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グラジオラスの育て方!球根の植え付けと時期は?保存はどうする?

真夏に色とりどりの華やかな花を咲かせるグラジオラス。多年性の球根植物なので毎年楽しむことができます。

また、花の種類が豊富なので、家や庭の雰囲気に合ったものを育てられますよ。今回はグラジオラスの育て方をまとめました。

グラジオラスの育て方!種まきや球根の植え付け方法と時期は?

グラジオラスは、球根から育てることができ、3月下旬~6月上旬が植え付けの適期です。ただ、グラジオラスは寒さに弱いことから、寒い地域であれば霜が降りなくなった4月頃に植え付けるようにしてください。

鉢植えの場合は、6号鉢に3球ほどを土から1個分くらいの深さに植え付けていきましょう。水はけのいい土を好むので、赤球土(小粒)7:腐葉土3の用土に元肥として化成肥料を混ぜ込んだものを用意してください。市販の草花用培養土を用いでもかまいません。

地植えの場合は、日当たりがよく、風が少ない場所を選ぶことがポイントです。日に当たる時間が少ないと花つきが悪くなってしまいます。また、強風にさらされるような場所に植えてしまうと、茎が倒れて枯れてしまう可能性があるのです。

もし風が強い場所に植えてしまったら支柱で支えてあげてください。後は鉢植え同様の用土を準備し、15センチほど間隔を空けて球根1個分の深さに植え付けるだけです。

他のアヤメ科の植物やグラジオラスを過去に植えたことのある土地での連作は病害虫が発生する原因になるので避けるようにしてください。

グラジオラスの育て方!土作りや肥料、水やりの方法と時期は?

土作り

グラジオラスは水はけのよい土を好むので、庭土や赤玉土に堆肥や腐葉土を混ぜて土壌の状態をよくしておきましょう。

中性~弱酸性(pH5.5~6.5)の土を好むので、庭の土を利用する場合は、苦土石灰などを混ぜて酸性度合いを調節しておくと安心です。

水やりの方法

比較的乾燥に強い花ですが、成長期にはたくさんの水を必要とします。植え付けから花が咲くまでは、土が乾いたらたっぷりと水を与えます。ただ、多湿を嫌うので水のあげすぎには注意してください。

肥料の与え方と時期

「じゃがいもの作られるところなら育つ」と昔から言われるように、グラジオラスはやせた土地でも元気に育ちます。逆に肥料を与えすぎてしまうと花つきが悪くなってしまいます。

そのため元肥として化成肥料を土に混ぜ込んで施した後は、追肥として花が咲くまでに2〜3回化学肥料を株元に少量まけば大丈夫です。

化成肥料は窒素分が少なく、リン酸やカリウムの多いものを選ぶといいです。

グラジオラスの球根を掘りあげる方法と時期は?保存方法は?

グラジオラスは寒さに弱いので、10月頃に球根を掘りあげ翌年まで保管します。

球根は花が咲いてから60日で翌年の分の養分を貯めこむことから、花が咲き終わり葉が枯れはじめたら茎を元の方から切り取り、球根を傷つけないように掘りあげてください。

茎が完全に枯れてから掘りあげると、分球に必要な木子(きご)がバラバラになって採取しづらいので注意してください。

掘りあげた後は、日陰でしっかり乾燥させてください。乾いたら茎を完全に切り取って保存します。0度以下の場所では球根が枯れてしまうので、ネットなどに入れて風通しのいい場所に吊るして保管するといいですよ。保管した球根は翌年の3~6月にまた植え付けていきましょう。

グラジオラスの球根を増やす方法は?

グラジオラスは新球のまわりにできる木子をとって増やすことができます。球根を掘りあげた際に木子を採取し、3~4月に植え付けていきます。

大きい木子の方が育ちやすいので、たくさんついている場合は必要な分だけ選ぶようにするといいですよ。

グラジオラスを育てるときに注意する病害虫は?

首腐病

細菌による病気で、土の中に残ることから連作すると被害が広がります。最初は内側部分の葉に赤黒い斑点が生じ、それがどんどん広がって株全体が腐敗します。

高温多湿の場合に発生しやすいので、水のやり過ぎに注意し風通しをよくしてあげましょう。また一度かかった株はすぐに焼却処分してください。

ハダニ

ハダニは夏に出やすい害虫で葉の裏について植物の栄養を吸汁します。見つけ次第駆除し、予防として葉に水をかけたり薬剤を散布したりしておくと安心です。

グラジオラスの花を毎年きれいに咲かせよう

グラジオラスは管理が簡単な植物なので、ガーデニング初心者でも育てやすいです。また多年性で毎年花を咲かせてくれるので、花が少ない夏のガーデニングには欠かせない存在となっています。

低温や日照不足に気をつけながら元気できれいなグラジオラスを毎年育ててみてくださいね。

初回公開日: 2015年07月09日