こんにちは、hanaikeです。
クリスマスシーズンの今、あちらこちらでリースやスワッグを見かけますよね。インテリアとして通年飾る方も増えていますが、これを機会にリースの作り方を覚えてみませんか?
今回は、この時期におなじみのコニファー(針葉樹)をつかった、グリーンリースの作り方をご紹介します。
爽やかな香りも楽しめる!ナチュラルでおしゃれなグリーンリースとは?
グリーンリースとはその名の通り、葉ものを中心に組んでつくるリースのことです。とくに、コニファーやユーカリなどを使うと、葉もの特有の爽やかで優しい香りがするリースができるので、おしゃれに飾りながらその芳香も楽しめると人気が高まっています。
蔦を編んだりする必要もなく、お気に入りの葉もの(グリーン)を組んでいくだけなので、簡単につくれますよ!
簡単につくれる!おしゃれなグリーンリースの作り方とは?
グリーンリースにはどんな葉ものがおすすめ?
今回準備した花材はこちらの4種類。
- コニファー
- モミの木の葉
- ユーカリ
- エリンジューム
クリスマスを意識して、クリスマスツリーでよく使われるモミの木や、コニファーをチョイスしてみました。エリンジュームは草花ですが、緑色の品種を選んで加えています。
他にも、ヒムロスギ、クジャクヒバ、雪冠杉などもおすすめです。
準備する道具はこれだけ!
準備する道具は2つだけです!
- 花バサミ
- リースワイヤー
今回はリースベースを使わずに、いくつか束をつくって、それを円形にずらしながら組み合わせていく方法で、リースをつくっていきます。
グリーンリースの作り方
まず、それぞれの花材を、適当な大きさに切り分けていきます。
切り分けた花材を、向きを整えながら数本ずつ持って、リースワイヤーできつく縛り、束をつくっていきましょう。ワイヤーをとめるときは、1周ごとに締めて、2周ほどさせて縛ってください。
束状のパーツができたら、少しずつずらしながら重ねて、重なった部分をワイヤーで巻いて固定していきます。このときも、ワイヤーの止め方は同じです。
リースベースを使う場合は、パーツを何回かに分けて、巻きつけていってください。
パーツをワイヤーで繋いでいく手順を繰り返していくと、複数のパーツが連なった一本の束ができます。お好みの大きさになったら、両端を重なり合わせるようにして、円をつくります。
1回目でできたボリュームはこちら。このままだと、形も崩れやすく安定しないので、さらにパーツを足していきます。一気にやってしまうとワイヤーが止めにくかったり、形が崩れやすくなってしまうので、数回に分けてボリュームアップしていくのがおすすめです。
空いてる隙間にパーツをたして、ボリュームアップしたグリーンリースがこちら。
ワイヤーで止めた部分にできた隙間や、重ねた花材の隙間などに、パーツを差し込んで安定させていきましょう。
ワイヤーの隙間があると、花材が乾燥したときに脱落しやすくなってしまいます。ぎゅうぎゅうなくらいに差し込んでも大丈夫です。
最後に、壁にかけられるように、ワイヤーでフープを作ります。10cmくらいの長さでワイヤーを切り、近くの花材やワイヤーに絡ませて完成です!
グリーンリースが完成!
ユーカリの躍動感や、コニファーの明るい色味がとってもナチュラルなグリーンリースができあがりました。
完成したら、形が崩れないように、数日間は平置きの状態で乾燥させてください。そのあとは壁やドアにかけて楽しんでみてくださいね。
グリーンリースを手作りして、おしゃれなクリスマスを過ごそう♫
この時期は、1年の中で一番、ドライにして長く楽しめる花材が出回る季節です。気になる花材を見つけたら、ぜひグリーンリースやいろんなアレンジをつくって楽しんでみてくださいね。
過去のコラムでも、クリスマス花材を使ったアレンジをご紹介しています。
1年と少し、続けさせていただいた連載も今回が最終回となります。
連載を通じて、切り花や花屋さんを身近に感じていただき、花のある暮らしを楽しんでいただけたら嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
hanaike はないけ
有名フラワーアーティストや華道家とたちと共に「花のある暮らし」を提案する 【hanaike】。ここでしか見られない記事やコンテンツ、インテリアグッズの販 売からイベントの企画など、暮らしの中で楽しむ花の魅力を多方面から発信中。 公式HP: https://hanaike.chsp.jp
更新日: 2020年12月14日
初回公開日: 2020年12月14日