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藤の花言葉とは?種類や品種は?開花時期と見頃の季節は?

小さな花が垂れ下がって咲く藤の花は、万葉集にも詠まれ、古くから日本人に親しまれています。

美しい花房からは甘い香りがし、紫や白の色合いは和洋どちらの庭とも調和しますよね。今回は、そんな藤の花言葉や種類、見頃の季節をご紹介します。

藤(フジ)とは?どんな花を咲かせる木?

藤 花

藤は、マメ科のつる性落葉低木です。4~6月に蝶のような形の小花を房状に垂れ下げ、幹の方から先端に向かって咲き進めます。

この特性から、藤は日差しよけのために棚仕立てにされることが多いです。また、マメ科なので、花の後には10~20cmのいんげん豆のような細長い実をつけます。

和名は、風に吹かれて花が舞い散る様子から「吹き散る」が転じてつけられたという説や、茎に節(ふし)があることにちなんでいるという説などその由来には諸説あるようです。

学名は、アメリカの解剖学者「Casper Wistar(カスパール・ウィスター)」教授にちなんだ名前となってつけられました。

藤(フジ)の花言葉は?

『優しさ』『歓迎』『決して離れない』『恋に酔う』

藤は、男性の例えに用いられる「松」の近くに並んで植えられることが多いことから、女性の例えによく用いられ、花言葉も女性らしいものになっています。

藤(フジ)の花言葉の由来は?

藤は、つるがしっかりと巻き付いて育つ様子から「決して離れない」という花言葉をもつようになりました。

また、「歓迎」という花言葉は、垂れ下がる花穂が、頭を下げて客人を迎え入れる振袖姿の女性に見えることに由来しています。

藤(フジ)の学名・原産国・英語

藤 花 アップ
学名
Wisteria floribunda
科・属名
マメ科フジ属
英名
Japanese Wisteria
原産地
日本
開花期
4~6月
花の色
青紫、紫、ピンク、白
別名
野田藤(ノダフジ)

藤(フジ)の開花時期と見頃の季節は?

藤の開花時期は、4~6月で、5月が見頃の時期。ゴールデンウィークに見頃を迎える名所も多く、藤まつりなどが全国各地で開催されていますよ。

藤(フジ)の種類や品種は?

日本では、本州から九州に「ノダフジ」、兵庫県以西の本州・四国から九州に「ヤマフジ」の2系統の種類が自生しています。一般的に藤と呼ばれるものはノダフジを指します。

2種の大きな違いはつるの巻き方と花穂の長さで、つるが時計回りで花穂の長いのがノダフジ系、つるが反時計回りで花穂が短めなものがヤマフジ系です。

この特徴から、ノダフジは庭植え、ヤマフジは鉢植えにされることが多いです。この他にも、アメリカの南部に自生する「アメリカフジ」や中国原産の「シナフジ」という種類もあります。

藤(フジ)は食べられる?

藤

藤はマメ科の植物で油との相性もよく、花を房から外して天ぷらにして食べることができます。天ぷらの衣を薄づけにすると、花の紫色が透けて目にも鮮やかですよ。

また、おひたしや酢の物にすると爽やかな香りが広がります。

藤(フジ)の名所にでかけてみよう

春に紫色の花を咲かせる藤は、万葉集にも歌が詠まれているほど古くから日本人に親しまれています。特に見頃の時期を迎えると、摂津の国野田など藤の名所には、美しい花を見に多くの方が訪れます。

すてきな花言葉をもっており、私たちの心を掴んで離さない藤を見物しに、一度名所に足を運んでみるのもいいかもしれませんね。

初回公開日: 2015年08月07日