5月が近づくと、花屋さんにはカーネーションの鉢植えや花束が並びます。赤やピンクのカーネーションが母の日の定番ですが、近年は様々な園芸品種が生み出され、色や形のバリエーションが豊富になりました。
ただ、それぞれの花色に意味があり、間違ったものを贈るとお母さんへの感謝の気持ちも台無しに…。
そこで今回は、母の日に贈るカーネーションについて、花色ごとの花言葉の意味とおすすめのカーネーション6選をご紹介します。
カーネーションの花言葉の意味や由来は?
『無垢で深い愛』『真実の愛』『永遠の幸福』『尊敬』『嫉妬』『愛の拒絶』
母の日は、アメリカではじまった風習で、日本では1950年頃から一般化していきました。母親への感謝の気持ちを込めて、「無垢の深い愛」「尊敬」といった花言葉を持つカーネーションがよく贈られます。
ただ、カーネーションには花色ごとにも花言葉があり、中にはネガティブな意味を持つものも。そんなときは、メッセージカードなどを添えておくと安心です。
■ おすすめのカーネーション6選
1. 赤色のカーネーション
『母の愛』『熱烈な愛』
母の日を象徴とするような花言葉を持つ赤色のカーネーションは、プレゼントにぴったり。愛情深い、家族思いのお母さんへ贈ると、喜んでもらえますよ。花束がプレゼントとしては手頃ですが、長く楽しみたい方は、鉢植えがおすすめです。
2. ピンク色のカーネーション
『感謝』『あたたかい心』
「赤い花はちょっとインパクトが強いかな?」と感じる方には、やさしい色合いのピンクのカーネーションはいかがでしょう。穏やかな花色が春を感じさせ、「感謝」という花言葉からストレートに日頃の思いを伝えることができますよ。
3. 黄色のカーネーション
『愛情のゆらぎ』『美』『嫉妬』
黄色のカーネーションは、ビタミンカラーは明るい雰囲気があり、朗らかなお母さんによく似合うことから、母の日に人気のカーネーションでもあります。他の花色のものとアレンジメントにしたり、プリザーブドフラワーにしたりするとよいですよ。
ただ、「嫉妬」といったネガティブな意味合いの花言葉を持っているので、渡すときに一言感謝の気持ちを伝えると、相手を嫌な気持ちにさせずにすみますね。
4. 白いカーネーション
『尊敬』『純潔の愛』『亡き母を偲ぶ』
アンナ・ジャービスというアメリカ人女性が、白いカーネーションの花を母の追悼式に捧げたことが、母の日がはじまったきっかけとなりました。そのため、白いカーネーションには、「亡き母を偲ぶ」という花言葉がつけられています。
「白いカーネーションは、プレゼントには向いてないかな…」と思いがちですが、そんなことはありません。いろいろなカラーのカーネーションとミックスにして、豪華な花束にすると喜ばれますよ。
5. オレンジ色のカーネーション
『純粋な愛』『あなたを熱愛します』
オレンジ色のカーネーションは、親子のあたたかな愛情を思わせる花言葉を持っていますよね。また、ビタミンカラーが明るい雰囲気で、元気なお母さんへのギフトにぴったり。お菓子と一緒にプレゼントすれば、お茶の時間に飾って楽しんでもらえそうです。
6. 紫色のカーネーション
『気品』『誇り』
紫色は高貴な色として古くから知られる色です。そんな紫色のカーネーションは、凛とした印象があり、普段は花が苦手という方でも親しみやすい花色となっています。
ただ、濃い紫色の花束は、重たい雰囲気になることも。そんなときは、グラデーションをつけるようにしたり、ラッピングを工夫したりするとよいですよ。
7. レインボーカーネーション
『感謝』
レインボーカーネーションは、人工的に染められたカーネーションのことです。オランダで初めて成功したことをきっかけに世界へ広がり、今では一般的に購入できるようになりました。ドライフラワーなどで作られる場合もあり、込められた花言葉は「感謝」。
母の日に送る花束としてはぴったりですね。花瓶にいれてあるタイプであれば、受け取ったあとの管理も楽なのでおすすめです。
母の日のカーネーションはお母さんの好きな色を選んであげて
いつも家族みんなに愛情を注ぎ、家を守ってくれるお母さん。そんな大切な人に、日頃の感謝の気持ちを伝えられるのが母の日です。お母さんのことを思い浮かべて、よく似合う花色のカーネーションをプレゼントしてみてください。遠くに住んでいたとしても、思い通りの花をプレゼントできるのが、通販のよいところです。メッセージを一言添えて贈れば、きっと喜んでもらえますよ。
※価格は変動する可能性および、サイトによって異なる可能性があるため、商品詳細は必ずサイトにてご確認ください。
更新日: 2018年11月02日
初回公開日: 2016年03月04日