カイガラムシに効果的な農薬や殺虫剤7選！特徴や使い方は？

硬い殻に覆われ、農薬や殺虫剤が効かなくなるカイガラムシ。そんなカイガラムシの被害にあわないためには、幼虫のタイミングで農薬や殺虫剤を利用するのが一番速効性があります。広範囲の畑などではなく、室内やベランダ、ちょっとした庭に潜むカイガラムシであれば、十分に対応できます。今回は、そんなカイガラムシに効果的な農薬や殺虫剤について、特徴や使い方をご紹介します。

1. カイガラムシエアゾール 480ml

カイガラムシエアゾールは、スプレータイプの殺虫剤です。サルスベリや松などの庭木やバラに発生するカイガラムシに効果的となっています。殺虫効果は約1ヶ月で、殺虫成分が植物に染みこむので、後からやってきた害虫も駆除してくれます。季節を選ばず、ジェット噴射なので少し離れたところにも届く使いやすさが特徴です。

2. ベニカJスプレー 1000ml

ベニカJスプレーは、食品以外の植物に対して強い効果を発揮する殺虫剤です。カイガラムシや毛虫などの害虫に直接噴きかけ駆除します。持続時間は1週間ほどで、すぐに害虫を駆除できる速効性が特徴です。

3. ベニカXファインスプレー 950ml

ベニカXファインスプレーは、バラなどの花木から庭木まで、幅広い植物に利用できる殺虫殺菌剤です。カイガラムシはもちろん、うどんこ病や灰色かび病の原因となる菌も駆除します。持続効果は1ヶ月ほどで、継続して病原菌や害虫を予防する効果もあります。

4. ベニカグリーンVスプレー 1000ml

ベニカグリーンVスプレーは、観葉植物や花木だけではなく、野菜にも利用でいる殺虫剤です。持続効果は長くありませんが、収穫の前日に散布できるほどの安全性が特徴で、家庭菜園を楽しんでいる方におすすめです。

5. ベニカDX 420ml

ベニカDXは、カイガラムシやうどんこ病、アブラムシ、毛虫などの駆除に有効な殺虫殺菌剤です。逆さまにしても利用できるので、葉の裏側への噴射も簡単。草花や庭木・花木には利用できますが、野菜や果樹には使わないよう注意してください。

6. マラソン乳剤 100ml

マラソン乳剤は、野菜にも使える安全性の高い殺虫剤です。乳剤を水で薄め、対象となる植物に散布して利用します。持続時間は短いですが、植物に浸透するので吸汁する害虫に高い効果を発揮します。値段もお手頃で、使いやすいのもうれしいポイントですね。

7. オルトラン水和剤 1g×10

オルトラン水和剤は、水に薄めて利用する殺虫剤です。樹高の高い庭木や広範囲の畑に散布するときにおすすめです。カイガラムシだけではなく広範囲の害虫に効果があり、植物に染みこんで長期間、効果が継続します。

カイガラムシは幼虫の間に農薬や殺虫剤で退治できる

カイガラムシは、他の害虫と違って幼虫の間しか農薬や薬剤の効果がありません。成虫になる前に見つけ、駆除することが大切です。水やりや収穫、剪定など普段から植物を観察し、幼虫が潜んでいないか確認する習慣をつけるようにしましょう。

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更新日: 2016年03月06日

初回公開日: 2016年03月06日