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三つ葉の水耕栽培|室内で種から水栽培する方法や時期は?

三つ葉(ミツバ)は、栄養が豊富に含まれる食材として、丼ものや和え物などに利用される緑黄色野菜です。ただ、スーパーで買おうとすると、意外と高かっいと感じる人も多いのではないでしょうか?そんなときは、種や茎を使って簡単に水耕栽培で育てることができるんですよ。今回は、そんな三つ葉を水耕栽培で楽しむ方法をご紹介します。

三つ葉の水耕栽培に適切な時期は?室内で栽培できる?

温度を保ちやすい室内での水耕栽培なら気温も安定しているので時期を選ばず、一年中楽しめます。三つ葉の水耕栽培は、種と茎の2つの状態からはじめられます。種まきは、発芽するために気温18~20度ほどが必要なので、外で育てる場合は、4~6月か9~10月が適期です。

茎の挿し木も同様の気温が必要で、明るい日陰で育てることがポイント。あまり暗い場所で育てると、茎が細くなり、香りも弱くなってしまいます。また、暑さに弱いので、夏は涼しい場所で管理していきましょう。

三つ葉を種から水耕栽培(水栽培)する方法は?

水耕栽培 レタス スポンジ 新芽

台所用スポンジと、ペットボトルや100均のかご付きタッパーさえあれば、簡単に種から育てることができます。スポンジは1.5~3cm角の立方体に切り、中心に十字の切り込みを入れておきましょう。また、苗に育った後に使うペットボトル容器は、事前に作っておいた方があわてず安心です。作り方は、関連記事を参考にしてみてください。

発芽するまで2週間ほどかかることもあります。その間は、種を乾かさないように注意しましょう。発芽の時期は特に乾燥に弱いため、水切れさせてしまうと発芽率が下がってしまいます。

種からの育て方

1. スポンジに水を染み込ませる
2. 100均のかご付きタッパーのかご部分にスポンジを並べる
3. スポンジの中心の切り込みに、種を2~3粒ずつ入れる
4. タッパーの部分に水を入れる
5. 芽が出るまで容器に蓋をして、明るい日陰で毎日水を変えて管理する
6. 本葉が2~3枚に育ったら、生長のよいものだけを選んで間引く
7. 本葉が4~5枚になったら、ペットボトルの容器に植え替える
8. スポンジの根が水に軽くひたるように水位を管理する
9. 発芽して芽がそろったら、水耕栽培用の液肥を水に混ぜて生長を促す
10. 草丈が10~15cmほどになったら、刈り取って収穫する
11. 切り取った後もそのまま管理し続けると新しい茎が生え、再び収穫する

三つ葉の挿し木から水耕栽培(水栽培)する方法は?

ミツバ

生鮮食品売り場で手に入る三つ葉の茎を利用して、三つ葉の水耕栽培を楽しむことができます。販売されている三つ葉のほとんどは、水耕栽培で育てられています。購入するときに、根がついたままのものを選びましょう。

挿し木からの育て方

1. 三つ葉の茎を、根から3~4cmほどのところでカットする
2. 茎の部分が水から出るような浅めの容器に水と水耕栽培用の液肥を入れる
3. 三つ葉の根についたスポンジが半分くらい浸かるよう水位を調節する
4. 2~5日に1回、水を入れ替えて明るい日陰で管理する
5. 1週間ほどして茎が伸びたら、必要な分を収穫する
6. 再び収穫するときは、液肥入りの水で栽培を継続する

三つ葉の水耕栽培(水栽培)で何度も収穫を楽しもう

ミツバ

三つ葉は、挿し木で手軽に水耕栽培を楽しめる多年草です。毎日育っていく過程を間近で観察できるので、徐々に愛着が湧いてくるかもしれませんね。

また、きちんと水を交換して清潔な状態を保てていれば、害虫や病気の被害にあいづらいのも水耕栽培のメリットです。ぜひ一度、三つ葉の水耕栽培にチャレンジしてみてください。

更新日: 2020年06月17日

初回公開日: 2016年03月12日

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