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ヒペリカムの花言葉は?種類や品種は?

鮮やかな黄色い花が印象的なヒペリカム。秋に色づくキャンディーのような実もかわいらしく、アレンジメントや花束によく用いられます。

また、葉っぱが硬く、扱いやすいことも人気の理由です。今回は、そんなヒペリカムの花言葉や種類、品種についてご紹介します。

ヒペリカムとは?学名・原産国・英語は?

ヒペリカム 花 黄色 地植え
学名
Hypericum
科・属名
オトギリソウ科・オトギリソウ属(ヒペリカム属)
英名
Hypericum
原産地
ユーラシア大陸の温帯~亜熱帯
開花期
4~10月 ※種類によって異なる
花の色
別名

ヒペリカムとは、オトギリソウ属に分類される半落葉性低木もしくは草花の総称です。

同じオトギリソウ属には、弟切草(オトギリソウ)やモエソウなども分類されますが、日本に自生している種類や品種は、園芸では区別されます。

古代ギリシャでは祭りの魔除けとして像の上に供えられていたことから、ギリシャ語で上を意味する「hyper」と、像を意味する「ekion」が合わさって名付けられました。

日本では、中国原産のビヨウヤナギやキンシバイが古くから園芸に利用されています。

ヒペリカムはどんな花を咲かせる?

ヒペリカム2

ヒペリカムとされる植物は、枝や茎の先に5枚の花びらをつけた黄色い花を咲かせ、中心に数10本ものおしべが放射状に立ち上がっているのが特徴です。

また、花が枯れると、だんだん赤色に変化する実をつけます。

ヒペリカムの花言葉の意味や由来は?

ヒペリカム1

『悲しみは長く続かない』『きらめき』

「悲しみは長く続かない」という花言葉は、花が散った後にかわいらしい実が残っている姿にちなんでつけられました。「きらめき」は、光を浴びて美しく輝く黄色い花姿に由来します。

ヒペリカムの種類や品種は?

ヒペリカム 黄色 花 実 地植え

オトギリソウ属は、ユーラシア大陸の熱帯から亜熱帯にかけて、およそ300種が自生しているとされています。

また、ヨーロッパで園芸用に品種改良されたものもたくさんあり、スプレー咲きの品種や、ピンク、黒、緑の実をつけるものもありますよ。

さらに、用途によって樹高も様々です。今回は、その中でも代表的な種類や品種をいくつかご紹介します。

ヒペリカム・キネンシス

中国原産の種類で、「美容柳(ビヨウヤナギ)」という名称で知られています。葉っぱが柳と煮ており、6~7月にかけて黄色い花を長期間咲かせます。

樹高は1mほどと低めなので、庭のちょっとしたスペースに植えるのがおすすめです。

ヒペリカム・パツルム

「金糸梅(キンシバイ)」と呼ばれる種類で、中国が原産となっています。金色の梅のような花姿おから、名付けられました。

江戸時代中期に日本へ渡来し、「ヒペリカム」というと本種を指す場合が多いです。樹高1mほどで、日向でも半日陰でも丈夫に育つことから、庭木として利用されています。

ヒペリカム・カリシナム

ブルガリアやトルコが原産の品種で、「西洋金糸梅(セイヨウキンシバイ)」「姫金糸梅(ヒメキンシバイ)」と呼ばれます。

ビヨウヤナギとよく似た花姿をしていますが、草丈は20~60cmほどと低いことが特徴です。ロックガーデンやグランドカバーに適します。

ヒペリカム・ヒドコート

ヒペリカム・パツルムがヨーロッパで品種改良されて生まれた園芸用の品種です。

樹高は50~80cmで、直径6~8cmほどの大きな花を咲かせることから、「大輪金糸梅(タイリンキンシバイ)」とも呼ばれます。

ヒペリカム・アンドロサエマム

南ヨーロッパが原産の品種で、花が1.5~2cmほどとこぶりなことから「小坊主弟切草(コボウズオトギリソウ)」と呼ばれます。

赤やピンク、クリーム色の実をたくさんつけることから花束に人気で、花屋さんでよく見かけます。

ヒペリカム・イノドルム

ヨーロッパ原産の品種で、樹高1.5mほどに生長します。切り花の定番「エルステッド」や、実の色やサイズが豊富な「フレアー系」など、アレンジメントの名脇役です。

ヒペリカム・モゼリアヌム・トリカラー

カリシナムとパツルムをかけあわせて誕生した品種が、ヒペリカム・モゼリアヌムです。中でも、特に優秀な株を元にトリカラーが生み出されました。

葉には白い斑が入り、ところどころ赤色に染まることから、名付けられました。

ヒペリカム・カリシナム・ゴールドフォーム

カリシナムが突然変異して生まれた新種のヒペリカムです。光の強弱や気温の変化によってライムグリーン、オレンジ、黄色、チョコレート色といくつもの葉色を楽しむことができます。

ヒペリカムの花言葉は明るい気持ちにさせてくれる

ヒペリカム 地植え 黄色 花

くよくよしない、明るい花言葉をもつヒペリカム。風水では財運と家庭運を呼び込むとされ、家に飾るのにぴったりの花となっています。

初夏に鮮やかな黄色の花を咲かせ、秋にはかわいらしい実をつけることから、地植えや鉢植えとしてだけでなく、アレンジメント、花束など色々なシーンで活躍してくれます。

ヒペリカムの花や実を見て、ハツラツとした前向きな気持ちになれたらすてきですね。

初回公開日: 2015年11月08日