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クワズイモ(アロカシア)の育て方!植え替え、株分け、挿し木の方法は?

クワズイモは、地上に突き出たイモの先に大きく広がった葉をつける観葉植物です。

見た目がかわいらしいことに加えて、「復縁」という花言葉をもつことから特に女性に根強い人気があります。また、「出世芋」という別名をもつため応援したい相手へのプレゼントにも喜ばれますよ。

今回は、そんなクワズイモの育て方について、植え替えや株分け、挿し木などの方法を詳しくご紹介します。

クワズイモ(アロカシア)とは?どんな観葉植物なの?

クワズイモは、サトイモ科・クワズイモ属に分類される多年草です。根の部分に毒をもっていて食用に向かないことから「食わず芋(クワズイモ)」と呼ばれるようになりました。

太く立派な根が地表にまで出ており、茎の先端からハスのように大きな葉っぱを何本も生やします。大きいと高さは2m、葉っぱは1mほどまで生長する大型のインテリアにもなる観葉植物です。

見た目がユニークなことに加えて「復縁」というすてきな花言葉をもつことから、恋愛成就を願う女性に人気があります。

クワズイモ(アロカシア)を育てるために必要なグッズは?

  • 鉢に植えられたクワズイモ
  • ジョウロ
  • 液体タイプの肥料
  • 固形の緩行性化成肥料
  • 茎を切るためのハサミ(剪定バサミ)

クワズイモを育てるなら鉢に植えられた状態のものを購入するのがおすすめです。日陰が苦手なクワズイモを移動させやすく、また好みの鉢を選べばお部屋の雰囲気を変えてくれます。

税込価格
15,400円~

クワズイモ(アロカシア)の置き場所は?

クワズイモは午前中に日光が当たる場所で管理するとよく生長します。

9〜6月は午前中だけレースのカーテン越しに日光が当たる窓辺に、7〜8月は直射日光が当たらず蛍光灯などの光があたる場所に置きましょう。

クワズイモ(アロカシア)の育て方!水やりの仕方や肥料の与え方は?

クワズイモの生長に欠かせないのが水や肥料です。定期的にお手入れをすることで主役となる茎が生長して、そこから枝分かれするようにいくつも茎が伸びてきます。

水やりの仕方

クワズイモの水やりの基本は、土が乾いたら鉢の底から流れ出るくらいたっぷり水を与えること。受け皿に溜まった水は捨てるのを忘れないようにしてください。

4〜6月は基本通りの水やりを、7〜8月は毎日水を与えてもかまいません。秋以降はクワズイモの活動が鈍くなってほとんど水を必要としなくなるので、9〜3月はほとんど水を与えずに育てましょう。

ただ、水やりとは別に霧吹きで葉っぱに水を吹きかけるか湿らせたティッシュで葉っぱをふいて乾燥させすぎないようにしてくださいね。

肥料の与え方

クワズイモは5~10月の期間に肥料を与えると生長が促されます。肥料成分が混ぜられていない土を使っているなら、10日に1回を目安に液体タイプの肥料を水やり代わりに与えましょう。

都度液体の肥料を与えるのが手間なら、固形の肥料を植え替えのときに混ぜておくか、固形の化成肥料を鉢の縁に近い土の上に設置しましょう。すると2ヶ月ほどは長持ちしますよ。

クワズイモ(アロカシア)はどんなときに剪定が必要?

クワズイモを育てていると古い葉っぱが黄色く変色して枯れてきます。「葉っぱが枯れてきたかな?」と思ったら茎が枝分かれしているところで切りとってください。

放っておくと病害虫がよってきて枯れてしまいます。

他にも傷んだ葉っぱがあれば、見つけ次第カットしてください。切り口に殺菌剤をつけておくと病気にかかりにくくなるのでおすすめです。

クワズイモ(アロカシア)の育て方で注意する病気や害虫は?

クワズイモを育てていると病気や害虫の被害にあって葉っぱや茎が枯れる場合があります。特にクワズイモは軟腐病などの病気やハダニといった害虫に注意してくださいね。

軟腐病

軟腐病はクワズイモが感染しやすい細菌性の病気です。進行するとイモの部分が腐って茎の根元まで枯れてしまいます。

腐ってしまった部分はすぐに切り落とし乾燥させて、切り口に殺菌剤や癒合剤を塗ります。そして新しい土に植えて再び育てていきましょう。

イモの部分が残っていれば、再び大きく生長してくれますよ。

ハダニ

ハダニは3~10月の間、20~30度の乾燥した環境で発生しやすい害虫です。葉の裏にくっつき、無数の白い斑点やかすり状の傷をつけて植物を弱らせます。

見つけたら殺虫剤を散布するか、水と牛乳を1:1で割った液体を吹きかけて駆除していきます。

クワズイモ(アロカシア)が枯れそう?根腐れを防ぐ方法は?

