こちらの記事では、花の飾り方や楽しみ方などのコンテンツをご紹介していきます。今回のクリエイターは、絵画のように美しいフラワースタイリングがInstagramで注目を集める、フラワーデザイナーの柳澤麻衣さんです。大輪のダリアを使った花いけをご紹介します。
過去の記事はこちら。
柳澤麻衣さんってどんな人?
フラワーアレンジメントを学ぶために、イギリス留学の経験をもち、帰国後、「トワールブランシェ」を主宰。フラワースクール運営、装花、アレンジメント制作販売などを手がけています。その傍ら、花を中心としたスティルライフを写し続け、花・プロダクツスタイリング写真の撮影や、スタイリング講座、ワークショップの講師を務めるなど広く活躍しています。
Instagram:@toile_blanche
華やかなダリアを花瓶にあしらう大胆アレンジ
花をいけるとき、1本ずつ花材を花器に加えていく方法と、ざっくりブーケのように束ねて飾る方法がありますが、今回はブーケとして束ねてピッチャーにアレンジします。束ねることで、より簡単に好きな花の角度や長さの状態で飾ることができます。
早速アレンジしていきましょう。
準備するもの
◎花材:ダリア、スプレーバラ、スモークグラス、ビバーナムコンパクタ
◎道具:ピッチャー(花器)、麻紐、花ばさみ
アレンジのやり方
ダリアを3本束ねて持ちます。少し高さを変えるように調整します。この後添える花たちで、手で束ねているところよりも下についている花や葉は全て取り除きます。
スプレーバラと、ビバーナムコンパクタを加えます。茎の柔らかいスプレーバラは、カーブを生かすように脇にそっと添えます。ビバーナムは、ダリアの高さより頭が出ないように添えます。
スモークグラスは、他の花よりも少し高さを出して添えます。
手で束ねていたところを、麻紐を使って固定していきます。
花器にあててみながら長さを決め、一本ずつ茎を斜めにカットしていきます。
花器の淵にダリアがかかるくらいの長さを目安に、でバランスを見ながら調整していきます。
大輪のダリアのアレンジポイント
○それぞれの花やグリーンはグルーピングしてアレンジしていきましょう。
○ダリアの3輪は少し高さを変えてリズムをつけていきましょう。
○花材の特徴を活かしましょう。
(例えばスプレーバラは茎が柔らかくしなっているので今回はその特徴を生かしました)
今回使用したグリーンや実ものは、夏に向けて流通量が増えて旬を迎えるものです。みなさんもアレンジするときは、かざる季節の旬の花材を用意してみるといいですよ。
動画で花生けをおさらいしよう!
イベントのお知らせ
今回のダリアを使ったアレンジを紹介してくださった、柳澤麻衣さんのフラワーアレンジメントが直接手に取れるイベントが伊勢丹浦和店で開催されます。
horti × hanaike
horti × hanaikeの連載企画!
この記事は、季節の花の定期便「hanaike」の購入者限定で公開している、花の飾り方・楽しみ方コンテンツをHORTIでもお届けするという連載企画です。hanaikeのコンテンツクリエイターの中から、隔週で順番に一人ずつ、花いけとそのポイントを特別に公開します。
月曜日(隔週)に記事を更新予定なので、お楽しみに♪
hanaike はないけ
有名フラワーアーティストや華道家とたちと共に「花のある暮らし」を提案する 【hanaike】。ここでしか見られない記事やコンテンツ、インテリアグッズの販 売からイベントの企画など、暮らしの中で楽しむ花の魅力を多方面から発信中。 公式HP: https://hanaike.chsp.jp
更新日: 2020年04月06日
初回公開日: 2020年04月06日