グリーンネックレスは、グリーンピースを数珠つなぎにしたような葉っぱが特徴の多肉植物です。はじめて見た方は驚くかもしれませんが、昔からフラワーアレンジメントや花束に利用されてきました。今回は、グリーンネックレスの花言葉や風水にいい置き場所、種類などを紹介します。
グリーンネックレスの花言葉は?
『健やかな生長』『青春の思い出』『豊富』
うららかな日差しを浴びてすくすくと伸びるグリーンネックレスの姿から、「健やかな生長」という花言葉がつけられたそうです。
グリーンネックレスの花の色や別名は?
- 学名
- Senecio rowleyanus
- 科・属名
- キク科セネシオ属
- 英名
- string of beads
- 原産地
- 南アフリカ
- 開花期
- 9~12月
- 花の色
- 白、黄
- 別名
- 緑の鈴(ミドリノスズ)
グリーンネックレスとは?どんな観葉植物?
細長い茎に丸い葉っぱをつけた姿から、和名で「緑の鈴」、英名で「ストリングオブビーズ」と呼ばれるようになりました。テグスのような細い茎についている丸い粒は、実ではなく、葉っぱです。そのユニークな草姿にちなんで「グリーンネックレス」と名付けられました。
グリーンネックレスの風水の意味は?
グリーンネックレスのように丸い形のものは、風水では良縁を招くとされています。また、下に垂れる性質も、恋愛運をアップさせる効果があります。部屋の南側におくと、効果が高まるそうなので、運気アップを狙って南側の窓辺におくのがおすすめです。
グリーンネックレスの開花時期と見頃の季節は?
9~12月頃に、5cmほど伸びた花茎の先に白や黄色の花をつけます。キク科らしく、ラッパ形の小花が集まって1つの花を作り、しっかりとした総包(そうほう)でまとまっています。
秋から冬にかけては、白い小花から薄紫色の雌花を伸ばし、2色の織りなす色合いがとても上品できれいです。
グリーンネックレスの種類は?
グリーンネックレスを含むキク科セネシオ属の仲間は、マダガスカル、南アフリカを中心に2,000種類以上確認されています。セネシオ属は、変わった形の葉が特徴的で、紡錐形(ぼうすいけい)、三日月型、矢尻型と、バラエティに富んでいます。グリーンネックレスもセネシオ属の園芸品種の1つですが、ここでは代表的な品種を6つ紹介します。
斑入りグリーンネックレス/緑の鈴錦(みどりのすずにしき)
グリーンネックレスの葉に、斑が入った品種です。緑色に白斑のアクセントがきいていて、フラワーアレンジメントの材料としても人気です。
ピーチネックレス
先が細長い葉っぱの品種です。この姿から、名前がつくまでは「玉が丸くない緑の鈴」と呼ばれていました。
アーモンドネックレス/京童子
紡錐形で、アーモンドのような形をした葉っぱが特徴の品種です。緑色をベースにうっすらと濃緑色の縦じまが入り、秋にはルビーネックレスのような赤紫色に紅葉します。
三日月ネックレス/ゲンゲツ
細長い三日月形の葉が特徴の品種です。先端にいくほど節間が広くなり、吊り鉢に植えると美しい茎のラインが際立ちます。1年を通して安定した草姿を維持できるため、インテリアとして人気です。
ルビーネックレス/紫月(しげつ)
全体が山ぶどうのような赤紫色で、グリーンネックレスよりやや縦長でふくよかな葉をつけます。秋には黄色の花を咲かせ、カラフルな色彩で目を楽しませてくれますよ。
紫麗玉(しれいぎょく)
ルビーネックレスによく似たぶどう色の茎に、黄色い花をつけます。葉色は通常のグリーンネックレスよりも濃い深緑色で、表皮から紫色がうっすらと透けて見えます。
銀月(ギンゲツ)
全体が白い毛で覆われ、まゆのような紡錐形の葉をつけます。生長すると茎立ちしますが、幼苗が土から生える様子は珍しいキノコのようです。
グリーンネックレスの花言葉と花を楽しもう
丸い葉っぱを垂らしながら生長していく姿で、インテリアとしても人気のグリーンネックレス。多肉植物との寄せ植えを楽しんだり、育てて花を咲かせたり、増やしたり、楽しみ方も様々です。
ぜひおうちでグリーンネックレスを育ててみてくださいね。
更新日: 2022年01月26日
初回公開日: 2015年08月24日