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バラのドライフラワーの作り方!長持ちさせる方法は?

バラの花は特別な花束に含まれていることが多く、もらうととてもうれしい気持ちになりますよね。また、栽培に手間がかかることから、丹精込めて育てたバラの花が咲いたときの喜びはひとしお。

そんなバラを長い間楽しむなら、ドライフラワーにしてしまうのも1つの方法です。少し色あせたアンティークな雰囲気で、バラの違う魅力に気づけるかもしれませんよ。

今回は、バラを使ったドライフラワーの作り方を詳しくご紹介します。

バラのドライフラワーの作り方のポイントは?

バラのドライフラワーを作るときは、中輪~小輪のバラやスプレーバラを使うのがキレイに仕上げるポイントです。ドライフラワーは、花に含まれる水分量が少なく、花びらの内部が蒸れないものが適しています。大輪のバラなど花びらの多いバラだと、花びらの間に湿気がこもってしまい、花が腐ってしまうことがあります。

また、湿度が高い梅雨~秋は、ドライフラワーを作るときは避けたい季節です。

バラのドライフラワーの作り方!自然乾燥させる

最も簡単なドライフラワーの作り方です。完全に開ききらないバラの花を数本用意し、風通しのよい窓辺に吊るしておきましょう。エアコンの下など乾燥しやすい場所もおすすめです。

作り方

  1. バラを数本、紐や輪ゴムで切り口付近を束ねる
  2. 直射日光の当たらない場所に、バラの花束を下に向けて吊るす
  3. 7~10日ほど放っておき、花びらが完全に乾燥したら完成

注意点

キッチンや洗面所など水が流れる場所は、湿度が高くなりがちです。乾燥に時間がかかってしまうのでドライフラワー作りには向かない場所となっています。また、エアコンの下など乾燥しやすい場所ならよいのですが、エアコンの風が直接当たる場所は、花が乾きすぎてしまうので避けるようにしましょう。

バラのドライフラワーの作り方!シリカゲルで乾燥させる

バラの花だけをキレイに乾燥させるなら、食品の乾燥剤にも利用されるシリカゲルを使うのも1つの方法です。ドライフラワー用のシリカゲルも、ネット通販で購入できますよ。

材料

  • 付け根から切り落としたバラの花
  • シリカゲル
  • タッパーなど密閉できる容器
  • スプーン
  • ピンセット

作り方

  1. 密閉できる容器の1/3ほどシリカゲルを敷き詰める
  2. 茎を2~3cmほど残したバラを、茎が下になるようにしてシリカゲルの上にのせる
  3. 花の形を壊さないよう、シリカゲルをバラの上や周りにやさしく入れていく
  4. バラの花びらの間にシリカゲルが入るよう、ピンセットで花びら同士を離し、間にシリカゲルをスプーンで入れていく
  5. 完全にバラがシリカゲルで埋まったら、容器の蓋を閉じて密閉する
  6. 1~2週間ほど冷暗所で保管する
  7. 容器からバラを取り出し、花びらが完全に乾燥したら完成

注意点

花が大きいとシリカゲルが完全に水分を吸いきれないときがあります。途中で様子を見て、シリカゲルが足りないようであれば、花を一度容器から取り出し、新しいシリカゲルの中に入れて乾燥させていきましょう。

バラのドライフラワーは、電子レンジを活用した作り方もある?

シリカゲルを使ってドライフラワーを作るとき、耐熱容器に入れて蓋をせずに電子レンジで加熱してみましょう。500Wで90秒が加熱する時間の目安です。電子レンジにかけることで、バラが早く乾燥し、すぐにドライフラワーが完成しますよ。

ただ、加熱しすぎると、焦げてしまうので注意してください。花の大きさによって加熱時間が変わるので、こまめに様子を見ながら調節するとよいですよ。

ドライフラワーの作り方を知ってバラを長く楽しもう

バラはプレゼントにもらう機会が多いですよね。そのプレゼントされたときのシーンなど、思い出とともに長く保管するなら、ドライフラワーはおすすめ。涼しいところで管理すれば、水やりの手間もかからず簡単に飾って楽しめます。

また、花の部分だけを瓶につめて、アロマオイルを数滴垂らせばかわいいポプリにもなります。少し色あせたドライフラワー独特の風合いを活かしながら、インテリア雑貨に取り入れてみてくださいね。

更新日: 2019年12月27日

初回公開日: 2016年04月15日

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