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カンパニュラ・アルペンブルーの花言葉と育て方

星型の花を咲かせるカンパニュラ・アルペンブルーは、そのかわいらしさから最近人気が出ている多年草です。初春から初秋にかけての長い間、花が葉っぱの間たくさん顔を出す姿は、素朴さが感じられます。今回は、そんなカンパニュラ・アルペンブルーの花言葉と育て方などをご紹介します。

カンパニュラ・アルペンブルーの花言葉とは?

『誠実』『感謝』『節操』

カンパニュラ・アルペンブルーは、カンパニュラの1品種なので、花言葉は共通です。カンパニュラの花言葉は、花姿から教会の鐘が連想されることにちなみます。

カンパニュラ・アルペンブルーの学名・原産国・英語

学名
Campanula poscharskyana
科・属名
キキョウ科・ホタルブクロ属
英名
Campanula poscharskyana
Campanula alpenblue
原産地
バルカン諸国やセルビア
開花期
3~9月
花の色
青紫
別名
カンパニュ・ポシャルスキアナ
星桔梗(ホシギキョウ)

カンパニュラ・アルペンブルーとは?どんな花を咲かせる?

カンパニュラ・アルペンブルーは、キキョウ科・ホタルブクロ属に分類される多年草です。カンパニュラ・ポシャルスキアナの中で、青紫色の花を咲かせる園芸品種を指します。他にも、白い花を咲かせる「アルペンホワイト」や、青みがかったピンクの花がかわいらしい「アルペンピンク」など、いくつかの園芸品種があります。

草丈は15~30cmほどに生長します。卵形で縁にギザギザの入った葉っぱは互い違いに生えながらたくさん茂り、春~秋にかけての長い間花を次々と株から垂れ下げるように咲かせます。花は直径2~3cmほどで、星型をしていることが特徴です。この花姿から、「星桔梗」という和名がつけられました。

カンパニュラ・アルペンブルーの育て方のポイントは?

水はけがよく、風通しのよい場所で育てれば、それほど手間はかかりません。高温多湿を嫌うので、地植えにするときは、直射日光の当たらない場所を選んで育ててください。

カンパニュラ・アルペンブルーの種まき、苗植えの時期と方法は?

種まき

4月下旬~5月に種をまいていきます。

川砂やバーミキュライトを入れた3号の育苗ポットか、水をたっぷりと含ませたピートバンに種をばらまいていきます。種に土は被せず、乾燥しないよう水やりをしながら日陰で管理すると、10日くらいで発芽していきますよ。その後、本葉が2~3枚生えたタイミングで、鉢や地面に植え付けます。

苗植え

3~4月か9~10月が苗植えの適期です。鉢植えは、苗よりも1回り大きな土に鉢底ネットと鉢底石を敷、苗を植え付けていきます。鉢の1/3くらいまで土をいれたら、苗を中心に置き、周りに土を足していくときれいに株を固定できますよ。その後、根が鉢いっぱいに広がったら、その都度1回り大きな鉢に植え替えをしてください。

地植えは、土作りを済ませたところに、株同士の間隔が20~30cm空くよう植え穴を掘って植えていきます。

カンパニュラ・アルペンブルーの土作り、水やり、肥料の与え方

土作り

水はけのよい弱アルカリ性の土を好みます。鉢植えは、市販の草花用培養土を使うと簡単です。自分で作るときは、赤玉土(小粒)6~7:腐葉土3~4の割合で混ぜた土に、大さじ1杯(10gくらい)の苦土石灰を加えたものがおすすめです。地植えは、植え付ける10~14日前に苦土石灰を土に混ぜ込んでおき、酸性度合いを中和しておきます。

水やり

湿度の高い環境は苦手なカンパニュラ・アルペンブルー。鉢植えは、土が十分に乾いてから、鉢底から流れ出るくらいたっぷりと水を与えます。日照りが続いて乾燥してしまうと、根が傷んで枯れてしまうので、夏は注意してください。一方、冬は生育が鈍るので、土が乾いてしばらくたってから水やりをするくらいでかまいません。また、地植えは日照りが続いたとき以外の水やりを不要です。

肥料の与え方

次々と花を咲かせている間は、たくさんの肥料を必要とします。植え付けるときにゆっくりと効く緩効性化成肥料を混ぜ込んだら、3~9月の間は、1週間に1回液体肥料を水やり代わりに与えていきます。

カンパニュラ・アルペンブルーの手入れ!剪定や冬越しの方法は?

剪定

長期間にわたってたくさんの花を咲かせるのが魅力のカンパニュラアルペンブルーですが、枯れた花をそのままにしてしまうと、開花期間が短くなってしまいます。枯れた花はこまめに摘み取り、株が消耗しないようにしてください。また、これによって株が蒸れることを防ぎ、病気や害虫の予防につながります。さらに、ときどき混み合っている茎や下の方に生えている葉っぱを取り除くと風通しがよくなりますよ。

冬越し

暑さには弱いですが、寒さには比較的強いので、関東地方より南であれば特別な手入れは必要ありません。ただ、根が凍ると枯れてしまうので、霜の降りる地域は冬になったら株元を寒冷紗などで覆うと安心です。

カンパニュラ・アルペンブルーの増やし方!株分けの時期と方法は?

カンパニュラ・アルペンブルーは、種まきと株分けで数を増やすことができます。種まきは、植え付け時の方法を参考にしてください。庭植えなら、こぼれた種で自然と株が増えていきますよ。

株分け

3~4月か9~10月が株分けの適期です。大きく育った株をそっと土から掘り起こし、1株に4~5芽つくよう、根を手やナイフで分けていきます。それぞれの株は、鉢や地面に植え付け、通常通り管理していきます。

カンパニュラ・アルペンブルーの栽培で注意する病気や害虫?

ナメクジやかたつむりは、カンパニュラ・アルペンブルーの葉っぱや花を食べてしまいます。見つけたらすぐに薬を使って退治するか、ピンセットなどで掴んで取り除いていきます。特に、ナメクジは夜に活動することが多いので、日が落ちてから見回りをすると効率よく退治できますよ。

カンパニュラ・アルペンブルーはかわいらしい花がガーデニングに人気

カンパニュラ・アルペンブルー 白

カンパニュラ・アルペンブルーは、カンパニュラの中でも丈夫な性質で、病害虫にも強いことから、育てられやすい品種だと人気です。また、長い間たくさんの花を咲かせてくれることもうれしいポイント。あまり植え替えをせず、気楽にガーデニングを楽しみたいときにぴったりの多年草ですよ。

初回公開日: 2016年06月16日