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ひまわりの育て方|種まきや苗を植える時期、鉢植えで栽培するコツは?

ひまわりはガーデニング初心者にもおすすめの比較的育てやすい花です。今回は、そんなひまわりの種まきや苗植え、水や肥料の与え方、気をつける病気など育て方の基本をまとめました。

ひまわりとは?

ヒマワリ ひまわり

ひまわりとは、夏に花を咲かせる植物です。背丈が数m伸びることから地植えが一般的ですが、最近はコンパクトな品種も増えており、鉢植えやプランターで育てる方が増えています。

また、色や形のバリエーションも豊富で、黄色だけでなく赤やオレンジ、赤褐色などの花色をしたものや、八重咲きの花びらをもつものもあります。

ひまわりの苗を鉢植えで育てる方法は?

ヒマワリ 花 向日葵 ひまわり 種まき

4~6月頃に種まきをしましょう。発芽に適した気温は25度くらいなので、気温が暖かくなってから種まきを行えば、10~15日くらいで発芽します。

鉢植えにする場合は、3号鉢くらいのビニールポットを用意します。水はけをよくするために底石をしき、用土を入れます。

ひまわりは、水はけや通気性がよく、適度に保湿性のある土を好むので、赤玉土(小粒)7:腐葉土3くらいの混合土に、マグアンプKなどの緩効性肥料を用土1ℓあたり2~3g混ぜたものを準備するといいですよ。

そして上部の鉢縁から2~3cmあけてところまで用土を入れた後は、1鉢あたり約1cm間隔で2~3粒の種を横向きに置きます。

種をまいたら上から用土を被せ、鉢底から流れ出るくらいたっぷりと水やりをしてください。

ひまわりの育て方!水やりの仕方や肥料の与え方は?

土作り

ひまわりは、弱酸性~中性の土を好みます。赤球土(小粒)を主体に、腐葉土や堆肥を混ぜた混合土や草花用の培養土を利用して育てていきましょう。

水やり

また、ひまわりは暑さに強い植物ですが、水やりを怠ると枯れてしまいます。そのため、栽培時は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。植え付けたときから毎日朝晩水やりを欠かさず行うと、元気に育ってくれますよ。ただし、常にじめじめしているような多湿は好まないので、水のやりすぎには注意してください。

肥料

肥料は、液体肥料か化成肥料を月に1度追肥します。ただ、ひまわりは土中から養分を吸収する力が強いので、肥料を与えすぎると肥料焼けを起こすので注意してください。また、窒素の多い肥料ばかり与えると、茎や葉ばかりが茂って花が咲かないことがあります。花をつける頃は、リン酸の多い肥料に変えるようにしてください。

ひまわりの育て方で気をつけたい病害虫は?

ヒマワリ ひまわり 向日葵

ひまわりを育てるときは、べと病とナメクジに注意してください。べと病とは、葉脈に囲まれた部分が菌に侵されることで黄緑色に変色し、葉が枯れてしまう病害です。多湿時に発病しやすいので、風通しをよくしてあげることが大切です。また、べと病は発見し次第オーソサイド水和剤80などの殺菌剤を散布しましょう。

また、発芽時期になるとナメクジが発生しやすくなります。ナメクジを見つけたら、塩をかけて退治しますが、大量に発生した場合は0.3~0.5%の塩水を作ってジョウロでまくようにするといいですよ。葉の表面にナメクジが通った跡を見つけたら、ナメトックス液を周辺にまいて予防するのも効果的です。

ひまわりの植え替えや剪定方法は?

ヒマワリ ひまわり 向日葵 花

ひまわりは一年草で根がとても弱く、植え替えに耐えられないことから、植え替えの必要はありません。むしろ根に直接触れると弱って枯れてしまいます。そのため、植え替えをしない前提で植え付け場所を選びましょう。また、間引きながら育てると見栄えがよくなりますよ。

ひまわりの増やし方!種まきの方法と芽が出た後のお手入れは?

ヒマワリ ひまわり 向日葵 花

ひまわりは、1本の茎にひとつの大きな花が咲くイメージですよね。しかし、品種によって脇からも芽が出てくることがあり、そのままにしておくと小ぶりの花がたくさん咲く形になります。1本立ちのひまわりを育てたい人は、芽が出てきたら摘心することをおすすめします。花の数を増やして楽しみたい場合は、脇芽が出た時に摘まずに放置してみましょう。

ひまわりの育て方のコツまとめ

ヒマワリ 花 向日葵 ひまわり 育て方

ひまわりの育て方のポイントは、日当たりと風通しのよい環境で育てることと、土が乾燥したら水をたっぷり与えることです。種が大きいのでまきやすく、一年草なので植え替えや剪定が不要と一度植え付けてしまえば管理が楽ですよ。

ひまわりの育て方を覚えて夏のシンボルを咲かせよう!

ヒマワリ ひまわり 向日葵 花

ひまわりの中には、短期間で開花する種類があるので、育てはじめの時期をずらせば9月頃まで花を楽しむことができます。特に切り花用品種は育ちが早いので、早く花を見たい方にはおすすめですよ。ひまわりの花を咲かせて、美しい黄色の花をこの夏は楽しんでみてくださいね。

更新日: 2022年07月13日

初回公開日: 2015年07月02日

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