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トックリラン(ノリナ/ポニーテール)の育て方と花言葉とは?

トックリランは、ユニークな草姿の観葉植物です。細くて長い葉っぱが、お部屋をすずしい印象にしてくれますよ。また、株元の幹がぷっくりと膨らんでいる姿もかわいらしいですよね。今回は、そんなトックリランの植え替えの時期と方法といった育て方と、花言葉についてご紹介します。

トックリラン(ノリナ/ポニーテール)の花言葉とは?

『多くの才能』

トックリランは、数10年に1回、先端に小さくまとまった白い花を咲かせます。この花姿を表現して、花言葉がつけられました。

トックリラン(ノリナ/ポニーテール)の学名・原産国・英語

学名
Beaucarnea recurvata
科・属名
キジカクシ科(リュウゼツラン科)・トックリラン属(ノリナ属)
英名
pony tail palm
原産地
メキシコ
開花期
花の色
別名
ノリナ
ポニーテール
徳利蘭(トックリラン)
象の足(ゾウノアシ)

トックリラン(ノリナ/ポニーテール)とは?どんな観葉植物?

トックリラン 自生 地植え

トックリランとは、メキシコ原産の常緑高木で、明治時代に日本へ渡ってきました。本来は10mほどに生長しますが、生長がゆっくりなことから、日本では観葉植物として流通しています。

幹の株元が膨らんでおり、水を貯めこむ性質があることから、長期間の乾燥に耐えられるのが特徴です。また、幹の上部から細長い葉っぱを何本も垂らしています。樹齢が10年を越えると、幹から細い茎を1本伸ばし、穂のようにクリーム色の小さな花を咲かせます。

名前の由来

幹が徳利に似ていることから、「徳利蘭(トックリラン)」という和名がつけられました。蘭の仲間ではありませんが、渡来した当時は、外国産の珍しい植物にはランとつけられていたんですよ。また、旧学名の「ノリナ」と呼ばれることもあります。

ポニーテールバームという英名は、細長い葉っぱの様子が、馬の尻尾のように見えることからつけられました。

トックリラン(ノリナ/ポニーテール)の育て方のポイントは?

トックリラン 鉢植え

日の当たるところに置けば、元気に生長してくれる丈夫な観葉植物です。直射日光に当ててもかまいません。日当たりが悪いと、葉の色が悪くなり、株元が膨らまなくなってしまいます。寒さには強いですが、霜や乾燥した風に当たると葉が傷んでしまいます。

トックリラン(ノリナ)の種まきや苗植えの時期と方法は?

種まき 小鉢 小粒の種 たねまき

種まき

花が咲いた後につく種を採取して、育てることができます。5~9月が適期です。

1. 育苗ポットに赤玉土(小粒)を入れる
2. 種を植え、1cmほど土を被せる
3. 土が乾燥しないよう水やりをして管理する
4. 1ヶ月ほどで発芽し、根が十分生えたら鉢に植え替える

苗植え

5~9月が苗植えの適期です。耐寒気温は0~5度で、1mほどに育つと植え替えが大変なことから、地植えよりも鉢植えにするのが一般的です。

鉢植えは、苗よりも1~2回り大きな鉢を準備し、根の周りについた土を1/3ほど落としてから植え付けます。地植えは、日当たりのよい場所を選んで、植え付けるようにしてください。心配なときは、株元を寒冷紗や腐葉土で覆って防寒しましょう。

トックリラン(ノリナ)の土作り・水やり・肥料の与え方

トックリラン 水やり 観葉植物

土作り

水はけのよい土を好みます。鉢植えは、赤玉土5:川砂3:腐葉土2か、市販の観葉植物洋培養土にパーライトを1割混ぜた土がおすすめです。地植えは、植え付ける1週間前に土を耕し、庭土に川砂と腐葉土を2~3割混ぜておきます。

水やり

乾燥した環境を好むので、水を与えすぎないことがポイントです。生育期の4~10月は、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。11~4月までは、土が乾いてから数日後に水やりをしてください。ときどき葉っぱに霧吹きで水を吹きかけると、美しさを保つことができますよ。

肥料の与え方

4~10月は、2~3ヶ月に1回、ゆっくりと効く緩効性化成肥料を与えるか、月に2~3回液体肥料を水やりの代わりに施します。

トックリラン(ノリナ)の剪定の時期と方法は?

軍手 剪定はさみ

茎や葉っぱが伸びすぎて樹形が乱れときは、剪定をします。4~6月上旬が適期です。葉っぱが伸びるまで3ヶ月以上かかるので、早めに行うようにしてください。また、下の方の葉っぱが茶色く枯れてきたら、早めに取り除きます。

トックリラン(ノリナ)の増やし方!挿し木の時期と方法は?

トックリラン 鉢植え

5~8月に、幹の膨らんでいるところの上を、親株が再生したときに葉っぱを茂らせたい位置で切り取ります。そして、切り取った茎を赤玉土に挿すと、1ヶ月ほどで発根します。その後新芽が出てきたら、鉢や地面に植え替えましょう。ただ、挿し木は発根する確率が低く、幹が膨らみづらいので注意してください。

トックリラン(ノリナ)の栽培で注意する病気や害虫は?

虫除け 水やり 防虫 葉水 霧吹き スプレー

ハダニ

乾燥する真夏に発生しやすい害虫で、葉っぱの裏に寄生してかすり状の傷をつけます。水に弱いので、湿らせたティッシュで株からこすり落とすか、殺虫剤を散布して駆除してください。定期的に霧吹きで葉っぱに水を吹きかけると予防できます。

カイガラムシ

茎葉に寄生する害虫で、特に葉っぱの重なりあった部分の裏につくことがあります。成虫は体が固い殻で覆われていて薬が効きづらいので、見つけたらブラシで株からこすり落とします。幼虫は、殺虫剤を散布して退治しましょう。

トックリラン(ノリナ)は育てやすい観葉植物

トックリラン 鉢植え

生命力あふれるトックリランは、耐暑性、耐寒性が強く、育てやすい観葉植物です。家を留守にしがちな方や、こまめな水やりに自信がない方でも安心ですよ。また、すぐに大きくならないこともポイント。ダイナミックさと繊細さを併せ持ち、お部屋をおしゃれにしてくれます。

初回公開日: 2015年11月15日