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ヒマワリ(向日葵)の花言葉!種類や品種、見頃の季節と開花時期は?

夏を代表する花は?と聞かれたら、ヒマワリを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。青空と太陽が似合う大きな黄色い花は、夏の象徴としてたくさんの歌や絵画の題材にもなり誰もが知る花の1つです。

今回は、そんな世界中の人々に愛されるヒマワリの花言葉や学名の由来、種類や品種、見頃の季節と開花時期などについてご紹介します。

ヒマワリ(向日葵)とは?どんな花を咲かせる植物?

ヒマワリは、高さが30~400cmほどまで生長するキク科・ヒマワリ属の一年草です。一般的にイメージされる背の高い品種もあれば、10cmほどの小さくかわいい「ミニヒマワリ」と呼ばれる品種もあります。

大きな花のように見える黄色い花びらは、舌状花(ぜつじょうか)と呼ばれ、種をつけない花びらで、中心の茶色っぽい部分は、管状花(かんじょうか)と呼ばれ、受粉して種をつけます。また、管状花は丸い円の外側から順に内向きに向かって開花する性質があります。

和名や英語の呼び名の由来

ヒマワリは、太陽の方向を追うように花の向きを変えるという性質から、和名は「向日葵」と書きます。また、太陽を象徴する花であることから、英語では「sunflower(太陽の花)」と呼ばれています。

ヒマワリ(向日葵)の歴史

ヒマワリの原産地は北アメリカ大陸で、ネイティブ・アメリカンの食べものでした。16世紀にコロンブスがアメリカ大陸を発見したときにスペインへと持ち込まれ、その後17世紀にフランス、ロシアへと伝わったとされています。

ロシアでは食用としてヒマワリの種が普及したことから、今では国花として親しまれています。日本に伝わってきたのは17世紀頃です。

ヒマワリ(向日葵)の基本情報!学名・原産国・英語での呼び名は?

学名
Halianthus annuus
科・属名
キク科・ヒマワリ属
英名
Common sunflower
Sunflower
原産地
北アメリカ
開花期
6~10月
花の色
黄、オレンジ、赤褐色など
別名
日車(ヒグルマ)
日輪草(ニチリンソウ)
天蓋草(テンガイソウ)
天蓋花(テンガイバナ)
天竺葵(テンジクアオイ)
日向葵(ヒュウガアオイ)
照日葵(ショウジツキ)
西蕃葵(サイバンキ)
羞天花(シュウテンカ)

 ヒマワリ(向日葵)の花言葉は?由来が怖い?

『あなただけを見つめている』『愛慕』『熱愛』

海の神の娘である水の精クリュティエは、ある日太陽神アポロンに恋をしました。しかし、アポロンは別の女性に恋をしていたためその恋はかなわず、クリュティエは毎日アポロンが天の道を黄金の馬車で駆けていく様子を涙しながら眺めていました。

そして彼女の足は地面に根付き、ヒマワリになりました。このクリュティエの恋焦がれる様子と、太陽が東から西に移動するヒマワリの姿が合わさって「あなただけ見つめてる」など情熱的な花言葉がうまれました。

『崇拝』『偽りの富』

「崇拝」「偽りの富」という花言葉は、ペルーでの太陽信仰とヒマワリが関係しています。ペルーでは儀式の際に、神殿の巫女たちがヒマワリをかたどった冠をかぶっていました。

ところが、スペイン人の侵略によってこの冠を略奪されたため、この2つの悲しい花言葉がついたとされています。このことが、ヒマワリの花言葉が怖いと言われる由来となっているようです。

ヒマワリ(向日葵)の花言葉は色によって異なる?

色と西洋での花言葉

このほかにも、白いヒマワリには「ほどよき恋愛」、紫色のヒマワリには「悲哀」という花言葉が付つけられています。また、西洋では、adoration(愛慕、崇拝)、false riches(偽りの富)という花言葉もあります。

ヒマワリ(向日葵)の開花時期や見頃の季節は?

ヒマワリの開花期は、7月中旬~9月頃です。地域やその年の天候によって開花期は多少異なりますが、7月下旬~8月に見頃を迎えます。

ヒマワリ(向日葵)の種類と品種は?

ヒマワリは野生種で約60種確認されており、観賞用だけでなく種から絞り出す油や食用の品種などを全て合わせると100以上の種類があります。今回は、その中から人気の品種をいくつかご紹介します。

F1サンリッチ オレンジ

濃いめのオレンジ色の花を咲かせ、日本でヒマワリといえばこの品種を指すことが多いです。芯が黒褐色で花もちがよく、花粉が少ない特徴があります。

サンリッチ レモン

サンリッチオレンジよりも黄色い花びらをした品種です。芯は黒褐色で、並びの整った美しい花の形をしています。

サンゴールド

鮮やかな濃いオレンジ色の細い花びらが何重にも重なって咲く八重咲き品種です。中心の芯が少ししか見えないほどたくさん花をつける様子は豪華な印象を与えてくれます。

ゴーギャンのヒマワリ

細長い花びらがまばらに八重咲きする品種です。芯がオレンジ色でその周りを囲む花びらが線のように細く、ユニークな花の形をしています。

テディベアー

オレンジ気味の黄色い花びらをした八重咲き品種です。もこもこと丸い花の形が、まるでぬいぐるみのテディベアーのようなことからその名前がつきました。根張がよく、花壇やコンテナ植えに適しています。

ジョーカー

花びらは中心に近づくほど黄色から茶色くなっていく性質がある品種です。茶色い芯が飛び出ている様子が特徴的ですよ。

ミニヒマワリ

きれいな明るい黄色い花びらと茶褐色の芯をもつ品種です。草丈が2cmほどまでしか伸びず、小さくかわいい花をつけるので、プランター栽培に向いています。

ヒマワリ(向日葵)は一途な愛を示す花言葉が多い

ヒマワリは、夏の風物詩ともいえるお花の1つです。まっすぐ太陽に向かった花を咲かせる姿から、「あなただけを見つめている」「愛慕」といった一途な愛を表す花言葉がつけられています。

そんなヒマワリが一面に咲きほこる夏のヒマワリ畑は、家族連れやカップルの人気のおでかけスポットになっています。北海道から沖縄まで全国にヒマワリ畑があるので、休日や連休を利用して訪れてみてはいかがでしょうか。立派に咲き誇るその姿に、元気やパワーがもらえるかもしれませんね。

初回公開日: 2015年07月02日