春になると、入園・入学式、卒園・卒業式といった式典に参加する機会が増えますよね。スーツにコサージュを添えると、大切な人の新たな門出を華やかにお祝いすることができますよ。つける機会はたくさんないので、買うのはもったいない…。そんなときは、生花で簡単にコサージュを手作りしてみませんか?今回は、生花で手作りコサージュを作る方法をまとめました。
コサージュとは?
コサージュとは、女性が身に付ける花束をモチーフにしたアクセサリーです。コサージ、コルサージュとも呼ばれ、胸元のほか、肩や腰回り、手首、髪につけられます。生花や造花、紙で作られ、服装を華やかに引き立たせる役割をしています。
生花で手作りコサージュを作る材料は?値段は?
生花で作ったコサージュは、日持ちはしませんが、花の生き生きとしたみずみずしい質感と香りが魅力です。ワイヤーは、数字が大きいものほど細くなります。#22、#24、#26くらいのものが使いやすいですよ。100円ショップで用意できるものがほとんどなので、値段も安く抑えられます。次に、コサージュ作りに必要なものをご紹介します。
生花 | 季節や服装に合った華やかなものを5~10本 |
ハサミ | 園芸用と手芸用の2本があるとベスト |
フローラルテープ | フローラルテープ:花を束ねるときに使う |
ワイヤー | 太さが違うものがいくつかあるとよい |
リボン | ローラルテープを隠すために使う |
コサージュピン | コサージュを服に留めるために使う |
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湿らせて巻きつけ、花の水分を保持するのに使う |
生花のコサージュに向く花とは?
1日中つけていることを考えて、できるだけ長持ちする花を選んで作りましょう。また、厚みがある花を選ぶと、しおれにくくておすすめです。バラ・カーネーション・ガーベラ・蘭などがよく使われ、失敗が少ない花となっていますよ。
おすすめの花
バラ/ガーベラ/ラナンキュラス/トルコキキョウ/カスミソウ/デンファレ/ブルースター/ポンポン菊/スプレー菊/ヒペリカム/カーネーション/シンビジューム
生花コサージュの作り方
下準備
作る前に、用意した花の茎を1.5~2cmほどに残して短く切り、1~2時間水に浸けておきます。これによって花持ちがよくなります。
作り方
1. メインの花を決め、全体のデザインを固める
2. 花びらの下のふっくらとした部分にワイヤーを刺し
3. 絡まるように茎周りにワイヤーを巻いていく
4. ワイヤーの上から、茎の周りに水を含ませたコットンやキッチンペーパーを巻く
5. コットンの周りにフローラテープを巻く
6. 葉脈を挟むように葉っぱにワイヤーを刺し、花と同様茎にワイヤーを巻きつけていく
7. 当初のデザインどおりに、花をまとめていく
8. ワイヤーを束ねた花に巻いて、花束状にする
9. ワイヤーの上からフローラテープを巻く
10. リボンを巻いてフローラテープを隠す
11. 飾る位置を決め、コサージュピンを花束に留める
入学・卒業式は生花のコサージュをつけて出席しよう
生花で作ったコサージュは、入学式・卒業式以外にも謝恩会や結婚式、パーティといった晴れやかな場で使うことができます。一度作り方を覚えてしまうと、色々なシーンで活用できますよ。また、服装の雰囲気と合わせやすく、自分好みのものをつけられるのも、手作りの魅力です。生花のコサージュ作りに、一度チャレンジしてみてくださいね。
更新日: 2015年11月09日
初回公開日: 2015年11月09日