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イワダレソウ(クラピア)とは?育て方は?

最近、芝生に変わるグランドカバープランツとして人気が高まっているイワダレソウ。地面を這うように生長し、夏に名あると小さな花を咲かせます。刈り込みや踏圧によって、葉っぱがどんどん茂る、強さを持った植物なんですよ。今回は、そんなイワダレソウとはどんな植物なのかや、育て方についてご紹介します。

イワダレソウ(クラピア)の花言葉と由来は?

『忍ぶ恋』

イワダレソウは、その名の通り岩場に垂れるようにして繁殖します。
忍ぶ恋という花言葉は、岩にへばりつくようにして可憐な花を咲かせる姿から、じっと忍耐するような、秘めたる恋を連想してつけられたのでしょうか。

イワダレソウ(クラピア)の学名・原産国・英語

学名
Phyla nodiflora
科・属名
クマツヅラ科・イワダレソウ属
英名
原産地
世界中の熱帯~亜熱帯
開花期
5~10月
花の色
ピンク
別名
リッピア

イワダレソウ(クラピア)とは?

イワダレソウは、クマツヅラ科・イワダレソウ属の多年草です。世界中の熱帯~亜熱帯に広く分布し、同属のヒメイワダレソウと共に、グランドカバーによく用いられます。低く地上を這うようにして育ち、踏圧に強く、暑さ寒さへの耐性があると、グランドカバーにもってこいの性質を持っています。また、日照時間が3時間くらいの日当たりが悪い場所でも元気に育ちます。そして、7月~10月に小さな薄いピンクのかわいらしい花を咲かせます。

中でも、クラピアという品種が強いと近年評判です。これは、日本国内に自生するイワダレソウを宇都宮大学の倉持講師が品種改良して作りだされました。芝生の約10倍の速度で広がるほどよく増え、横へ広がり、草丈が伸びないので、芝生のような刈り込みが必要ありません。そのうえ種をつけないので、周囲の生態系に影響を及ぼす心配もないんですよ。

イワダレソウ(クラピア)の育て方のポイントは?

どこででも育つ強さを持っています。ただ、イワダレソウは根が深く、剥がして別のものを植えようと思ってもむずかしいので、植える場所には注意してください。

イワダレソウ(クラピア)の植え付け時期と方法は?

5~7月にポット苗かマット苗を植え付けて育てていきます。グランドカバーとして利用することが多いので、地植えが基本です。ポット苗は、シャベルで穴を開けて植え付けます。マット苗の場合は、置くだけでOK。軽く踏みつけて活着させてください。植え付ける土の質は選びません。

イワダレソウ(クラピア)の水やり、肥料の与え方

水やり

基本的に必要ありません。少量の水分でも枯れませんが、夏場に乾燥した日が続いたら水やりをしてください。

肥料

肥料を施すと徒長しすぎてしてしまいます。肥料は必要ありません。

イワダレソウ(クラピア)の管理の方法は?

イワダレソウは、踏まれることで根の張りが活発になります。ただ、あまり踏みすぎると花の数が減ってしまうので、適度にしてくださいね。また、刈り込みは必要ありませんが、徒長してしまった株は手で引き抜いたり、はさみで切ったりしてください。

イワダレソウ(クラピア)の栽培で注意する病気や害虫は?

白絹病に感染すると、葉が腐ったような茶褐色に変色し、枯れた部分が円形に広がります。感染した株は回復しないので、見つけ次第スコップなどで掘って処分するのが最も効果的です。対処が遅れると、ものすごい速さで広がります。また、使ったスコップには菌糸がついているので、よく洗ってください。さらに、他の部分に感染している可能性があるので、全体にモンカットフロアブル40を1000倍くらいに薄めて散布し殺菌すると広がりを防げます。

イワダレソウ(クラピア)はグランドカバーにおすすめ

ヒメイワダレソウ

やせた土地でもよく育ち、雑草が生えにくいので管理がしやすいイワダレソウ。かわいらしいい花の開花期間が長いことも魅力です。グランドカバーにすると、お庭が柔らかい印象になりますよ。芝生では管理が面倒…という方は、イワダレソウをチョイスしてみてくださいね。

初回公開日: 2016年07月03日