クワズイモは高温多湿の環境でよく生長する観葉植物です。ただ、過湿の環境が長続きしすぎると葉っぱや茎が枯れはじめます。

これは「根腐れ」といって生育に障害が出ている状態で、常に土が湿っているために土の中に空気が入らず根が腐りはじめていることを示しています。

早めに対処しなければクワズイモ全体が枯れてしまいます。

「水の吸収に以前よりも時間がかかるようになった」「茎の一部が固く茶色になってブニブニしている」などの症状が見られたときは根腐れかもしれません。

のちほど説明する「植え替えの手順」に従って、根腐れを起こしている部分を取り除いてください。

クワズイモ(アロカシア)を植え替えるタイミングや方法は?

クワズイモを育てていると数年に1回は植え替えが必要になります。クワズイモの根が生長して鉢の中でこれ以上伸びるスペースがなくなって絡まったりして生育に障害をきたすからです。

植え替えはできれば5月中に、遅くとも9月までには終わらせましょう。鉢の底をのぞいて鉢底から根が出てきていたら、植え替えのサインです。

■ 用意するグッズ

  • 今よりも一回り大きな鉢
  • 鉢底ネット
  • 鉢底石
  • 観葉植物用の培養土
  • 軍手かゴム手袋
  • 割りばし
  • 新聞紙

■ 植え替えの手順

  1. 床に新聞紙を敷いて軍手をつける
  2. 新しい鉢の底へ鉢底ネットと鉢底石をしき、土を鉢の1/3ほどまで入れる
  3. クワズイモを鉢から取り出す
  4. 根を傷つけないよう手でもんだり割りばしでつついたりして土を崩す
  5. 黒ずんで腐っている根や太く長い根を切り取る
  6. 新しい鉢にクワズイモを置いて周りに土を入れる
  7. 鉢上まであと4cmほど残して土を入れて水やりをする
  8. へこんだ分土を足して水を与える
  9. クワズイモがしっかり土に固定されたら完成

クワズイモ(アロカシア)は増やせる?挿し木や株分けでの増やし方は?

クワズイモは切りとった茎を育てれば根が生えてどんどん数を増やす植物です。5~7月の時期なら「挿し木」や「株分け」といった繁殖方法が簡単に取り組めるので初めての方におすすめです。

挿し木は切りとった茎を土に挿して根を生やさせる方法、株分けはクワズイモの根元で太く・丸くなった茎(子株)を切り、根を生やさせる繁殖方法です。

クワズイモの切り口から出てくる樹液に触れると、皮膚がかぶれてしまうことがあるのでゴム手袋を着けてから作業しましょう。

■ 用意するグッズ

  • 観葉植物用の培養土(挿し木の場合、市販の挿し木の土)
  • 剪定バサミ

■ 挿し木の手順

  1. 茶色くなって固くなった茎の部分を5~10cmに切り取る
  2. 明るい日陰で切り口を1~2日乾燥させる
  3. 赤玉土を新しい鉢に入れてたっぷりと水を与える
  4. 切り口が乾燥したら土に茎を植える
  5. 根が生えて新しい芽が出てきたら茎を新しい鉢に植え替える

■ 株分けの手順

  1. 植え替えのタイミングでくっついてきた子株を切り離す
  2. 市販の観葉植物用の培養土を入れた鉢に子株を植える
  3. 10日ほど涼しい日陰で管理する
  4. 新しい葉が出てきたら半月ほどかけて徐々に日向に移動させる

クワズイモ(アロカシア)を育ててトロピカルな雰囲気を

クワズイモは、高温多湿を好み、乾燥に弱い植物です。空気が乾燥していると弱るため、定期的に霧吹きで葉に水やりをして湿度を保ってあげましょう。

ただ、水やりのしすぎは根腐れや軟腐病を招く原因になるので、水の与えすぎには注意してください。ぜひ、クワズイモを長く育ててそのトロピカルな雰囲気を楽しんでくださいね。

※ 表示価格は、時期やサイトによって異なる場合があります。商品詳細は必ずリンク先のサイトにてご確認ください。

初回公開日: 2015年09月14日