラスは、アヤメ科の植物で、オランダアヤメとも呼ばれています。アサリナは、金魚草と同じゴマノハグサ科の植物で、細いつるの先につける花がよく似ています。

金魚草(キンギョソウ)の花の種類は?

キンギョソウ 金魚草

金魚草はたくさんの園芸品種が生み出され、花色や草丈のバリエーションが豊富です。一般的には草丈の低い「小型種」、草丈の高い「高性種」、その中間の「中間種」に分けられます。花姿も一重や八重など様々です。

キンギョソウ ダンシングクイーン

葉にクリームや紫色の斑が入った品種です。寄せ植えにも使いやすく、花の咲いていない時期はカラーリーフとして楽しむことができます。花壇の寄せ植えに向いています。

キンギョソウ アールグレイ

草丈が15cmほどと低く、グランドカバーに使うこともできる品種です。春と夏の2回、白いフリルのような花をたくさん咲かせます。葉のシルバーリーフも美しく、人気があります。

F1プリンセス系

地植え、切り花どちらでも人気の品種です。草丈は50~60cmほどとあまり高くなく、2色の花色を楽しむことができます。

F1パレット系

草丈の低い品種で、20~30cmほどに生長します。色も豊富で、赤や黄色、オレンジ、白、ピンクなど色々な種類があります。

金魚草(キンギョソウ)の花を楽しもう

金魚草 キンギョソウ

金魚草は、草丈の高いものから低いものまで、用途に合わせて品種を選んで育てられるのが魅力です。花持ちもよく、切り花にして楽しむのもすてきですよ。1本だけ花瓶に挿しておくだけで、お部屋を華やかな雰囲気にしてくれます。

庭で育てた金魚草を、色々な方法で楽しんでみてくださいね。

更新日: 2021年01月13日

初回公開日: 2015年09月22日

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