ホルティ 生活を彩ろう。花、植物、ガーデニング情報をお届け

【生垣とは?】作り方や日々の手入れ方法は?

戸建住宅に住んでいて、隣の家から自宅が丸見えなのはちょっと恥ずかしいですよね。また、隣人と敷地の境目があいまいで、トラブルになることも…。

そんな悩みやトラブルを解消されるために作られるのが、「生垣」です。今回は、生垣とは何なのか、作り方や剪定の時期と方法、日常の手入れについてご紹介します。

生垣とは?

生垣は、仕切りや目隠しのために作られた、高さ1~2mほどの樹木の壁や塀のことです。生垣は垣根の1種で、垣根の種類には、ブロックや土壁、コンクリートなど色々あります。

中でも生垣は、樹木を使って、和洋のデザインに合わせやすいこと、緑を増やしてガーデニング作りを楽しめることが特徴です。

生垣のように、仕切りや目隠しはもちろんのこと、防犯やガーデニングなどの目的で、敷地の周りを取り囲むものを「垣根」と呼びます。

生垣の価格は?

自分で生垣を作るなら、選ぶ樹木や大きさによって価格は変動します。苗木は700~40,000円と価格に幅があり、1本約3,000円が相場です。

専門の業者に依頼する場合は、1.5m幅で10,000~50,000が相場です。ただ、専門業者の作業費などによって価格は変わるので、詳細は事前に確認しましょう。

生垣の作り方!

支柱をしっかり立てて、植物と縄で支柱を結ぶことが大切です。苗木は植えてから2~3年の期間をかけて根付きます。それまでは、雨風にあおられて倒れたり、根付きが浅くなったりするので気をつけましょう。

1. 苗木を植える場所の土を掘り起こし、土作りをする
2. 生垣を作る幅の両端の地面に太い柱(親柱)を立てる
3. 細い柱を太い柱の間に同じ間隔で立てる
4. 親柱の間に、2~3本横向きに木を渡す
5. 横向きの木と柱を紐で結び、木をすべて固定する
6. 植え穴を掘り、苗木を植え付ける
7. 横に渡した木とそれぞれの苗木を結ぶ

生垣の日常の手入れは?

水やり

よほどの乾燥した状態が続かなければ、水やりは必要ありません。ただし、植えてから1年ほどは、根がしっかりはっていないので、乾燥に弱いものには水やりが必要です。晴れた日が続き、乾燥が激しいときに水をたっぷり与えます

肥料の与え方

植え付け時に、掘り起こした土へゆっくりと効果の出る肥料を混ぜておきます。花木や果樹を植えたい場合、花や実の栄養となる窒素成分が少し多めに含まれた肥料を春~秋にかけて与えるのがおすすめです。ただし、窒素が多すぎると、ひょろりとした弱い木に育ってしまうので注意してください。

病気や害虫の予防・駆除

病気や害虫は、弱った木に発生しやすくなります。適期に剪定をすることで風通しをよくし、水を与えすぎないようにしましょう。発生したら、早めに薬剤を散布して駆除していきます。

生垣の剪定時期と方法は?

時期

● 常緑樹:6月と10月頃(新芽・枝の生長が止まる時期)
● 針葉樹:10月頃
● 落葉樹:11~3月頃(葉が落ちた後の休眠期)

あくまで上の時期は目安で、生垣の剪定で大切なことは剪定後の状態です。花を咲かせたいのであれば、花を付ける芽が出てくる時期は避けないといけなかったり、生育期に剪定することで休眠期を過ごしたり、反対に休眠期に剪定しておくことで新芽が出やすくなったり、個々の植物の性質と目指している樹形に合わせて剪定を行います。

基本的には、真夏と真冬を避ければ、細かな剪定はいつ行っても大きな問題にはなりません。年に2~3回剪定をして、生垣を美しい状態に保ちましょう。果樹や花木の場合は、花や実が終わってから剪定すると安心です。

方法

1. 高くし過ぎない、上下左右を揃える

生垣に使う樹木は、本来の樹高が10mを超える種類も多くあります。高くなりすぎると、剪定しにくくなり、見栄えも悪くなります。太く生長の早い上部の枝や幹を中心に剪定し、下部は軽めに剪定します。

また、植物の中には、横に広がって生長するタイプの種類もあります。仕立て方の例として、上下左右を揃えたい場合は、横幅を揃えておくことも大切です。

2. 枝を透かして風通しをよくする

枝が混み合ってくると、光や風の通りが悪くなり、病気や害虫の被害を受けやすくなります。混み合っている枝や内向きの枝、生長の早い枝は根本から切り取り、量が多すぎないように手入れをしてください。

生垣の樹木選びのポイントは?低木がおすすめ

植え付ける環境に合った樹木を選ぶことがポイントです。環境の要素としては、「年間の平均気温、日光の当たる時間、植え付ける場所の土質」が重要になります。植物によって、好みの水はけや水もち、気温や日照時間が違うので、植物を購入する際に相談してみましょう。

まだ樹木が決まっていない方は、常緑低木がおすすめです。葉っぱが落ちにくく、近隣の方とのトラブルや手入れの心配が少なくてすみます。

生垣の剪定にはバリカンを活用してみよう

生垣は、防犯の目的のほか、家の周りを美しく見せる効果があります。植える植物によって、和風にも洋風にも仕上げることができますよ。

また、剪定が面倒で生垣を作るか迷っている方は、バリカンを活用するのも1つ方法です。簡単に植物を刈り込め、手間が少なくすみます。育てることも含めて、生垣作りを楽しんでくださいね。

初回公開日: 2015年11月13日