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【ローゼルとはどんな花?】ハイビスカスティーの原料?育て方や花言葉は?

真っ赤な実がジャムや料理のソースに利用されるローゼル。ハイビスカスティーの原料としても知られる、アオイ科・フヨウ属の植物です。

実を最も目にしますが、冬に咲くクリーム色の花はバラに似たかわいらしい雰囲気があり、十分鑑賞して楽しめますよ。今回は、そんなローゼルについて、花言葉や育て方をまとめました。

ローゼルとは?ハイビスカスティーの原料?

ローゼルは、アオイ科・フヨウ属の多年草です。ただ、寒さに弱いことから、日本では一年草として扱われます。インドからマレーシアが原産の植物で、その後北アフリカを中心に今では熱帯~亜熱帯地域で広く栽培されています。

草丈は1~2mに生長し、手のひらのように3~5つに裂けた葉っぱを互い違いに生やします。そして、晩秋から冬にかけて、中心が真っ赤に染まったクリーム色やピンク色の花を咲かせます。

その後は、実を中に包んで大きくなった紅色の萼が付きます。この実の周りにある萼が、ハイビスカスティーやジャム、ソースなどに利用されます。

ローゼルの花言葉とは?

『新しい恋』『常に新しい美』

ローゼルの花言葉は、いずれもハイビスカスのものと同じです。これは、1日しか咲かない代わりに、次々と新しい花を咲かせるローゼルやハイビスカスの性質に由来します。

ローゼルの育て方!種まき、苗植えの時期と方法は?

種まき

ローゼルの種は市販のものか、実から採取したものを使います。種まきの適期は4~5月です。赤玉土(小粒)など種まき用の土に種をばらまき、種がうっすら隠れるくらい土を被せておきます。

その後は、日の当たる場所で土が乾かないよう管理し、発芽したら土が乾いてから水やりをするようにしましょう。草丈が10~15cmほどに生長したら、鉢に植え替えます。

ただし、地面に根が垂直に伸びる直根性で、傷が付くと弱ってしまうので、植え替えはていねいに行うようにしてください。

苗植え

5~6月が苗植えの適期です。寒さにも暑さにも弱いので、場所が移動しやすい鉢植えにします。苗よりも1回り大きな鉢と、赤玉土(小粒)7:腐葉土3の割合で混ぜた土か市販の草花用培養土を使います。

根に付いた土は崩さず、植え付けていきましょう。また、草丈が1~2m以上になるので、1.8mくらいの支柱を株の横に立てて支えるとよいですよ。一年草なので、その後の植え替えは必要ありません。

ローゼルの育て方!水やり、肥料の与え方は?

水やり

土の表面が乾いたら、底から流れ出るくらいたっぷりと水やりをします。水が足りないと、葉っぱが黄色くなって枯れ落ちてしまいますよ。

肥料の与え方

植え付けから枯れるまで、肥料をかかさずに与えるようにします。5月中旬~12月まで、1~2ヶ月に1回ゆっくりと効く緩効性化成肥料を株元に施していきましょう。また、2週間に1回液体肥料を水やりの代わりに与えてもかまいません。

ローゼルの収穫の時期と方法は?

花が咲いた後に、大きくなった果実を収穫して、お茶やソース、ジャムを作っていきます。10月下旬~12月くらいが収穫の適期です。萼の付け根から切り落とした果実は、カットして中から実を取り除きます。

ローゼルの育て方のポイントは?

電灯など夜も明るい場所の近くに植え付けることは避けながら、日中は日当たりのよい場所を選ぶことがローゼルの花をキレイに咲かせるポイントです。

ローゼルは短日植物で、日が短くなるにつれて花芽が作られていきます。また、日中の日当たりが不足すると、花付きが悪くなるので注意してください。

ローゼルは美肌や疲労改善に効果のある果実

ローゼルの真っ赤な萼は、ビタミンCやクエン酸、リンゴ酸など体によい成分をたくさん含んでいます。特にビタミンCとクエン酸の効果が著しく、普段の生活に利用すると、美しい肌へと導いてくれるだけでなく、むくみの改善や疲労の回復などに効果が期待できます。

女性にうれしい効能がつまっているので、気になる方はハイビスカスティーから取り入れてみてくださいね。

初回公開日: 2016年05月18日