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豆苗(トウミョウ)とは?育て方のポイントは?

豆から茎を伸ばしている姿がそのまま袋詰にされている豆苗。若い葉っぱと茎を食べて楽しむ緑黄色野菜で、リーズナブルなことから料理にも使いやすいですよね。また、使い終わった根っこを水に浸けておけば、再び茎を伸ばす再生栽培ができることも魅力。今回は、そんな豆苗とはどんな野菜なのかと、育て方のポイントなどをご紹介します。

豆苗(トウミョウ)とは?

豆苗とは、エンドウ豆を発芽させ、ある程度大きく育てた苗のことです。種から伸びた茎と、若い葉っぱを食べて楽しみます。中国が起源の野菜で、古くは特別な行事のときや、高貴な身分の人しか食べられない希少食材でした。

日本へは1970年台の日中国交回復以降に伝わったとされています。当初は、中華料理店でしか見かけませんでしたが、その後1990年代なかばから日本でも水耕栽培されるようになり、今では野菜コーナーに1年中置かれている一般的な食材となりました。

豆苗(トウミョウ)の栄養や効果・効能は?

豆苗は、ビタミンを豊富に含んでいます。中でも、体内でビタミンAに変換されるBカロテン、ビタミンE、C、Kの含有量が豊富。いずれも、1/2パックで1日に必要な量を摂取することができます。

βカロテンはほうれん草より豊富に含まれています。抗発がん作用や動脈硬化の予防、髪や視力の健康維持などに役立ちますよ。また、ビタミンKはカルシウムを骨に定着させる働きがあり、血液を固める働きがある栄養素です。

豆苗(トウミョウ)の育て方のポイントは?

清潔な水に浸し、15~25度の気温が保てる室内で育てます。豆苗は、食材として売られているものを育てていきます。日差しの入る窓辺で育てるのが望ましいですが、外気が冷たい冬は気温が下がらない場所が栽培に適しています。

豆苗(トウミョウ)の育て方は?

  1. 豆や根より3~5cm上のところで豆苗の茎を水平に切る
  2. まるごとおさまり、水が溜められる容器に置く
  3. 根の部分が浸かるくらい水を貯める
  4. 日当たりのよい窓辺に置く
  5. 毎日水を取り替えて管理する

豆苗の水やり、肥料の与え方は?

水やり

豆苗は水栽培で育てられたものが出回っています。水が傷むと、豆苗自体も傷んでしまうので、清潔な水で育ててください。夏は朝晩の2回、それ以外の季節は1日1回水を取り替えるとよいですよ。

肥料は必要?

豆苗は水耕栽培で育つので、肥料は特に必要ありません。与えてしまうと、藻が発生してしまい、むしろ傷んでしまいます。

豆苗(トウミョウ)の収穫の時期と方法は?

豆苗は強い再生力を持った野菜です。清潔な水で育てれば、7~10日ほどで購入したときの高さにまで生長し、また食材として利用できるようになります。十分茎が伸びたら、最初と同じように根から3~5cmのところで水平にカットしてください。この方法で、1~2回豆苗は再生して楽しめますよ。それ以上は豆にカビが生えたり、株が弱ったりするので再生栽培しないほうが安心です。

豆苗を豆から育てることはできる?

エンドウ豆の種を水栽培して、豆苗を収穫することもできます。100均で販売されているザルとカゴのセットを使うと簡単です。

  1. エンドウ豆の種をたっぷりの水に5~8時間浸ける
  2. 種をザルにあげて、平らにならす
    ※豆がザルの目から落ちてしまうときは、ザルにネットを張ってから広げる
  3. 豆が半分くらい水に浸ける
  4. 毎日水を交換して管理する
  5. 夏なら4~7日、冬なら10~15日で食べ頃に育つ

豆苗は生でも食べられる

トウミョウ エンドウ 豆苗

豆苗は、栄養豊富で体によい効果をもたらしてくれる緑黄色野菜です。再生栽培も水を交換するだけと簡単なので、キッチンで育てて楽しめる手軽さがありますよね。育てたものは生でも加熱してでも食べることができます。ラー油やマヨネーズとあえるだけで、ちょっとしたおつまみになりますよ。青臭さが気になる人は、加熱して炒めものやサラダ、和えものにするのがおすすめです。

初回公開日: 2016年06月24日