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【ニゲラの育て方】種まきや苗植えの時期と方法は?

ふわふわと風にそよぐ葉っぱと、独特の花びらが美しいニゲラ。個性的な姿にもかかわらず、洋風や和風に似合う、主張しすぎない花姿をしていることから、ガーデニングに活用しやすい植物の1つです。

1年草ではありますがこぼれ種でもよく増え、長く楽しめますよ。今回は、種まきや苗植えの時期と方法など、ニゲラの育て方をご紹介します。

ニゲラ(クロタネソウ)とは?

ニゲラとは、クロタネソウ属に分類される一年草の総称です。江戸時代末期に日本に渡来し、ガーデニングやアレンジメント、ドライフラワーに利用されます。

草丈は30~100cmほどで、太い茎から糸のように細い葉っぱをたくさん生やして生長します。その茎の先に、中心が盛り上がり、周りに5枚の花びらを付けた3~5cmほどの花を咲かせます。花びらのように見えるのは葉っぱが変化した萼で、実際の花びらは退化して目立たなくなっています。

 

ニゲラ(クロタネソウ)の種まきや苗植えの時期と方法は?

種まき

9~10月が適期で、種に日が当たると発芽しにくいことから、土をしっかりと被せることが発芽させるポイントです。また、根が傷みやすいので、育苗ポットから植え替えるときは丁寧に扱ってください。

1. 厚紙の上に種をのせ、育苗ポットにばらまく
2. 種が隠れるくらい土を被せる
3. 日陰で、土が乾燥しないよう水屋やりをして管理する
4. 発芽し、本葉が2~3枚になったら生育のよいものを選んで鉢か地面に植え替える

苗植え

3~4月か、9~10月が適期です。鉢植えは、苗よりも1~2回り大きな鉢に植え付けます。地植えは、日当たりと風通しのよい場所を選び、水はけのよい土に植え付けていきましょう。1年草なので、植え替えは必要ありません。

ニゲラ(クロタネソウ)の土作り、水やり、肥料の与え方

土作り

水はけと水もちのバランスがよく、通気性のよい中性~アルカリ性の土を好みます。鉢植えは、赤玉土(小粒)5~6:腐葉土3:軽石(もしくは川砂)1~2の割合で混ぜた土がおすすめです。

市販の草花用培養土を使ってもかまいません。地植えは、植え付ける2週間前に苦土石灰、1週間前に腐葉土を混ぜて寝かせた土を使ってください。

水やり

水を与えすぎると、根腐れを起こしてしまいます。鉢植えは、土の表面が完全に乾いてから、たっぷりと水やりをしましょう。地植えは、特に水やりの必要はありません。

肥料の与え方

植え付けるタイミングで、土にゆっくりと効く緩効性化成肥料を混ぜ込んでおきます。それ以上の肥料は与えなくてもかまいませんが、生育が悪いときは液体肥料を2週間に1回与えるとよいですよ。

ニゲラ(クロタネソウ)の剪定の時期と方法は?

剪定や花がら摘みは特に必要ありません。

ニゲラ(クロタネソウ)の増やし方!種まきの時期と方法は?

ニゲラは、種で株の数を増やすことができます。花が咲き終わった後についた実が十分に膨らんだら、付け根から切り取って乾燥させましょう。

中には黒い種がたくさん入っているので、取り出したら植え付け時と同じ手順で育ててください。

ニゲラ(クロタネソウ)の寄せ植えの時期と方法は?

素朴で個性的なニゲラには、野の花のような自然な雰囲気の植物がよく似合います。ラベンダーやキンギョソウ、ベルフラワー、アガパンサスなどと組み合わせるのがおすすめです。

日当たりを好むので、同じような性質をもった植物と合わせて寄せ植えを作ってみてくださいね。

ニゲラ(クロタネソウ)の栽培で注意する病気や害虫は?

アブラムシ

春~秋にかけて発生する害虫で、茎葉や新芽に寄生して株を弱らせます。少数であれば捕殺できますが、大量に発生したときは薬剤を散布して駆除していきましょう。

根元にアブラムシが苦手なアルミホイルなど銀色のものを置くと予防効果が期待できますよ。

ニゲラ(クロタネソウ)の育て方のポイントは?

日当たりがよい場所に植え、乾燥気味に育てることがポイントです。

寒さに強く暑さに弱いので、暖地以外では、霜よけを施して、湿度の高い環境を避けるようにしましょう。高温多湿の環境では、根腐れを起こしやすくなります。

ニゲラ(クロタネソウ)は種から育てはじめられる花

丈夫で、花がら摘みなどの手入れが必要ないことから、ニゲラは初心者でも植えやすい花の1つです。光を嫌う性質を知ってさえいれば、種からでも簡単に育てられるので、これまで育苗にチャレンジしたことのない人にもおすすめです。

花が咲いた後の実は、ドライフラワーにすることもできるので、色々な姿のニゲラを楽しんでみてください。

更新日: 2018年10月23日

初回公開日: 2016年01月09日

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