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パセリの栄養価や効果・効能まとめ

パセリというと、肉料理やサンドイッチに添えられたり、スープに浮かべたりと、料理の脇役というイメージがありますよね。ただ、その地味な見た目とは裏腹に栄養価は高く、様々な効能が期待できる葉物野菜なんです。その効果を知れば、パセリを見直すよいきっかけになるかもしれません。今回は、そんなパセリの栄養価や効果・効能についてまとめました。

パセリの学名・原産国・英語

学名
Petroselinum crispum
科・属名
セリ科・オランダセリ属(オランダミツバ属)
英名
parsley
原産地
地中海沿岸
開花期
6~7月
花の色
白、黄緑
別名
和蘭芹(オランダゼリ)
和蘭三つ葉(オランダミツバ)
ペルシ(フランス語)
香芹(コウキン)

パセリとは?どんなハーブ?

パセリ

パセリとは、地中海沿岸を原産とするハーブで、セリ科・オランダセリ科に分類される二年草です。古代ローマの頃からハーブとして利用され、イタリアを栽培の起源としてヨーロッパ全土に広まっていきました。日本へは江戸時代にオランダ人によってもたらされました。このため、「和蘭芹(オランダゼリ)」「和蘭三つ葉(オランダミツバ)」といった和名が付けられました。

草丈は15~40cmに生長し、縮れている細かい葉っぱが茎の先端を中心にもこもこと茂ります。葉っぱは鮮やかな緑色をしており、さわやかな香りを放ちます。主に料理の香り付けや彩りに添えられます。そして、初夏になると花茎を伸ばし、小さな黄緑色や白の花を茎先に咲かせます。

パセリの100g当たりの栄養価は?

エネルギー(カロリー) 35~45kcal
水分 85~87.7g
タンパク質 2.9~3.7g
脂質 0.7~0.8g
炭水化物 6.3~8.2g
カロテン 5050~7400μg
ビタミンB1 0.086~0.12mg
ビタミンB2 0.098~0.24mg
ビタミンC 120~130mg
ビタミンK 850~1640μg
葉酸 150~220μg
カリウム 550~1000mg
鉄分 6.2~7.5mg

パセリの効果・効能は?

パセリ 料理

パセリはβカロテン、ビタミンC,ビタミンK、ビタミンE、ビタミンB1、ビタミンB2、カリウム、カルシウム、鉄分など豊富な栄養素をバランスよく含む香草です。また、アピオールやミリスチシンなどの精油成分によっても、様々な効果・効能が期待できます。

生活習慣病の予防、抗酸化作用

動脈硬化や高血圧、脳梗塞、糖尿病といった生活習慣病は、活性酸素による血管や細胞の酸化が原因で引き起こされます。パセリに豊富に含まれるβカロテンは、活性酸素を体内から取り除く抗酸化作用があります。また、パセリの緑色の色素であるクロロフィルにも、血中の悪玉コレステロールを減らす働きがあり、血液をさらさらにしてくれます。

美肌効果

βカロテンは体内でビタミンAに変換されます。ビタミンAは、皮膚や粘膜を強くする働きがあり、肌荒れなどを防ぐ効果が期待できますよ。また、パセリにたっぷりと含まれるビタミンCは、コラーゲンの生成を助け、お肌のハリやツヤを増やしてくれます。

貧血の予防

血中のヘモグロビンが減少することで起こる貧血。鉄分は、そんなヘモグロビンの材料となるほか、ビタミンCが鉄の吸収を助けてくれるという相乗効果が期待できます。妊婦さんをはじめ貧血気味の女性の強い味方になってくれますよ。

むくみの改善

パセリに含まれるたっぷりのカリウムは、利尿作用があり、体内から余分な水分を排出する機能を高めてくれます。ちょっと体がむくんでいるときは、パセリを食べるとよいですよ。

口臭予防

アプオールなどの成分は、口内の雑菌の繁殖を弱め、口臭を抑える効果があります。

このほかにも、ビタミンAやCによって免疫力が高まって風邪を予防し、胃腸の機能を高めて食欲を増進させる効能も期待されます。また、ビタミンKやカルシウムの働きによって、骨や体を健康に保つことができます。

パセリを積極的に料理に取り入れてみよう

パセリ 畑

お弁当やサンドイッチの彩りに使われるパセリ。その約8割は、食べられることがないとされています。ただ、かなり栄養価はたっぷりで、葉は食べないともったいない野菜の1つなんです。家庭でも簡単に栽培できるハーブなので、ぜひいろいろなお料理に取り入れてみてください。

初回公開日: 2016年05月05日