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キンギョソウ(金魚草)の育て方|種まき、切り戻し、枯れる原因は?

金魚草は、花の咲いた姿が金魚のように見える一年草。こぼれた種でも芽を出し、花を咲かせるほど育ちやすく、花もよく咲く植物です。今回は、そんな金魚草の育て方について、種まき、切り戻しの時期と方法、枯れる原因などをご紹介します。

キンギョソウ(金魚草)とは?

金魚草 キンギョソウ

花が金魚に似ていることから名付けられた金魚草。見た目は繊細ですが、暑さにも寒さにも強い性質をもつ植物で、地中海沿岸の南ヨーロッパから北アフリカに自生しています。

草丈は20~120cmと品種によって違い、ふわふわの花が茎の先に連なって咲きます。

キンギョソウ(金魚草)の種まき、苗植え!鉢植えと地植えの時期と方法は?

種まき

4月、9~10月頃が種まきの適期です。18〜20度が発芽温度で、種まきから7日ほどで発芽します。育苗ポットやセルトレイに土を入れ、種をまきます。

土は被せずそのまま風通しと日当たりのよい場所で管理しましょう。発芽して、本葉が7~8枚に育つまでは、土が乾燥しないように水やりをします。

苗植え

10月下旬~11月上旬頃、本葉が7~8枚になった苗を植え付けます。鉢植えの場合は、底に軽石と土を入れ、苗を植え付けましょう。地植えの場合は、霜が当たらない半日陰や明るい日陰に植え付けます。

キンギョソウ(金魚草)の育て方!土作り・水やり・肥料の与え方は?

土作り

鉢植えは、赤玉土(小粒)7:腐葉土1:川砂1ほどの割合で混ぜた土か市販の草花用培養土を使います。

水やり

鉢植えは、土が乾いてからたっぷり与えます。花に当たると花が痛んで枯れるので、根元にそとそそぎます。地植えは特に必要ありません。

肥料

鉢植えの場合、1,000倍に薄めた液体肥料を2週間に1回、3~6月、9~10月の開花期に与えます。

キンギョソウ(金魚草)の剪定の時期と方法は?

キンギョソウ 金魚草

枝が混んできたり、花姿が乱れてきたら、半分以下に枝を切り取ります。刈り込みを行って仕立て直してください。また、草丈が高くなってきたら、支柱を1本株の近くに立てて、ひもでくくりつけて、倒れるのを防ぎます。

キンギョソウ(金魚草)の増やし方!種まき、挿し木の時期と方法は?

金魚草 キンギョソウ

キンギョソウは、種まきと挿し木で増やすことができます。種まきは、植え付けと同じ時期と方法で行います。

挿し木は、春から秋の間、10cmほどに切り取ったわき芽を赤球土に挿し、根が十分に出るまで、土を乾燥させず、明るい日陰で管理します。十分に発根したら、新しい鉢に植え替えましょう。

キンギョソウ(金魚草)が枯れる原因は?

枯れるのは、花に直接水をかけたか、花柄を摘み取ってないことが原因です。咲き終わった花がらはこまめに摘み取り、水やりは株元にそっと与えるようにしましょう。

キンギョソウ(金魚草)の育て方で気をつける病気や害虫は?

病気は灰色かび病、立枯病などに気をつけます。枝が混み合っていると花や葉が枯れたものにカビが生えたり、アブラムシが発生したりします。

こまめに花がらを摘み取り、風通しをよくして病気を防ぎましょう。アブラムシは、殺虫剤で退治します。

キンギョソウ(金魚草)の育て方のポイントは?

金魚草 キンギョソウ

日当たりと水はけのよい場所で育てることがポイントです。ある程度の寒さや暑さには耐えられますが、霜に当たると枯れるため冬は室内の暖かい所に移動させます。夏は、半日陰か明るい日陰がおすすめですよ。

キンギョソウ(金魚草)の育て方を覚えてガーデニングを楽しもう

キンギョソウ 金魚草

初心者の方でも育てやすいので、簡単に花を咲かせることができます。これからガーデニングを楽しもうと思っている人は、金魚草を花壇や鉢植えにして楽しんでみてくださいね。

更新日: 2021年01月13日

初回公開日: 2015年09月23日

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