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【バジルで家庭菜園】ベランダやプランターで栽培するポイントは?

バジルは、ピザやパスタなどイタリア料理には欠かせないハーブですよね。その独特の香りから、料理のアクセントに加えやすく、ハーブといえばバジルを連想する人も少なくありません。また、近年はゼリー状になる種が飲み物に加えられているのもよく見かけます。

今回は、そんなバジルの家庭菜園での育て方について、ベランダやプランターで栽培するポイントなどを詳しくご紹介します。

バジルをベランダやプランターで栽培するポイントは?

直射日光の当たらない、明るい場所で管理し、乾燥させすぎないことがポイントです。西日など強い日差しに当たると葉っぱが焼けてしまい、日光が足りないと弱い株に育って収穫を楽しめなくなってしまいます。また、乾燥に弱いので、土の水もちと水はけのバランスを植え付ける前に整え、水やりは忘れずに行ってください。

バジルの種まきや挿し芽の時期と方法は?

バジルは、種まきや挿し芽から育て始めます。家庭菜園といっても小さな庭やプランターなど育てる場所もバラバラです。いずれの方法も、気温が20度を超える4~6月が種まきや苗植えの適期です。

種まき

プランターやベランダ菜園などスペースが限られている場所でバジルを育てるときは、種を土へ直接まいて育てるのがおすすめです。鉢のサイズに合った苗へ育てやすからです。

また、バジルの種は光に当たらないと発芽しないので、土や光を遮らないよう注意しましょう。土は、市販のハーブ用培養土や野菜用培養土が適した配合になっていて使いやすいですよ。自作するときは、赤玉土(小粒)7:腐葉土3の割合で混ぜた土にスプーン大さじ1杯の苦土石灰を混ぜたものがおすすめです。

  1. 鉢やプランターへ鉢底ネットを敷き、2~3cmの高さに鉢底石を入れる
  2. 容器の縁から2~3cm下あたりまで土を入れる
  3. 土に水をかけてしめらせ、種が重なり合わないようスジまきか点まきにする
    ※種に土は被せない
  4. 土が乾かないよう霧吹きで水やりをして管理し、発芽を待つ
  5. 双葉が生えてきたら、株同士が触れ合わないように芽を間引く
  6. 本葉が2~3枚になったら、生育のよいもの以外を間引く
  7. 本葉が4~5枚になったら、株同士の間隔が20~30cmになるよう間引く
    ※6号鉢に1株、65cmプランターに3~4株が目安

挿し芽

スーパーなどで食材として売っているバジルや摘心した茎を使って、新たに育てていくことができます。種よりも収穫までの時間が短く、余った部分を再利用できるのでとてもエコな方法です。植え付けてから数日は日陰で管理し、徐々に当たる日光の量を増やしていくことがポイントです。

  1. バジルの茎を8~12cmくらいの長さに切り取る
  2. 茎の先端の葉っぱを2~4枚残し、他は切り落とす
  3. 水を入れたコップに茎の切り口を浸ける
  4. 毎日水を交換して発根を待つ
  5. 根がびっしり生えてきたら、鉢やプランターに植え付ける
  6. 日陰で数日管理し、徐々に日向へ移動させる

家庭菜園でのバジルの水やりや肥料の与え方は?

水やり

バジルは乾燥が苦手で、水が不足すると大きく育ちません。土の表面が乾いてきたら、容器の底から流れ出るくらいたっぷりと水やりをしましょう。特にプランターは乾きやすいので、夏場は土の状態を朝と夕方に確認すると安心です。

肥料の与え方

市販の培養土はすでに肥料が混ぜ込まれていますが、生育期は、それでも足りないほど肥料を求め、生長する生命力の強さをもっています。4~10月の間は、液体肥料を7~10日ごとに施してください。

家庭菜園でのバジルの手入れ。摘心の時期と方法は?

摘心

植物は上に向かって伸びていく力の方が横に広がる力よりも強い性質をしています。そのため、ある程度草丈が伸びてきたら、茎の頂点を摘み取ることで、横へ広がる生長を促すことができます。この作業が「摘心」です。バジルは、草丈が20cmほどになったタイミングで摘心をしていきます。

節の少し上から先端に付いている芽を摘み取ると、そこから左右に脇芽が生え、株がこんもりと茂るようになります。草丈が20cmほどになったタイミングで3~4回同じ作業を繰り返すと、枝葉が茂って収穫量も増えるので適期を見逃さないようにしてくださいね。

花芽摘み

花が咲いてしまうと、株の栄養が分散して、茎葉が固くなってしまいます。花芽をみつけたら順次切り取っていきましょう。

家庭菜園でバジルを収穫する時期と方法は?

何回か摘心をすませ、バジルの草丈が20cm以上になったら、先端から順番に葉っぱを手で摘み取っていきます。7~10月の間であれば、必要な分だけを取って、色々な料理に加えて楽しむことができますよ。たくさん収穫できたら、ジェノベーゼなどソースにしても楽しいですね。

バジルはベランダやプランターで育てやすい家庭菜園向きのハーブ

バジルは草丈がそれほど高くならず、生育も旺盛なハーブなので、ベランダやプランターで行う家庭菜園に向いています。ただ、日光が不足してしまうと弱い株に育つので、育てる場所はきちんと吟味してあげたいですね。たくさん集荷できたら、ビネガーやオイルに漬けこんだり、バターと混ぜあわせたり、ピザにトッピングしたりと、自分好みのアレンジを楽しんでください。食べきれないときは、冷凍保存もできますよ。

初回公開日: 2016年04月13日