結婚式で花嫁に欠かせないものといえばブーケですよね。最近のブーケは、花材や色、形などが様々でどのブーケを選ぶかによって印象も全然違います。結婚式のテーマや衣装、式場の雰囲気に合わせて一番お似合いのブーケを選びたいもの。そこで今回は、ブーケにはどんな種類があるのか、種類ごとの特徴やおすすめの花材などと合わせてご紹介します。
ブーケの種類を選ぶポイント
1. ドレスとの相性
ドレスとの色合い、素材や質感がマッチしたブーケを選びましょう。ブーケを持った花嫁が一層引き立ちますよ。
2. 季節との相性
季節にあった花を使ったブーケを選びましょう。春から夏にかけては、バラやカサブランカなどが開花期を迎えます。旬を迎えた花を花材にすれば、生命力に溢れたブーケが作れますよ。
3. 花嫁に合った大きさ
花嫁よりも目立つ大きなブーケは控えましょう。背が高い方には、キャスタードブーケやティアドロップなどがよく似合います。体格の小さな方には、ボールブーケやアームブーケがおすすめです。
1. ラウンドブーケ
花材:バラ、トルコキキョウ、ダリア、ラナンキュラス
ラウンドブーケは、小さめの花を正面から見たときに丸い形にまとめたブーケです。一色の花ならスタイリッシュに、たくさんの種類の花を使うと、華やかな印象に。最もオーソドックスなタイプで、どの衣装や式場にも合わせられる使いやすいブーケです。
2. ティアドロップブーケ
花材:バラ、カラー、カサブランカ、胡蝶蘭、ユーチャリス
涙のしずくが逆さまのように見えることから名づけられたのが、ティアドロップブーケです。ボリューム感がありインパクトのある姿が特徴のブーケです。可憐で、大人っぽさが演出したい場合におすすめです。
3. キャスケードブーケ
花材:カサブランカ、トルコキキョウ、胡蝶蘭、ユーチャリス
キャスケードブーケは、滝をイメージしたブーケです。ティアドロップブーケよりも大きく、縦に長いのが特徴です。キャスケード(滝)から名付けられたブーケは、華やかでダイナミックなブーケを求めている方におすすめです。
4. オーバルブーケ
花材:バラ、カサブランカ、トルコキキョウ、シャクヤク、カーネーション、カラー、ラナンキュラス
オーバルブーケは、丸い膨らみを持った楕円形のブーケです。ラウンドブーケとキャスケードブーケの中間のような形で、ふっくらとした姿が優しい印象を与えてくれます。花びらの大きな花材がよく似合います。
5. クラッチブーケ
花材:バラ、チューリップ、ラナンキュラス、シャクヤク、チューリップ、スズラン
クラッチブーケは、「ぎゅっとつかむ」という意味のブーケ。長い茎を持ち手として残しているため小ぶりで持ちやすく、持ちながらでも動きやすいのが特徴です。花材によっては華やかにもカジュアルにもアレンジできますよ。
6. アームブーケ
花材:カラー、カサブランカ、ヒマワリ、アマリリス、アジサイ、カーネーション
アームブーケは、クラッチブーケと同じで茎を持ち手としたブーケです。クラッチブーケよりも茎が長く、脇に挟んで持てるのが特徴です。茎のラインがよく映えるので、カラーなどが主流です。花数も多くはないので、シックで大人っぽいブーケを探している方におすすめです。
7. ボールブーケ
花材:ガーベラ、ピンポンマム、スカビオサ
ボールブーケは、持ち手も合わせて全体的にまん丸な形をしているブーケのことです。小ぶりで可愛らしく、女性らしい印象をあたえてくれます。リボンなどをつけてアレンジしたり、腕につけたりすると持ち運びやすく、個性的な印象を与えてくれますよ。
8. クレッセントブーケ
花材:ユーチャリス、トルコキキョウ、デルフィニューム
クレッセントブーケは、三日月のような形をしたブーケです。クレッセントが「三日月」を意味し、緩やかな弧を描いた形が特徴です。ブーケの中では珍しいアシンメトリーの形をしており、インパクトのある姿から、最近人気のあるブーケです。
9. リングブーケ(リースブーケ)
リングブーケは、別名リースブーケとよばれるウェディングシーンに新鮮な印象を与えてくれるブーケです。王冠のような飾り方から爽やかな飾り付けまで、アレンジの幅が広いのもうれしいところ。妖精のようなドレスやAラインのドレスなどにお似合いです。
雰囲気に合ったブーケの種類を選ぼう
結婚式の雰囲気によって、色々な選択肢があるブーケ。形に迷ってしまう方は、好みの花で選ぶとよいかもしれません。花材が限られた種類のブーケもあるので、花言葉や花の色、ウェディングドレスに合わせてブーケを選び、最高の結婚式を迎えてくださいね。
更新日: 2021年12月15日
初回公開日: 2016年04月30日