ホルティ by GreenSnap 生活を彩ろう。花、植物、ガーデニング情報をお届け

虹の玉の育て方

多肉植物セダム属の虹の玉は、赤く染まる姿が愛らしくこれだけで寄せ植えを作るほど人気がある植物です。今回は増やし方や植え替えの仕方など、育て方を詳しく解説します。虹の玉と似た種類についても紹介しているので、ぜひ最後まで目を通してみてください。

虹の玉はどんな植物?

虹の玉はセダムのなかでも人気のある多肉植物です。つぶつぶした赤くなる葉が魅力的で、紅葉したときの姿は見ものです。夏の暑さにもわりと強い植物で、暖かい地域なら1年中屋外でも育てられます。花は星の形をした黄色の花で、6~9月に咲かせます。

 

基本情報

科名
ベンケイソウ科
属名
セダム属
原産地
メキシコ
耐寒性
強い
耐暑性
やや強い
生育型
春秋型
花の色
黄色

虹の玉の育て方!土づくりのコツは?

虹の玉は比較的お水が好きな多肉植物です。水はけのよい土は基本として、保水性も少しだけ気にしてあげるとぷっくりと育つようになります。

市販の培養土なら、赤玉土を2割程度混ぜてあげるといいでしょう。市販の土も多肉植物用だけでなく、花の土でも水やり頻度に注意すれば十分育てられます。

虹の玉の育て方!日当たりや置き場所は?

日光がしっかり当たるところで管理しましょう。真夏や梅雨、冬の頃でなければ、多少の雨ざらしでも大丈夫です。

夏は強い日差しで葉が焦げることがあるので、遮光してあげましょう。蒸れると枯れたり病気になったりするので、風通しがよいところで育ててください。

冬は霜に当てないように管理します。地域によっては、簡易ビニールハウスや夜だけ室内へ取り込むと安心です。

ずっと室内で管理していると、徒長しやすくなるのでなるべく外で育てると覚えておくといいでしょう。

虹の玉の育て方!水やりのコツは?

虹の玉は活発に育つ時期とあまり育たない時期で、水を与える量と頻度を変えます。

春・秋

春や秋はたくさん水を吸収するので、土が乾いてから水を鉢から流れるほど十分にあげます。こうすることで、土の中の不純物も流せます。

水が足りなくなってくると葉に張りがなくなってきますが、少しシワができてから与えても問題ありません。

夏・冬

夏と冬は少しだけ頻度を下げます。夏は日中の水やりは避けて、夕方や夜に水をあげてください。冬は気温が高い晴れが続く日が適しています。根を凍らせないように与えるタイミングに気をつけましょう。

虹の玉の育て方!肥料の与え方は?

肥料は植え付けや植え替えしたときに、ゆっくり効くタイプの肥料を土へ混ぜます。追肥するときは春と秋に行います。

目で見てはっきりと株が弱っているのが分かるときは、即効性のある液体肥料でも大丈夫です。水をあげるときに、水へ混ぜて与えてください。

虹の玉の育て方!注意すべき病害虫と対策法は?

病害虫はアブラムシ・カイガラムシ・ハダニなどがつくことがあります。風通しのよくないところや湿度が高い時期に気をつけてください。

対策法は日々のチェックとこまめなお手入れです。予防として農薬をかけておくことも有効です。植え替えしたときに農薬を肥料と同じく混ぜておくのもいいでしょう。

虹の玉の育て方!植え付けや植え替えの時期は?

春、もしくは秋か、鉢から根がでていたら植え替えます。鉢から根がでたままにしておくと、鉢の内部が根でいっぱいになっている状況なので、早めに植え替えてください。

植え替えるときは、鉢のサイズを1つ大きくするといいでしょう。虹の玉は環境があえば、スクスクとよく育つので、最低でも1年に1回の頻度で植え替えてあげるのがおすすめです。

    植え替えの手順まとめ

  1. 鉢から苗を取り出す
  2. 古くなった土を落として、根を整理する
  3. 一回り大きい鉢を準備する
  4. 苗を入れる位置まで土・農薬・肥料を入れる
  5. 苗を入れて土をかける
  6. トントンと土を落ち着かせて完了

虹の玉の増やし方は?

増やし方は株分け・挿し芽・葉挿しどれでもできます。手間がかからないのは株分けと挿し芽です。

株分け・挿し芽

虹の玉は育つと子株をだすので、ある程度のサイズになったら切り取って新しい鉢へ植え付けられます。茎から気根もだしやすいので、切るときは根も一緒につけてあげると根付きやすいです。

挿し芽も同様で、気根付きで切り、切ったところが乾燥してから植え付けましょう。切るときは茎を少し長めにとって切ると植えやすくなります。気根もうまく土をかけてあげると安心です。

    株分け・挿し芽の手順まとめ

  1. 子株や切りたいところで茎を切る
  2. 切った部分は日陰で乾燥させる
  3. 新しい鉢を用意して2を植えれば完了

葉挿し

葉挿しは、つぶつぶした葉1枚でできますが、生長するまで時間がかかります。ゆっくり大きくなるのを観察したいときにおすすめです。1枚葉を取ったら根がでるまで土の上へ転がしておきます。

根が生えたら土へ根を入れてこまめに水をあげます。スポイトなどを使うと便利です。半日陰に置きましょう。

ある程度育ったら、好きな鉢へ植え付けます。日光にも当てて、徒長しないように育ててください。

虹の玉の育て方で注意すべきポイントは?

虹の玉は日光に当たり足りないと、徒長して葉と葉の間が間延びしてしまいます。一度伸びてしまうと切る以外に仕立て直しはできません。徒長しやすいのは夏と冬の日光に十分に当て足りないときです。

そのため春や秋になったら、気になるところで剪定してあげるといいでしょう。剪定は株全体のバランスを整えるときにも効果的なので、大きく育った部分なども随時剪定してみてください。

虹の玉の種類

虹の玉に関する種類は、同じ鉢などで一緒に育ててみても可愛らしいのでおすすめです。

オーロラ

オーロラは斑入りの種類で、色がピンクです。オーロラを増やすときは、葉挿しはおすすめしません。葉挿しだと先祖返りで虹の玉に戻ってしまうからです。したがって株分けか挿し芽で増やしましょう。

レッドベリー

レッドベリーは虹の玉を矮小したもので、濃い赤色をしています。とても小さくつぶつぶしていて、こちらも寄せ植えなどに加えてもいいでしょう。

1つの葉が小さいので、増やすときはある程度の大きさで茎を切って、株分けや挿し芽するのがおすすめです。

玉葉

虹の玉の交配元の1種です。丸みのある葉が特徴で、オーロラやレッドベリーと同じく秋になると紅葉します。ぷりぷりした葉というよりは硬めのしっかりした葉です。

乙女心

玉葉と一緒に虹の玉の交配に使われた品種です。生長はゆっくりで紅葉すると葉の先端が赤く染まります。蒸れに弱いです。

虹の玉を育ててみよう

虹の玉は暑さや寒さに強く育てやすい種類です。徒長してしまうと仕立直しで剪定しなければいけません。剪定したほうは挿し芽に使えるので、気軽に挑戦してみてください。水は生育時期に合わせて量や頻度を変えてみましょう。

更新日: 2020年03月16日

初回公開日: 2020年03月16日

関連コンテンツ