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オリーブの木の剪定を徹底解説!時期や仕方、樹形作りのコツは?

楕円形の葉っぱをたくさん生やす様子が、安心感をあたえてくれるオリーブの木。生長が早く、そのままにしておくとミッチリと茂る枝は、定期的に切りそろえる必要があります。ただ、はじめてとなると、どこを切ってよいのか、どんな形に仕上げたらよいのか迷うもの。そこで今回は、どんな樹形にするのかも交えながら、オリーブの木の剪定の時期と方法をご紹介します。

オリーブの木の剪定とは?どうして枝を切る必要があるの?

オリーブ 実

オリーブの木にかかわらず、樹木を自宅で楽しむために欠かせないのが、枝をきりそろえる「剪定(せんてい)」という作業です。

木は生き物なので放っておくとどんどん大きくなりますが、私たちの住むスペースは限られているので、木が大きく育つと手に負えなくなります。そのため、剪定をして余分な枝を切り、自分が育てやすいサイズに調整する必要があります。

オリーブの木は1年で数十cmも枝を伸ばすことがあり、定期的に枝を切って整理する必要があります。最初は戸惑うかもしれませんが、コツを抑えれば作業自体は簡単。枝が整うだけでなく、風通しがよくなって病気や害虫を予防するメリットもありますよ。

オリーブの木を剪定する時期は?

オリーブ

オリーブの木を剪定するタイミングは3回あります。それぞれ生長を促したり、見た目を整えたりと目的が違います。

1つ目は、3〜4月頃に行う剪定です。生長期前に古い枝や余計な枝を切り捨てます。

2つ目は、5〜10月頃に行う剪定です。好き勝手に延びた枝を切りそろえて見た目を保つために行います。

3つ目は、植え替えのタイミングでの剪定です。植え替えの過程で根っこを切ることがあり、根と枝葉のボリュームは合わせておく必要があるので、根っこを切った分だけ枝葉も剪定します。

オリーブの木を剪定するとき準備するものは?

  • 剪定バサミ
  • 癒合剤

太い枝を切ったときは、病気が木の中に入り込まないよう「癒合剤」というペーストをぬって切り口を保護します。殺菌剤入りのものがホームセンターなどで購入できますよ。

時期ごとにオリーブの木を剪定しよう!どんな樹形がおすすめ?

オリーブの木
オリーブの木は「縦長の楕円形」が理想的な樹形(枝を切り終えた姿)です。剪定の手順はどの時期でも同じですが、樹形は時期によって異なります。

3〜4月:枝の数を減らしましょう。絡み合ったり、内向きに生えてたり、細長かったりする枝を剪定します。

5〜10月:枝の長さを調整しましょう。生長期なので徒長した(無駄に伸びすぎた)枝が見た目を悪くさせます。全体が楕円形になるよう切りそろえてください。

■剪定の手順

  1. 剪定後の形をイメージして、切る枝を決める
  2. 最初に「根元から生える細い枝」や「幹から直接生えている枝」、「地面に向かって生える枝」を付け根から切り落とす
  3. 風通しをよくするために、「内側へ向かって伸びる枝」や「交差している枝」を切り取る
  4. 上向きで外へ向かっている枝を残しながら剪定する
  5. ある程度剪定したら、少し離れた場所から木全体を眺める
  6. 完成形のイメージからはみ出している枝を切りそろえる
  7. 理想の樹形になったら、切り口に癒合剤を塗る

オリーブの木を剪定するときのコツと注意点は?

オリーブの木

まだ小さなオリーブの木の場合は、枝葉の育ちが旺盛ではないのでほとんど剪定の必要がありません。

むしろ、葉っぱや枝の数が少ない状態で剪定をすると弱ってしまうこともあるので、まだ鉢植えで小さな苗のときは無理に剪定しないよう注意してください。

剪定のコツは上向きで外側に伸びている枝を残すように余分な枝を切っていくこと。少しずつじっくりと剪定をすることで、穏やかな時間が過ごせますよ。

剪定をしてオリーブの木の樹形を整えよう

オリーブの木

枝を切るなんて…とはじめてのときは不安になるかもしれませんが、いざやってみると剪定の作業は案外簡単なもの。「回数を重ねていくうちに、剪定が楽しくなってきた!」なんてことも少なくありません。

美しい樹形に整ったオリーブの木が玄関やベランダに飾られていると、不思議と家全体がキレイに見えてきます。長く栽培を楽しんで、お部屋のシンボルになってもらえるとうれしいですね。

更新日: 2023年04月11日

初回公開日: 2015年07月17日

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