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ヒューケラ(ツボサンゴ)の育て方!寄せ植えや株分けの時期と方法は?

葉色が多彩で、大きさも様々なヒューケラ。日陰でもよく育ち、葉が重なり合うように密集して茂ることから、寄せ植えやシェードガーデンによく利用されます。また、春から夏にかけて花を咲かせる姿も、かわいらしいですよ。

今回は、そんなヒューケラの寄せ植えや株分けの時期と方法など、育て方についてご紹介します。

ヒューケラ(ツボサンゴ)の種まき、苗植え!地植えと鉢植えの時期と方法は?

種まき

発芽適温は15~20度で、3~5月上旬か、9~10月に種をまきます。粒が細かいことから、湿らせたピートバンや赤玉土(小粒)を平たい容器に入れ、上からばらまきにしていきましょう。

土が乾かないように水やりをして管理し、適度に間引きながら草丈が5~10cmほどに生長したら、鉢や地面に植え替えます。

苗植え

3~4月か、9~11月が適期です。鉢植えは、4~6号鉢1株を目安に、水はけと水もちのバランスがよい土を準備し、植え付けていきます。地植えは、直射日光の当たらない場所を選んで、深さ30cmほどの植え穴を掘って植えます。

複数植えるときは、株同士の間隔を20~30cm空けます。いずれの場合も、株元が土の表面と同じ高さになるようにするのがポイントです。

ヒューケラ(ツボサンゴ)の育て方!土作り、水やり、肥料の与え方は?

土作り

水はけと水もちのよい土を好みます。鉢植えは、赤玉土(小粒)4:鹿沼土(小粒)3:腐葉土3か、赤玉土(小粒)6:腐葉土4の割合で混ぜた土がおすすめです。

市販の草花用培養土を使ってもかまいません。地植えは、植え付ける1週間前に庭の土を深さ30cmほど耕しておき、腐葉土を混ぜて寝かせておきます。

水やり

土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えます。生長して大きな株になればある程度の乾燥には耐えられますが、苗が幼いうちは水切れに注意しましょう。ただし、湿気の多い環境は苦手なので、夏は朝か夕方の涼しくなった時間に行ってください。

肥料

3~4月と9~11月に1回ずつ、ゆっくりと効く緩効性化成肥料を株元に少量与えます。同じ時期であれば、10~15日に1回液体肥料を水やり代わりに与えてもよいですよ。

ヒューケラ(ツボサンゴ)の育て方!剪定や冬の過ごし方は?

剪定

枯れた葉っぱや花をそのままにすると、株が蒸れて病気や害虫が発生しやすくなります。花が終わったら茎元から取り除き、枯れた葉っぱは適時摘み取ってください。

冬の管理

寒さや暗さには強い性質ですが、冷たい風や霜に当たると葉色が悪くなってしまいます。できれば、日当たりのよい場所か軒下に移動させましょう。

もし葉っぱが枯れてしまったとしても、宿根草なので根が生きていれば茎が立ち上がってきます。立ち上がった茎には、バークチップや腐葉土を株元に敷いて茎が隠れるように土をかぶせてあげましょう。根が生えて株が若返りますよ。

ヒューケラ(ツボサンゴ)の植え替えの時期と方法は?

鉢植えは1~2年に1回、真夏以外の時期に植え替えをします。また、霜や雪、冷たい風に根が当たると弱ってしまうので、寒冷地は真冬の植え替えも避けた方が無難です。また、地植えも生育の様子を見ながら、3~5年に1回植え替えると、株が若返りますよ。

ヒューケラ(ツボサンゴ)の増やし方!株分けや挿し木(挿し芽)、種まきの時期と方法は?

ヒューケラは、株分けや挿し木(挿し芽)、種まきで数を増やせます。種まきは、植え付けと同じ時期と手順で行います。

株分け

3〜4月か、10〜11月が適期です。株を掘り上げ、それぞれの株に茎が3~5本付くように、手やナイフで分けていきます。後は赤玉土(小粒)などの土にそれぞれを植え付け、ある程度根が生えたら鉢や地面に植え替えます。

挿し木(挿し芽)

4~7月が適期で、茎が立ち上がっているものは挿し木に向いています。

1. 株元から2~3cmの、木のように固まっている部分をハサミでカットする
2. 切り口に湿った水苔を巻きつけ、育苗ポットに入れる
3. 日陰から半日陰の場所で、水苔が乾いたら水やりをして管理する
4. 根が十分に生えたら鉢や地面に植え替える

ヒューケラ(ツボサンゴ)の寄せ植えの方法は?

ヒューケラの寄せ植えは、葉色と他ヒューケラの寄せ植えは、色のバランスが大切です。日の当たる場所の寄せ植えなら、シクラメンやケイトウなど茎の先に花を付ける植物を中心に置き、周りを緑やシルバー、紫などの葉色のヒューケラで囲むのがおすすめです。

日陰の寄せ植えなら、同じく日陰に強い大型のギボウシ(ホスタ)と交互に植えるとインパクトがあってすてきですよ。

ヒューケラ(ツボサンゴ)の栽培で注意する病気や害虫は?

うどんこ病

葉っぱに粉をふきかけたように株が生える病気です。病気にかかった葉っぱはすぐに切り落とし、殺菌剤を散布して拡大をおさえます。

カイガラムシ

茎葉に寄生して株を弱らせる害虫です。成虫は硬い殻に覆われており、薬剤が効きづらいことから、幼虫のうちに薬剤を散布して駆除しましょう。成虫は、ブラシを使って株からこすりおとしてください。

ヒューケラ(ツボサンゴ)の育て方のポイントは?

半日陰から日陰に植え付けることが、きれいな葉っぱを維持するポイントです。寒さに強く、雪に当たっても大丈夫ですが、夏の直射日光や株が蒸れると枯れてしまいます。

ヒューケラ(ツボサンゴ)はシェードガーデンにおすすめ

ヒューケラにはいろいろな種類があり、寄せ植えに使いやすい植物です。また、日陰にも強く、育てやすいことから、初心者でも安心して育てられますよ。いろいろな葉色を楽しみながら、自分好みのシェードガーデンを作ってみてください。

初回公開日: 2015年11月25日