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オダマキ(苧環)の花言葉は?西洋オダマキやミヤマオダマキなど種類は?

オダマキは、ヒョロリと伸びた茎の先に大きな花をたくさん咲かせる草花です。寒さに強く、日陰でもよく育つことから、ガーデニング初心者でも楽しく育てることができますよ。特に西洋オダマキは、園芸用の品種がたくさんあり、白やピンク、赤、オレンジなど花の色も豊富です。今回は、オダマキの花言葉や、西洋オダマキ・ミヤマオダマキなどの種類についてご紹介します。

オダマキ(苧環)の花言葉と由来は?

オダマキ

『必ず手に入れる』『愚か』『断固として勝つ』

■ 色別

紫色:勝利への決意/捨てられた恋人
赤色:素直/心配して震えている
白色:あの方が気がかり

英名の「コランバイン」とは、ヨーロッパの道化芝居に出てくる娘の名前です。彼女が持つ杯が、オダマキの花の形に似ていることから、道化の代名詞でもある「愚か」という花言葉がつけられました。

また、ヨーロッパではライオンの強いパワーは、オダマキの葉を食べているからだと信じられ、紫の花の葉をこすりつけると勇気が出るとされてきました。このことが、紫色の花言葉の由来に。さらに、ヨーロッパでは捨てられた恋人のシンボルとなっていることから、「心配して震えている」という花言葉がつきました。

オダマキ(苧環)の学名・原産国・英語

学名
Aquilegia flabellata
科・属名
キンポウゲ科・オダマキ属
英名
Columbine
原産地
北半球
開花期
5~8月
花の色
白、ピンク、赤、オレンジ、黄、青、紫、茶、黒
別名
アキレギア
アクイレギア
糸繰草(イトクリソウ)
ライオン草

オダマキ(苧環)とは?赤・白・紫の花を咲かせる

オダマキ 花

オダマキとは、北アメリカやユーラシア、日本などの北半球に自生する多年草です。草丈は10~70cmと種類によって違い、長い茎の先に4~5cmの花を10輪ほど咲かせます。葉は青みがかった緑色をしています。

花びらのように見える部分は、萼(がく)という葉が変化したもので、本来の花は内側の白い部分にあたります。

名前の由来

和名は、麻糸を空洞の玉のように巻いた「苧環」と花の形が似ていることに由来します。また、花の形が糸巻きに似ていることから、「糸繰草(イトクリソウ)」とも呼ばれます。英名の「コランバイン:鳩のような」は、ツボミの形がハトに似ていることが由来です。

毒性

草全体にプロトアネモニンという有毒成分を含んでおり、触れたり口に入れたりしてしまうと、皮膚のかぶれや胃腸炎を引き起こします。多量摂取すると心臓麻痺になる危険もあることから、特にペットの誤飲に注意が必要です。

オダマキ(苧環)の開花時期と見頃の季節は?

5~8月に開花期を迎え、5~6月に見頃を迎えます。代表的な花色は青や紫ですが、品種改良しやすいことからたくさんの園芸用品種が生み出され、白やピンク、オレンジなど花色のバリエーションが豊富です。

オダマキ(苧環)の種類や品種は?

オダマキ 種類

オダマキは、北半球に約70種類が自生しており、日本を原産とする「ミヤマオダマキ」と、外国産の「西洋オダマキ」の2つに大きく分けることができます。日本ではもともと山野草として愛されてきましたが、近年たくさんの園芸品種が西洋オダマキとして流通し、ガーデニングに活用されています。

ミヤマオダマキ

高山の岩場やザレ場に咲く日本原産の種類です。草丈が低く、独特の形をした花を茎の先に1~5輪ほど咲かせます。山野草として人気があります。

オダマキ

ミヤマオダマキが園芸化したもので、単に「オダマキ」というと、この種を指すことがほとんどです。草丈30~50cmで、ミヤマオダマキよりも大きな花を咲かせます。

ヤマオダマキ

日本原産の品種で、黄色の花を咲かせるものを「キバナノヤマオダマキ」と呼びます。花の後ろにある距(きょ)と呼ばれる角のような部分が、まっすぐ伸びるのが特徴です。

西洋オダマキ

シベリア原産の「アクイレギア・ブルガリス」という品種と、北米産の大輪種を数種かけあわせて作られた園芸用の品種を指します。日本で見られるオダマキよりも花が多く咲き、花色もピンクや赤、オレンジなど様々。

たくさんの品種が生み出されていることから、品種名を明記せず、「西洋オダマキ」「アクイレギア」の名前で流通していることが多いです。

クレメンタインシリーズ

花の後ろに距(きょ)がなく、クレマチスに似た八重咲きの花を上向きに咲かせる西洋オダマキです。サーモンピンクや青紫など、華やかな花色が魅力です。

ガーデニングで楽しむなら西洋オダマキがおすすめ

オダマキ 山野草

西洋オダマキはガーデニング用に作られた品種で、一度植えると、簡単な世話だけで3年ほどは毎年美しい花を咲かせてくれます。色数が豊富で、花壇に寄せ植えにするときれいですよ。交配もしやすく、育て続けていると新たな品種が生み出されるかも。

初回公開日: 2015年09月13日