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玉ねぎの花言葉|花の特徴や開花時期、種類は?

玉ねぎは、生で食べればさわやかな辛さがあり、煮込めばとろりと甘みが出る野菜です。常備している家庭も多く、サラダや煮物など幅広い料理に活用して味わえます。鱗茎と呼ばれる根の部分が主に食べられますが、葉っぱも長ネギのように料理に使えるんですよ。今回は、そんな玉ねぎとはどんな野菜なのかや、種類、花の特徴などをご紹介します。

玉ねぎの花言葉とは?

『不死』

玉ねぎにどうして「不死」という花言葉が付けられたのかはわかっていません。

玉ねぎの学名・原産国・英語

学名
Allium cepa
科・属名
ユリ科・ネギ属
英名
Onion
原産地
西アジア
開花期
5~8月
収穫期
5~6月
別名
玉葱(タマネギ)

玉ねぎとは?花の特徴は?

ネギボウズ 玉ねぎ

タマネギは、ユリ科・ネギ属に分類される野菜です。西アジアが原産とされていますが、はっきりとはしていません。ただ、栽培の歴史は古く、古代エジプトではニンニクとともに食べられていたとされます。

日本へは、明治時代に入って、北海道開拓使たちの手によって導入されましたが、その頃は海外へ輸出が主流で、一般家庭では食べられていませんでした。その後、食事が欧米化していった流れの中で、一般家庭での消費が増えていきました。

野菜として食べるのは、丸く太った鱗茎の部分です。周年市場には出回っていますが、新玉ねぎは3~5月、通常のものは5~6月に旬を迎えます。また、春先に出回る葉たまねぎは、生長した茎葉の部分をぬたにして食べることもできます。

5~8月になると、長く伸びた先端に小さな白い花をいくつも咲かせます。丸くまとまっている姿から、葱坊主(ネギボウズ)と呼ばれます。かわいらしい花ではありますが、咲かせてしまうと球が硬くなり、味が落ちてしまうので、咲きはじめる前に摘み取ってしまいます。

玉ねぎの栄養、効果・効能は?

玉ねぎには特筆すべき栄養がないかわりに、アリシンという成分が体によい効果をもたらしてくれます。アリシンとは、硫化アリルの1種で、辛みや香りの元となる成分です。玉ねぎを切ったとき、目がしみたようになるのは、このアリシンによるものとなっています。

アリシンには、胃液の分泌を促進させる働きがあります。これによって、食欲を増進させます。また、ビタミンB1の吸収を高め、新陳代謝を促してくれるので、不眠やイライラ夏バテを解消に効果的。

さらに、善玉コレステロールを増やして、血小板が固まりにくくするので、高血圧や動脈硬化といった病気を予防する作用も期待できます。

玉ねぎの種類や品種は?

玉ねぎは、「黄タマネギ」「赤タマネギ」「白タマネギ」の3つに大別できます。これは、栽培方法の違いで分けられています。私たちがよく口にしているタマネギは主に「黄タマネギ(イエローオニオン)」です。

白タマネギ

白タマネギは水分が多く、乾燥処理に向いていないので、収穫後すぐに出荷されます。市場に出回るのは2~4月頃で、主に静岡県や愛知県で栽培されています。甘みが強いので、生でサラダとして食べるのがおすすめです。

黄タマネギ

周年市場に出回るポピュラーな種類で、収穫後に表皮を乾燥させてから出荷されます。じっくり火を通すと、辛みの元であるアリシンが分解されて甘みが増します。サラダをはじめ、煮物や炒めもの、スープなど幅広いレシピに活用されます。主にな品種に「修多郎」「北もみじ2000」「スーパー北もみじ」などがあります。

赤タマネギ

玉ねぎ特有の香りや辛みが少なく、色も鮮やかなため、サラダにおすすめの種類です。ブルーベリーで有名になったアントシアニンという目によい成分を含んでいます。品種は「湘南レッド」や「アーリーレッド」などがあります。

ペコロス

サイズが小さい種類で、「ベビーオニオン」「小タマネギ」とも呼ばれています。3~4cmくらいのひとくちサイズで、肉料理の付け合わせやシチュー、ピクルスにおすすめです。

玉ねぎを色々な食べ方で楽しもう

タマネギ

生の玉ねぎは独特の辛みがあり、子供の頃苦手だったという人も多いのではないでしょうか。火を通すと甘くなるので、スープやシチューの具材にするとおいしく食べられます。

また、種類によっても味わいが違うので、食べやすいものを選ぶも楽しみ方の1つ。新陳代謝を高めてくれるなど体によい作用もあり、長く保存もきくので、キッチンに常備しておくとよいですね。

更新日: 2022年07月06日

初回公開日: 2016年06月21日

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