「ウェディングドレスもいいけど、せっかくなら白無垢や色打掛などの和装をしたい」そんなあなたにおすすめなのが、和装+ボールブーケの組み合わせです。最近では、和装での前撮りや、結婚式を希望する花嫁さんも多く、一緒にブーケはもつのか、どんなブーケがおすすめなのかわからず、あとになって慌ててしまうことも。今回は、そんなブーケの中で和装の結婚式に相性のよいボールブーケの作り方についてご紹介します。
ボールブーケとは?花の材料の選び方は?
ボールブーケは花やグリーンを丸くまとめ、リボンや紐などで持ち手を付けたブーケのことです。見た目がボールになっていることから、手まりや巾着を連想させ、和装の結婚式の近年利用されることが増えました。
花材には、ピンポンマム、ダリア、牡丹、スプレーマムなど和を感じさせるお花を使うことで、より和装のよさを引き立てることができます。その一方で、プルメリアやバラなど洋風の花であっても、紐などの小物を和風のものにすることで、和装に合った雰囲気にアレンジできますよ。
ボールブーケを手作りするポイントは?
ボールブーケの魅力は、なんといってもまん丸の形に花がきれいにおさまっていることです。そのため、花が凸凹せず、円を描くように高さを調節しながら作っていくことが、きれいなボールブーケを作るポイントになります。また、他のブーケに比べて持ち手の紐が目立つので、高級感があり、着物とマッチしたものを選ぶことも大切ですよ。
ボールブーケの作り方は?
材料
- 花・グリーン:自分が考えているよりも多めに用意しておくとよい
- 発泡スチロールのボール
- 紐やリボン
- ワイヤー
- タッセル
- フラワーテープ
作り方
- 紐やリボンで持ち手になる輪っかを作り結び目のところをU字のワイヤーで巻く
- ワイヤーをボール(発泡スチロール)の中心に刺す
- 突き出たワイヤーを外へ折り曲げる
- 穴のすき間にグルーガンを流し入れ、ワイヤーを固定する
- U字のワイヤーで突き出たワイヤーを固定する
- カットした花の花首のところにワイヤーを刺し、フラワーテープで固定する
- 大きい花から順にバランスを見ながらボールに花を刺していく
作り方のポイントや注意点
- 大きい花を入れてから、小花で間を埋めるようにするとうまくいきます
- 花に水分を与えるなら、ボールをオアシスにして、花にワイヤーを通さずそのまま刺す
ボールブーケとお揃いで髪飾りを作る
せっかくボールブーケを手作りするなら、髪飾りも合せて手作りするとうまくいきます。作り方はとても簡単。髪の毛用のUピンに、造花ならグルーガンで、生花ならワイヤー処理をしてUピンで固定するだけです。ブーケと同じ花を使って髪飾りを作れば、統一感が出ておしゃれにきまりますよ。いくつか作って、アップにした髪の片側に挿すと一層華やかになります。
ボールブーケで和装の結婚式を華やかに
結婚式は、人生で一度の大イベントですよね。だからこそ、主役の花嫁さんは、悔いのないように楽しみたいもの。せっかくなので、人とは違ったウェディングを演出してみるのもいいですね。ボールブーケは個性的でかつキュートなので、大切な結婚式にステキな思い出を加えることができますよ。
更新日: 2016年05月19日
初回公開日: 2016年05月19日