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【バナナの木の栽培】育て方のポイントや苗植えの方法は?

栄養が豊富なフルーツとして、スーパーでは1年中見かけることができるバナナ。多くの糖類を含み、1日のエネルギー源として、朝食やスムージーの材料などにも親しまれていますよ。今回は、そんなバナナの栽培について、育て方のポイントや苗植えの方法などをご紹介します。

バナナの育て方のポイントは?

日当たりのよい場所で育て、少なくとも年中15度以上の気温を保つように管理することがバナナの栽培のポイントです。室内では、窓辺など日が当たる場所に置きます。冬は、8~10度くらいまでは耐えますが生長が止まり、0度を下回ると枯れてしまうことがあるので注意してください。夜はビニールなどでくるんでおくようにすると安心です。

バナナの苗植えの時期と方法は?

バナナの植え付けは、4~9月の間ならいつでもできますが、暖かくなってきた4~5月が最適です。基本的には、鉢植えで育てましょう。育てる品種は、家庭では背丈が1mほどになる「三尺バナナ」、または、その改良品種である「スーパー・ミニバナナ」がおすすめですよ。中には、観賞用の品種もあるので注意してください。

鉢植え

15~18号鉢に鉢底石を入れ、赤玉土(小粒)6:腐葉土2:川砂2や赤玉土(小粒)6~7:腐葉土3~4の割合のような、水はけのよい土を使って植え付けます。植え付け後は、たっぷり水を与えて日当たりのよい場所へ置きましょう。

地植え

常時50%の湿度と、日中の温度が26~30度、夜間の気温が20℃を下回らない暖かな地域で育てます。また、1日12時間の直射日光が当たり、水はけのよい場所を選びます。

大型の品種では十分なスペースをとり、幅と深さが30cmの穴を掘って3m以上の間隔をあけて植え付けます。小型であれば、間隔を狭くしても大丈夫ですよ。植え付ける土は、サボテンの栽培用に配合された土などがおすすめです。

バナナの水やり、肥料の与え方は?

水やり

バナナの生育期間中は、たくさんの水分を必要とするので多めに与えるようにします。鉢植えは、土の表面が乾いてきたら水やりの目安。6~8月は、毎日朝と夕方の2回ほど鉢底から水が流れるほどたっぷり水やりをします。また、結実している時期もよく乾くので注意してください。冬場は乾かし気味に管理しましょう。

肥料

バナナにとって肥料はとても重要です。生育期間の4~8月の間、2ヶ月に1回ほど8~10個の玉肥を鉢の縁に押し込んで施すようにします。生育適温である18~31度の気温を年間維持できる環境であれば、年間を通して肥料を施してください。また、葉っぱが黄色くなるときは、肥料不足のサインなので見逃さないようにしてくださいね。

バナナの植え替えの時期と方法は?

下から根が見えるようになったら適期です。根詰まりを起こすと生育が悪くなるので、根鉢を崩さないように気を付けながら、1回りほど大きな鉢に植え替えます。できれば1年に1回は植え替えるとよいですよ。

バナナの収穫の時期と方法は?

バナナの収穫は8~10月前後、開花してから70~100日ほどで実が成熟します。甘い香りが漂いだしたら収穫していきましょう。かたい果実は常温で追熟しますが、樹上で熟した果実は傷みやすいほか、やわらかくなって風味が落ちるので注意してください。

バナナの栽培で注意する病気や害虫は?

大きな病気の心配はありませんが、乾燥が続くとハダニが発生することがあります。ハダニは吸汁性の害虫で、放っておくと葉っぱの養分が吸い取られてしまうので、適度な湿気を与えて防ぎます。日頃から葉っぱの裏面をチェックし、定期的に霧吹きなどで水をかけていきます。

バナナは南国気分を漂わせる果樹

バナナは、葉っぱの形や樹形が南国の雰囲気を演出してくれます。観葉植物として、部屋でインテリアの役割をもたせながら栽培し、見事に実ができると喜びもひとしおですよ。栄養も豊富で生活習慣病の予防や腸内の健康、そしてエネルギー源として活躍してくれますよ。

初回公開日: 2016年05月30日