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タマリュウの育て方!植え方やお手入れ、枯れる原因と対策は?

細長い葉っぱを茂らせる、グランドカバーに人気のタマリュウ。花壇の縁取りや木の根元の飾り、寄せ植えのリーフプランツなどに利用幅の広い多年草です。今回は、そんなタマリュウとはどんな植物か、育て方のポイントや手入れ方法、増やし方などをご紹介します。

目次

タマリュウとは?龍のひげとの違いは?

タマリュウの植え方は?

タマリュウのお手入れ!水やりと肥料の与え方は?

タマリュウが枯れるのはどうして?原因や対策は?

タマリュウの除草や刈り込みの方法は?

タマリュウの増やし方!株分けの時期と方法は?

タマリュウの育て方のポイントは?

タマリュウをうまく育てて庭を彩ろう!

タマリュウとは?龍のひげとの違いは?

タマリュウは、キジカクシ科・ジャノヒゲ属に分類される多年草です。丈夫なグランドカバーとして知られる龍のひげのうち、葉っぱの短いものを掛けあわせて作られた小型種です。

草丈は5~15cmほどに生長し、龍のひげよりも葉っぱが短く、扱いやすくなっています。また、日向~日陰とどんな環境にも強く、シェードガーデンにもおすすめ。

ただ、踏圧には弱いので、人の踏み入る場所への植え付けは向きません。7~8月に、白い小さな花を咲かせ、その後青い実を付けます。

学名
Ophiopogon japonicus Ker.f.nanus fort
科・属名
キジカクシ科・ジャノヒゲ属
英名
Dwarf mondo grass
原産地
日本、朝鮮半島、中国
開花期
7~8月
花の色
白、紫
別名
ギョクリュウ

タマリュウの植え方は?

真冬や真夏は避け、3~4月か9~10月に植え付けていきます。タマリュウ本体同士の間隔は10~15cm空けるようにし、ジグザグに配置するときれいですよ。

プランターや鉢への植え方

どんな土でも育つ強さがあります。市販の草花用培養土か、赤玉土(小粒)7~8:腐葉土2~3の割合で混ぜた土を使います。寄せ植えに使うことが多いので、一緒に植える植物が好む土質に合わせても問題ありません。

  1. 鉢底石を敷く
  2. 容器の7~8割くらい土を入れる
  3. 深さ7~10cmほどの植え穴をスコップで掘る
  4. 苗の根に付いた土は軽く落として植える
  5. たっぷりと水やりをする

お庭への植え方

植え付けの手順や、株同士の間隔は鉢植えと同じです。植え付ける前に土を耕し、堆肥や腐葉土をたっぷりと混ぜ込んでおくと生育がよくなります。また、根付くまでは4~10月の間たっぷりと水やりをするようにします。

タマリュウのお手入れ!水やりと肥料の与え方は?

水やり

鉢植えは、土の表面が乾いたら水やりをしていきます。お庭に地植えした場合は、根付くまでの間は土が乾いたら水やりをして、その後は降雨のみで十分育ちます。

肥料の与え方

苗を植えるときに腐葉土や堆肥をよく土に混ぜ込んでおけば、追加で肥料を与える必要はありません。速効性の化成肥料は肥料焼けを起こしてしまうので、生育が気になるときは、春や秋に油かすなど有機質肥料を与えます。

タマリュウが枯れるのはどうして?原因や対策は?

タマリュウは病気や害虫に強く、そういったことではあまり枯れることがありません。なのでもしも枯れたときは、それ以外のことを疑ってみた方がいいでしょう。

人が踏みつける場所や、あまりにも陽の当たらない場所、排気ガスが当たる場所などでは枯れてしまうかもしれません。

この場合、場所を変える以外の対策はないので、最初から植える場所には注意してくださいね。

タマリュウの除草や刈り込みの方法は?

除草の方法

タマリュウは、葉っぱが密に茂ることで、雑草を生やしづらくする効果があります。植えてから密生状態になるまでの間は、除草をこまめにして雑草を手で摘み取りましょう。除草剤は、タマリュウも枯れさせてしまうことがあるので注意してください。

刈り込みの方法

タマリュウを数年育て続けていると、次第に土から盛り上がってきます。駐車場のスリット(草目地)では、つまずきの原因となるため、刈り込みや刈戻しが必要です。

刈り込みは、ハサミや芝刈機、草刈機などを利用しましょう。刈り込み直後、傷口となり白くなりますが、1ヶ月ほどで回復するので安心してください。

タマリュウの増やし方!株分けの時期と方法は?

3~5月と9~11月頃、株分けで数を増やすことができます。

地面から抜き出した株の根に付いた土をきれいに落とし、それぞれ均等に芽が付くよう、根を手やナイフで切り分けていきます。分けた株は、それぞれ植え付け、通常通り管理していきます。

タマリュウの育て方のポイントは?

人に踏まれない場所であれば、長く栽培を楽しめます。鉢植えで育てると表面を覆い尽くしてしまうので、地植えの方が向いています。

タマリュウは乾燥に弱いので、水はけがよすぎるときは、腐葉土などで水もちを調節してみてください。

タマリュウ(玉竜)をうまく育てて庭を彩ろう!

タマリュウは、リュウノヒゲに比べて小さいことから、どんな場所にも植えて楽しめるグランドカバー向きの多年草です。

芝生のような感覚で利用するなら、春に一度刈り込みを行うと葉がきれいに出揃って、庭やプランターの仕上がりがよくなります。

日陰にも強く、冬でも葉が枯れないなど長所がいっぱい。主役の木や草花を引き立ててくれますよ。

初回公開日: 2016年07月05日